怒りの矛先・・・怒りの走馬燈…

秦基博　なごり雪

最近・・・毎晩のように過去の清算をさせられている誰に・・・自分自身に・・・

特に相手に向けていた怒りの感情が自分に帰って来ている。毎晩のようにうなされては、その時の相手の心の痛みや体の痛みを味わいながら自分の行ってきた人としての過ちを感じさせられている。とても辛い・・・目眩がするほどに・・・

心臓がバーストしてから私は弱くなったのか？

自問自答する。。。

今日もお節介なオバサンに心臓の事をあれこれ言われ・・・心配してくれている事は理解出来るのだが・・・開胸ＯＰを進めれた…大阪に良い医者がいるからと・・・そんな何カ月も入院しなくてはならないリスクはしませんとお伝えしたのだが・・・最終的には、家族の事も考えなさい。と言われ・・・「そんな事では７０歳までは生きる事はできない」と言われ・・・我慢が出来なくなった私は怒鳴ってしまった。そしたら胸が早鐘打ってきた。止めに入った妻にも怒鳴ってしまった・・・とても後悔している。

その時の妻の心の内を思うとやりきれない思いで一杯になる。以前の私ならば怒鳴るだけでは済まなかったのですが・・・そういう自分の行ってきた事を相手の気持ちになり今体験させられている。

そして一通り体験させられると最後には必ずと言って良いほど背後から、とても優しい気配を感じ、私の右肩にそっと温かい手を乗せてくれるのです。

そして自問自答する。

怒りを相手に向けると・・・必ず自分自身に帰ってくる必ず・・・

そして必ず深く反省させられる。

とげとげしいエネルギーでもある怒りという感情・・・刃物と同じなんだと思う。その刃物を鞘から抜かずに納めていなければならない。

それが解りかけた時・・・

以前よりも強くなっている自分を感じる事ができた。

心の中心を保つ事でニュートラルな感情を理解する事が出来るという事も理解出来た。

怒りを覚えた時は・・・今という時を生きていない事も解った。過去に囚われ堂々巡りをしていると怒りの感情に振り回されて、そのような現実を創造してしまう。

ありがとうございます。