別 名 「なんじゃもんじゃ」
花言葉 「清廉 」
花言葉の由来
花の表現では、ひと固まりの雪・花など白い花の塊をさしてこの名前が付けられました。
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・木犀(もくせい)科。
・学名
Chionanthus retusus
Chionanthus :ヒトツバタゴ属
retusus : 先端が、ややくぼみのある円形の
Chionanthus(チオナンサス)はギリシャ語の「chion(雪)+ anthos(花)」が語源で、
白い花のかたまりを雪にたとえました。
学名のChionanthus は、ラテン語で、Chionは雪、anthusは花のことで、雪が積もったように白い花
という意味です。
・開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・プロペラ型の白い花が咲きますが、すぐ散ってしまいます。
花には芳香があります。
花後に果実径1~2cm程の楕円形の果実が多数成り、秋に黒熟します。
春先には白い花が咲いて、秋には白い実と熟した青黒い実が同時に付いたりします。
・11月頃実は徐々に黒く熟していきます。初めは白く黄緑色から黒色の実が入り交じった状態です。
名前の由来
・ヒトツバタゴの名は、木の形状がタゴの木に似ていることに由来します。
愛知県犬山市池野字西洞地区には、国指定天然記念物のヒトツバタゴ自生地があります
タゴが羽状複葉であるのに対し、ヒトツバタゴは、単葉(一つ葉)であるため、
尾張の本草 家植物学者の水谷豊文により、1825年(文政年間)に、この地で発見され、命名され たそうです。
・明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いにこの「なんじゃもんじゃの 木」があり、名前がわからなかったので「何の木じゃ?」などと呼ばれているうちにいつの まにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったようです。
「何でふ物ぢゃ」 →「なんじゃもんじゃ?」
・昔、江戸青山六道の辻(現在は明治神宮外苑内)の人家にあった木は名前がわからないので 「なんじゃもんじゃ」(または青山六道の辻にあったことから別名「六道木」)と呼ばれて おりました。ちなみに「なんじゃもんじゃ」とは「何じょう物じゃ(なんというものか)」 の意味です。
・水戸黄門こと徳川光圀(みつくに)が時の将軍に「あの木は何という木か」とたずねられ、 その返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」であると答えたと言われています。将軍 に対しての名即答ぶり、さすが名君のほまれ高い黄門さまならではの逸話ですね。
・千葉県神崎町の「神埼(こうざき)神社」(利根川沿いにある)にあるくすのきは、水戸黄 門が自ら「なんじゃもんじゃ」と言ったとの伝承もあるらようです。
ただし、一般的によく知られているのは上記青山練兵場に植えてあったのと同じ、
「一葉(ひとつば)たご」と呼ぶ種類。
(「たご」は「とねりこ」という木の方言名。「とねりこ」が羽状複葉であるのに対して
こちらが単葉であることから名づけられました)
・「なんじゃもんじゃの木」という名前の木はいろいろあり、「くすのき」「あぶらちゃん」
「かつら」等に「なんじゃもんじゃの木」の名前がつけられております。
(関東地方で多いらしい)。
「なんじゃもんじゃ」とは木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明の立派な木を 指していいます。
・花弁は細長く清楚な趣をしており、花は新枝の先に白い花をびっしりとつけ、長さ7~12cmの 花房にまとまって咲きます。そのサマは雪化粧のような清らかさです。9~10月になると卵形 の果実が黒紫色に熟します。実生でよく育ちますが、生育のスピードが遅く、開花するまで に約10年を必要とすると言われます。発芽時期を早めるためには、なるべく早く種を採って 種まきをするのがポイントです。用土は特に選びません。
・外苑の「なんじゃもんじゃ」(ヒトツバタゴ)は大正13年に天然記念物に指定されました が残念なことに昭和8年に枯れてしまいました。いま外苑の聖徳絵画館前にある2代目の木 は元帝国大学教授の白井光太郎博士が根接法により1代目の木から得たものを昭和9年11 月に植え継がれたとされています。そして今では外苑のいたる所で見ることができ、また明 治神宮の内苑にも昭和51年に植えられて、現在宝物殿の東側、会館車道玄関前、西参道芝 地にそれぞれ1本ずつあり、5月になるとみごとな白い花を咲かせます。
