３場開催は年寄りにはしんどい

東京９Ｒ　芦ノ湖特別　芝1600ｍ
◎トロヴァトーレ
　トライマイベスト＝El Gran Senor５×４、Nureyev５×５でキングカメハメハ系のセオリ配合でさらにMr.Prospector４・５×５・５。ソニンクの牝系で小脚、速力のある走りで2400ｍという馬ではないだろう。1800ｍあたりがベストか。馬群をクリアしたこともあるが、母がエンペイアメーカー×スペシャルウィークでデビュー勝ちのときの最外差しが本質か。折り合い面も含めて1600ｍで外枠で２勝クラスなら前走には目をつむって狙っていける。

東京11Ｒ　ジューンＳ　芝2400ｍ
◎シーウィザード
　同舞台の六社特別は前有利の見立てでハーツコンチェルトに対して斜に構えたが、今回もそういったスタンスでＯＫの展開が想定される。
　祖母の父がアフリートでごちゃつきはNGだが、気分よく先行できればペースに緩急をつけられるしこういった距離への適応力は高いはずだ。外枠からもまれずに先行が描けるここは能力の発揮どころだ。ちなみに４角で３番手以内では（３２１１）。

京都９Ｒ　一乗寺特別　芝2000ｍ内
◎ゴールドプレス
　トライバルチーフ５×４で祖母はテスコボーイ２×４だからPrincely Gift継続配合。ゴールドシップ産駒でも軽い馬場向き、平坦向きという見立てをしている。前走は１、２着馬は器が違うといえる存在で早めに追いかけていきながら３着馬とは０秒２差は悪くない内容だ。このメンバーで自然体で運んで好走確率は高い。

京都11Ｒ　水無月Ｓ　芝1600ｍ外
◎リッケンバッカー
　ロードカナロア産駒でNureyev≒Sadler’s Wells５×３。ストライド走法で広い馬場、外回りではＮＨＫマイルＣ４着やアーリントンＣ２着の重賞で好走。イン差しマスターで上昇気流の乗ってきた今、もうひと伸びの出世を期待したくなる。

函館10Ｒ　松前特別　芝1800ｍ
◎パワーホール
　母の父がデインヒル直仔で自身にFappiano５×５。小回り1800ｍがベスト。