ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

マスカサーティーン収穫終わりました

2022-08-26 | 日記

マスカサーティン収穫が終わりました。

6月中旬の袋掛けのころまで粒の肥大が悪く、今年は小さいままかなと思っていましたが、収穫時にはまあまあの太りでほっとしました。

肥大の後半にグッと太るタイプなのでしょうか。結果的に小粒果(青みが強く小さな粒)もあまり混ざることなく糖度も上がっていい房に仕上がりました。

シャインマスカットもどんどん収穫できているので、26~7日には終了するのではないかと思います。

 

〈これからの収穫〉

BKシードレスが最盛期に入ります。色付きがやや薄いですが、糖度は18度以上あるので比較的色付きの良いものからとっていきます。

クイーンニーナも色付きが悪くうっすら紅色が付く程度ですが、糖度は十分あるので収穫していきます。

昭平紅は今年裂果もなく、肥大も順調です。ほかの品種に比べやや糖度が低め(16度~17度)ですが、酸が少なく食味は十分なので、少しづつ収穫を始めたいと思います。

マニキュアフィンガーも数は少ないですが、房は大きくボリューム感がありびっくりする房になりました。

糖度も高いもので18度になり、酸味も少なくなってきましたので来週初めあたりから収穫が出来そうです。

今年は種無しにしていないので、食べるときに種があるので注意してください。

種の位置は下の写真の四角に囲んだあたりにあるので、その手前でナイフで切るか、口でかみ切ると種が見えて取りやすいです。

昭平紅もマニキュアフィンガーも皮ごと食べられるので、凍らせてシャーベットのするのもおすすめです。

 


ナガノパープル収穫終わりました

2022-08-19 | 日記

ナガノパープルが昨日で収穫終わりました。

昨年は裂果が多かったですが、今年は割と少なく、着色もほぼ真っ黒で満足の出来でした。

ナガノは皮ごと食べられるのが特徴ですが、人によって渋みを強く感じるようです。

我が家でバラバラになった粒を冷凍して食べて見たところ、しぶみはなくて、とても美味しかったです。

今年は終わりましたが来年やってみてください。

〈これからの収穫〉

マスカサーティーンが残りわずかになりました。シャインは残り1/3くらいです。Bkシードレスとピオーネも少しずつ取れ始め、これからのメインになります。

昭平紅は23日くらいから収穫できそうです。


今年の収穫の予定です。

2022-08-13 | 日記

11日から今年のぶどうの収穫が始まりました。

栽培している品種の収穫予定を立ててみました。

収穫が終わる順番で書き込んでみました。

①ナガノパープル 今年は着色も良いので、8月20日ぐらいにはほとんど終わりそうです。

②マスカサーティーン 昨年よりやや遅れていますが、順調に黄色くなってきています。8月25日くらいまでは持ちそうです。

③シャインマスカット 第2農園と自宅庭の2か所にあります。自宅庭はまだ糖度がいまいちなので、2か所合わせると27~8日くらいまでは続きそうですが、収穫のピークは17~22日になると思います。

④ピオーネ 糖度は早いもので20度ありますが、着色があまり進んでいないので、収穫の始まりは15日以降にしたいと思っており、ピークは22~26日くらいになると思います。

⑤クイーンニーナ 第2農園と自宅庭の2か所で栽培していますが、いずれも木が小さいので房数はすくないです。着色もあまり進んではいないのですが、糖度は17度以上になり始めました。もう少し着色させて収穫したいので収穫初めは17日以降、20~22日ごろにできるだけ取りたいと思っています。

⑥BKシードレス 日増しに糖度と着色がよくなってきました。収穫初めは15日にできると思いますが、ピークは20~22日ごろではないかと思います。

⑦昭平紅 着色にばらつきがあり、全体的に色づき始めたものはまだ数房です。糖度ももう少しあがらないとだめなので、15,17日くらいには獲れ始めるようですが、ピークは20日以降だと思います。

⑧マニキュアフィンガー 今年は着房が少なく、わずか25房程度です。着色は進みつつありますが、まだ糖度も低く、酸味も強いので収穫は23日以降になると思います。房が少ないので収穫が始まれば1週間で終わりそうです。

⑨涼香(すずか) 房は結構付きましたが、着色と肥大の進みがあまりよくありません。まともなものになるかもう少し見ていかないとわからない状態です。収穫できても8月下旬になると思います。