・聖徳記念絵画館の「凱旋観兵式」の絵の中にもこの「なんじゃもんじゃ」の木が描かれてい ます。
※トネリコとは
モクセイ科の落葉小高木。本州の山地に自生、また人家や田の畦(あぜ)に栽植。高さ約六メートル。
芽に褐色毛を密生。葉は羽状複葉。雌雄異株。春四弁淡緑色の細花をつけ、翼果を結びます。
樹皮を秦皮といい、収斂剤・解熱剤とし、また膠(にかわ)に製する。材は家具、スキー板、野球バットなどに作る。(『広辞苑』)
※ヒトツバタゴ (Chionanthus retusus) とはモクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。
同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名があります。
なお、別名はナンジャモンジャノキですが、「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種には、ヒトツバタゴのほかにニレ(樟)、コレ(楡)、イヌザクラ(犬桜)、ボダイジュ(菩提樹)などがあり注意を要します。
特徴
中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態です。(但しこれらの地域以外でも植栽の樹木の実の種が野鳥に運ばれて着床して自生している自生の樹木を山林の中で観察することができる。)。成木で樹高は20mを超える大型の落葉高木。幹は灰褐色で縦に切れ目が入っております。 葉は長楕円形で4cm-10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生し、花期は5月頃で、新枝の枝先に10cm程度円錐形に集散花序をつけます。花冠は深く4裂します。雌雄異株ですが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株です。秋に、直径1cm程度の楕円形の果実をつけ、黒く熟します。
分布
日本において本種は希少種のひとつであり、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されております。天然での分布域も狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生しており、それぞれの県のレッドデータブックに掲載されおります。長野県および愛知県では絶滅危惧I類、岐阜県および長崎県では絶滅危惧II類に指定されております。
愛知県犬山市池野西洞、岐阜県瑞浪市釜戸町、同県恵那市笠置町、同県中津川市蛭川の自生地は一括して国の天然記念物(「ヒトツバタゴ自生地」)に指定されております。他に恵那市大井町、同市中野方町、中津川市苗木、同市落合新茶屋の自生地が岐阜県県指定天然記念物、瑞浪市稲津町萩原の自生地が同市指定天然記念物となっていおります。
長崎県対馬市上対馬町鰐浦地区には、約3000本の本種が自生しており、「鰐浦ヒトツバタゴ自生地」として国の天然記念物に指定されております。
利用
公園木、鉢植、花壇などに利用されます。近縁種
ヒトツバタゴ属の植物は木本であり、世界で約80種が知られております。
多くの種は熱帯、亜熱帯域に分布しますが、東アジアの本種、北アメリカのアメリカヒトツバタゴ (Chionanthus virginicus) の2種は主に温帯域に分布しております。
熱帯域のほとんどの種は常緑性ですが、温帯域の2種は落葉性です。
常緑の種はLinociera属に分けられることがありまする。
アメリカヒトツバタゴ Chionanthus virginicusアメリカヒトツバタゴ(英語名"White fringetree")は、ヒトツバタゴ属の一種です。アメリカ東南部に産し、樹高は10m程度となる小高木。ヒトツバタゴと比較して葉はひとまわり大きく、花序は古い枝に腋生します。
自治体の木
市の木岐阜県土岐市 -- 県道66号線にはヒトツバタゴが植えられているため「なんじゃもんじゃ街道」という愛称が付けられております。
長崎県対馬市 -- 姉妹都市の岐阜県中津川市もヒトツバタゴの自生地です。
国外の市の木韓国の旗大韓民国慶尚南道梁山市になっております。
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一般名:ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)
