一昨年のクリスマスにブルドッグのさくらが、
翌年の3月にレオンが、
そして今年の11月にミルがそれぞれの犬生を全うして
旅立ちました。
生きている間はもちろん一生懸命私達に癒しと安心感を
与えてくれましたが、
亡くなった後も、それぞれに教えてくれたことがあります。
私の場合、レオンだったのですが、
レオンが亡くなる前の夜、私は”しんどかったら待ってなくていいから、
楽になったらいいよ・・。”と伝えて帰りました。
そして、翌朝早くに旅立っていました。
何の後悔もありませんでしたが、
どうしてるのかなあ~とか時々思っていました。
そして、しばらくは全く夢にも現れなかったのですが、
数ヶ月経ったころ、かっぱ先生が”今日はレオン来とるな・・”といった時が
ありました。
確かその夜に見た夢だったと思います。
それは、山や丘を超えてず~っと続く長い道を
数千頭、数万頭という犬たちが、あのヌーの大移動のように
歩いて来ます。
私はその大群の脇の少し高い位置から色んな犬種の犬達が
歩いて来るのを見ています。
その中に、レオンとそっくりな犬が2頭歩いて来ます。
誰かが、”あっちがレオンや!”と言ったけど
私はもう1頭の方だと思い”レオン!!”と叫んでみました。
すると、振り返って私の方へ尻尾を振りながら
よって来てくれました。
私は、レオ~ンと言いながら懐かしい感触で頭を数回撫ぜました。
すると、レオンは全く声を発することなくす~っとまた大群の中に戻り
前をむいてみんなと一緒に歩いて行きました。
止めようとは思いませんでした。なぜなら、
私は、あの振り返った時の目が忘れられません。
今度、違う犬種で生まれ変わってきても、きっとあの目を
覚えていればレオンだとわかると思ったからです。
そして、この11月にミルが亡くなった時 ミルや歴代の犬達が
かっぱさんを通じて教えてくれたのは、
もう生まれ変わらなくていい自由でのどかな所に歴代のわんこ達と
楽しくいるということでした。
私が、生きている間に生まれ変わりと会えるのかな?と
ちょっと楽しみでもあったのですが、
ず~っと楽しい自由な所にいれるんだなあ~、と
思うととても嬉しく感じますしよかったです。
もし、あそこで前へ進んで行くのを止めていたら、
また亡くなった後も、気持ち的にいつまでも
人間が依存して歩みを止めていたら
せっかく自由な世界に自分の力で行こうとしているのに
それを、引き止めることになるんだろうなと感じました。
犬も人間も同じだそうです。
それと、心配しなくても必ず仲間や他の犬達と
一緒にいて寂しくないということです。
さくらの時も ちゃ~んと教えてくれました。
それから、ミルの兄妹犬が私の姉の所で飼われて
いたのですが、ミルより一足先にこの8月に旅立っていました。
ミルとそっくりでラリちゃんといったのですが、
姉の夢に出てきて、やはりのどかな場所で
大きな岩のような石のような上に白い犬が、
長老のように着飾って座っていたそうです。
その周りを自由にラリちゃんや他のわんこ達が
遊んでいるというような夢だったそうです。
急だったので落ち込んでいた姉もそれを見てから
落ち着いたようです。
どうやら、それぞれにちゃんと行き場所があり
ちゃんとお迎えもあるようです。
みんな、本当に律儀で私達にお礼を言ってくれ
旅立ってからもちゃんと安心させてくれます。
ほんとに、感謝感謝です。
そして、自分も人生を全うした時にきっと会えると
思うので楽しみにしています。
いつか書こうと思っていたのですが、今回ミルが教えて
くれたことで自分の思い違いもわかり理解できてよかったです。
ありがとうございました。
みんなありがとうね。
こちらも、ロック達と楽しくやってるよ。