<収穫スケジュール予定表です。>


8月11日 収穫を始めました。

2022-08-11 | 日記

これまで2日おきに糖度を調べ、18度以上になったものから収穫をすることにしています。

8月10日夕方に調べたところ、

ナガノパープル16~19度、シャインマスカット16~18度、マスカサーティーン16.5~18度、ピオーネ16~20度、昭平紅13~15度、BKシードレス16~17.5度、マニキュアフィンガー14~14.5度、クイーンニーナ16~17度という結果でした。

いよいよ明日から、ナガノパープル、シャインマスカット、マスカサーティーンの3品種が収穫できそうです。

<ナガノパープル>

果軸の根元まで黒いものは、食べても酸味がなくなってきたきました。糖度も十分です。

皮ごと食べれて、独特の風味があります。人によって渋みが強めに感じるかもしれませんが、ポリフェノールの渋みなので体にはいいと思いますよ(笑)・・私は好きです。

ただ、皮が薄いため、房によってはひび割れている粒もあります。

<シャインマスカット>

もう知らない人はいないと思われるほど、一気にメジャーになりました。

マスカットの香りと皮ごと食べられ、酸味が少ないことで子供から大人まで大人気です。

私としては、黄色くなった糖度の高いシャインがおすすめ。明日から収穫始めますが、来週にはぐんと糖度が上がってくると思っています。

今年は、完全種無しになっておらず、時たま種があるので食べるときに注意が必要です。

また、房の中に、ほかの粒より小さく青みがあるものがあることがあります。それは酸っぱく硬いので食べないように。

<マスカサーティーン>

山梨県 植原葡萄研究所がシャインマスカットを親にして作った品種です。

シャインマスカットに比べ、皮が薄く皮ごと食べても違和感がない。シャインよりマスカットの香りが薄いけど上品な甘みが特徴です。

私は個人的にシャインよりおいしいと思ってます。まだ、若木なので粒が小さいですが、これから年々大きくなってくると思っています。

これもシャイン同様、完全種無しになっていません。また、房の中に、ほかの粒より小さく青みがあるものがあることがあります。

<ピオーネ>

皆さんが知っている品種ですね。品種登録されてほぼ50年ですが、今でもその香りと甘み、食感は多くの人に好まれていると思います。

ただ、温暖化が進む今日、赤いまま(赤熟れといいます)で黒くならなくなり、作りにくくなっている品種でもあります。

うちの農園でも、ほとんどの房が色づいても赤紫色でこれ以上黒くなりません。ただ、糖度は20度近くまで上がり、食味はとっても良好です。もはや違う名前を付けた方がいいかも。

↓(8/10ではこの程度で収穫は来週以降になります)

<BKシードレス>

九州大学が巨峰とベリーAを交配して作った3倍体品種です。3倍体ということは元々種ができないということで、わざわざ種無し処理をしなくていということです。が粒を大きくするためにジベレリン処理を行っています。

巨峰やピオーネより色が黒くなりやすいのも特徴です。

8/10現在の糖度はまだ低いので、収穫は来週以降になると思います。

昭平紅、クイーンニーナ、マニキュアフィンガーの収穫は、今のところ20日以降になりそうです。

 


8月3日 着色が少し進んできました。

2022-08-03 | 日記

第2農園の今の状態です。

去年の8月3日はそろそろ収穫できる状況でした。

マスカサーティーンはシャインマスカットの子供ですが、成熟が早くこの日から収穫ができました。

それに比べると今年は成熟が遅く、色や糖度からもう10日ぐらい先になりそうです。

↓今年8/3のマスカサーティン        ↓去年8/3のマスカサーティーン

ナガノパープルだけは、来週後半に取れ始めるかもしれませんが・・・・

↓ナガノパープル

ほかの品種は下のような状態で、今年は収穫が遅れそうです。

BKシードレス(去年より着色がよくないです。収穫は8月終わりごろかも)

シャインマスカット(まだ青臭いので、収穫は20日くらいになりそうです)

ピオーネ(粒は大きくなってますが、やっぱり色は黒くならないかも)

昭平紅(去年より着色は良さそう。去年、8月の長雨で裂果しました。今のところいいですが・・・

雨の降らないことを(祈り)。

マニキュアフィンガー(今年はGA処理をせず、種ありです。)