学名:Chionanthus retusus Lindl. et Paxton
別名:ナンジャモンジャノキ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ゴマノハグサ目モクセイ科ヒトツバタゴ属
原産地:日本~朝鮮半島~中国
生活型:大型落葉高木 株:雌雄・両性花異株 樹高:20~25m 樹径:50~70cm 樹幹:灰褐色地に縦の切れ目 葉色:緑 葉長:5cm 葉形:先の尖った長楕円形 葉のつき方:対生 葉柄:長い葉柄有り 葉裏:褐色の毛あり 開花期:4月下旬~5月中旬 小花色:純白 花冠:4深裂 芳香:有り 花序形:円錐状の集散花序が樹冠を覆い尽くす 花序長:10cm 果実形:楕円形 果実成実期:8月 果実タイプ:核果 果実径:1~2cm 果実色:黒熟 繁殖方法:実生、挿し木 実生~開花期間:8年 用途:公園木、花壇、鉢植え 備考:1825年植物学者の水谷豊文が発見し命名、絶滅危惧II類(VU)
中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、岐阜県木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態をとる落葉高木。雌雄別株で5月頃に白い花を咲かせる。
公園木、鉢植、花壇などに利用される。
科属:モクセイ科ヒトツバタゴ属
学名:Chionanthus retusus
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「一つ葉田子」は季語になっていない理由が分かりました。
当然ながら短歌にもございません。この木の歴史は新しい。
で、秋の実を季語にしたり、秋をつけたら「俳句・短歌」も出来ますね。
花言葉 「清廉 」
花言葉の由来
花の表現では、ひと固まりの雪・花など白い花の塊をさしてこの名前が付けられました。
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・木犀(もくせい)科。
・学名
Chionanthus retusus
Chionanthus :ヒトツバタゴ属
retusus : 先端が、ややくぼみのある円形の
Chionanthus(チオナンサス)はギリシャ語の「chion(雪)+ anthos(花)」が語源で、
白い花のかたまりを雪にたとえました。
学名のChionanthus は、ラテン語で、Chionは雪、anthusは花のことで、雪が積もったように白い花
という意味です。
・開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・プロペラ型の白い花が咲きますが、すぐ散ってしまいます。
花には芳香があります。
花後に果実径1~2cm程の楕円形の果実が多数成り、秋に黒熟します。
春先には白い花が咲いて、秋には白い実と熟した青黒い実が同時に付いたりします。
・11月頃実は徐々に黒く熟していきます。初めは白く黄緑色から黒色の実が入り交じった状態です。
名前の由来
・ヒトツバタゴの名は、木の形状がタゴの木に似ていることに由来します。
愛知県犬山市池野字西洞地区には、国指定天然記念物のヒトツバタゴ自生地があります
タゴが羽状複葉であるのに対し、ヒトツバタゴは、単葉(一つ葉)であるため、
尾張の本草 家植物学者の水谷豊文により、1825年(文政年間)に、この地で発見され、命名され たそうです。
・明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いにこの「なんじゃもんじゃの 木」があり、名前がわからなかったので「何の木じゃ?」などと呼ばれているうちにいつの まにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったようです。
「何でふ物ぢゃ」 →「なんじゃもんじゃ?」
・昔、江戸青山六道の辻(現在は明治神宮外苑内)の人家にあった木は名前がわからないので 「なんじゃもんじゃ」(または青山六道の辻にあったことから別名「六道木」)と呼ばれて おりました。ちなみに「なんじゃもんじゃ」とは「何じょう物じゃ(なんというものか)」 の意味です。
・水戸黄門こと徳川光圀(みつくに)が時の将軍に「あの木は何という木か」とたずねられ、 その返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」であると答えたと言われています。将軍 に対しての名即答ぶり、さすが名君のほまれ高い黄門さまならではの逸話ですね。
