2022-23 伊豆・横浜年末年始のツアー vol.4
マナティーに
逢いに行きますわに?
12月31日(土)
今年の締めくくりは伊豆半島東岸です。
こちらには熱川バナナワニ園、伊豆アニマルキングダム、伊豆シャボテン公園動物園があり、今日はその内、熱川バナナワニ園、伊豆アニマルキングダムの2園を訪れます。
8時にホテルをチェックアウトし、伊東駅前のレンタカー屋でレンタカーを仮受けます。
ここから熱川バナナワニ園までは40分弱です。
熱川バナナワニ園は本園と分園に分かれており、本園には日本でここにしかいないアマゾンマナティーがいます。
分園にはニシレッサーパンダがおり、これも日本でここだけの飼育です。
開園前に本園の駐車場に到着し、まずは、本館ワニ園へ。
正確には本園もワニ園と植物園に分かれており、マナティーがいるのが植物園、レッサーパンダが居るのは分園となっています。
ということで本館ワニ園を軽く一周して、道を挟んだ反対側の植物園に。
おりましたよ、マナティーさん。
名前をジュントくんと言うらしいです。
浮いたり沈んだり、ときおりこちらを覗きに来たり、可愛いです。
午後からは特別ガイドもあるようですが、時間の関係でパスです。
10時30分のご飯タイムを見学し、離脱します。
次は分園のレッサーパンダです。
本園、分園館は連絡バスが出ているので、こちらで分園に向かいます。
イラストがたまりません!!
こちらも11時からオヤツタイムがあるようですが、それまでは撮影に専念です。
で、肝心のオヤツタイムですが、人が多すぎて少し離れた場所から拝見します。
ガチ勢、ニワカ勢、一般観光客等々、入り乱れてアカパンダのお食事を眺めます。
満足したところで、バナナワニ園を後にし、15分程離れた、伊豆アニマルキングダムに向かいます。
こちらも大盛況で駐車場はほぼ満車状態です。
とりあえず昼食にします。
特に目新しいものやネタ的なものがないので、カツカレーで済ませておきましょう。
昼食後は園内をざっくり見て回ります。
徳山動物園からお嫁に行ったアミメキリンのイロハさん
他の2頭のキリンといっしょにおやつをもらっていました。
オグロヌーが3頭いたはずですが、2頭しかいませんね。
SNSでそのことに気付いた方が問い合わせたところ、1頭亡くなったようです。
ホワイトタイガーは安定して元気です。
チンパンジーのハマさん。
スマホで撮った自分の写真を認識するようで、スマホで見せてあげたら喜んでいました。
その他、ゾウやらサイやら、いるんですが、概ね流し見です。
なんだか、ここ数日、睡眠時間が短いので早めに車に戻り、1時間程仮眠をとっておきます。
ところで・・・
よくSNSで
1 「野生動物とのふれあい」はどこまで許せるのか?
2 「動物の擬人化」はどこまで許せるのか?
と、議論がなされています。
そんなことに結論なんて出ないだろうとは思うのですが、自分の中の基準はこんな感じ。
1について
・向こう(動物)から触れてきた際は、喜んで触れさせる。
・餌やり上等。ただ真の「さわりスト」としては、餌なしで寄ってきてくれたらめっちゃ嬉しい。
2について
・割と寛容。ただし、「いい」「悪い」の判断の上であって、「好き」「嫌い」の上では正直「嫌い」。
・普通にそこら辺の園館がしている展示について不満に思っている。例えばカピバラの温泉とか東家で休むレッサーパンダとか、あまり燃え(萌え?)ない。
・生息環境に近い展示施設が好きだが、じゃあ「そんな施設では雨が凌げない」と騒いでる人を見ると、「なるほどな」とは感じるが、それが正義とは思わない。
・某アニメのおかげで動物ファンが増えたのは明らかな事実。俺も興味本位で見てみたが、ジャイアントパンダの尻尾が黒かったのを見て、失望し見限った。
・最近では競争馬の少女擬人化アニメがあるが、少女が駈けっこをしているとしか感じ得ず、最終的に何が楽しいのか全く分からず、俺の中では終わった。
そんな事をぼ~~っと考えている内に閉園時間です。
16時過ぎに嫁を回収し、今日の宿に向かいます。
今日の宿は河津桜が有名な河津町から少し奥まった場所、川端康成が「伊豆の踊子」執筆した温泉街にある「踊子荘」です。
格安コースなのですが、きっと、昭和の雰囲気を醸し出す俺好みの宿です。
ナビに従い20分程で到着です。
中々タイトな道の奥に駐車場があります。
そこから階段を登れば期待通りの鄙びた温泉宿に到着です。
部屋は6室だそうで、ココでも文豪が筆を走らせていたのかと心躍らせています。
壁には赤塚不二夫先生のニャロメが・・・
ええっ、文豪ですっ
まずは温泉から。
内湯ですが雰囲気抜群。加温していますが源泉かけ流しの温泉です。
夕食も値段相応の食材ではありますが、どれも美味しく、大晦日を迎える宿としてはもってこいではないでしょうか。
なんやかんやで夕食後はテレビを見つつ年明けを迎え、そのまま熟睡です。