・千葉県神崎町の「神埼(こうざき)神社」(利根川沿いにある)にあるくすのきは、水戸黄 門が自ら「なんじゃもんじゃ」と言ったとの伝承もあるらようです。
ただし、一般的によく知られているのは上記青山練兵場に植えてあったのと同じ、
「一葉(ひとつば)たご」と呼ぶ種類。
(「たご」は「とねりこ」という木の方言名。「とねりこ」が羽状複葉であるのに対して
こちらが単葉であることから名づけられました)
・「なんじゃもんじゃの木」という名前の木はいろいろあり、「くすのき」「あぶらちゃん」
「かつら」等に「なんじゃもんじゃの木」の名前がつけられております。
(関東地方で多いらしい)。
「なんじゃもんじゃ」とは木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明の立派な木を 指していいます。
・花弁は細長く清楚な趣をしており、花は新枝の先に白い花をびっしりとつけ、長さ7~12cmの 花房にまとまって咲きます。そのサマは雪化粧のような清らかさです。9~10月になると卵形 の果実が黒紫色に熟します。実生でよく育ちますが、生育のスピードが遅く、開花するまで に約10年を必要とすると言われます。発芽時期を早めるためには、なるべく早く種を採って 種まきをするのがポイントです。用土は特に選びません。
・外苑の「なんじゃもんじゃ」(ヒトツバタゴ)は大正13年に天然記念物に指定されました が残念なことに昭和8年に枯れてしまいました。いま外苑の聖徳絵画館前にある2代目の木 は元帝国大学教授の白井光太郎博士が根接法により1代目の木から得たものを昭和9年11 月に植え継がれたとされています。そして今では外苑のいたる所で見ることができ、また明 治神宮の内苑にも昭和51年に植えられて、現在宝物殿の東側、会館車道玄関前、西参道芝 地にそれぞれ1本ずつあり、5月になるとみごとな白い花を咲かせます。
・聖徳記念絵画館の「凱旋観兵式」の絵の中にもこの「なんじゃもんじゃ」の木が描かれてい ます。
※トネリコとは
モクセイ科の落葉小高木。本州の山地に自生、また人家や田の畦(あぜ)に栽植。高さ約六メートル。
芽に褐色毛を密生。葉は羽状複葉。雌雄異株。春四弁淡緑色の細花をつけ、翼果を結びます。
樹皮を秦皮といい、収斂剤・解熱剤とし、また膠(にかわ)に製する。材は家具、スキー板、野球バットなどに作る。(『広辞苑』)
※ヒトツバタゴ (Chionanthus retusus) とはモクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。
同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名があります。
なお、別名はナンジャモンジャノキですが、「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種には、ヒトツバタゴのほかにニレ(樟)、コレ(楡)、イヌザクラ(犬桜)、ボダイジュ(菩提樹)などがあり注意を要します。
特徴
中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態です。(但しこれらの地域以外でも植栽の樹木の実の種が野鳥に運ばれて着床して自生している自生の樹木を山林の中で観察することができる。)。成木で樹高は20mを超える大型の落葉高木。幹は灰褐色で縦に切れ目が入っております。 葉は長楕円形で4cm-10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生し、花期は5月頃で、新枝の枝先に10cm程度円錐形に集散花序をつけます。花冠は深く4裂します。雌雄異株ですが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株です。秋に、直径1cm程度の楕円形の果実をつけ、黒く熟します。
分布
日本において本種は希少種のひとつであり、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されております。天然での分布域も狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生しており、それぞれの県のレッドデータブックに掲載されおります。長野県および愛知県では絶滅危惧I類、岐阜県および長崎県では絶滅危惧II類に指定されております。
愛知県犬山市池野西洞、岐阜県瑞浪市釜戸町、同県恵那市笠置町、同県中津川市蛭川の自生地は一括して国の天然記念物(「ヒトツバタゴ自生地」)に指定されております。他に恵那市大井町、同市中野方町、中津川市苗木、同市落合新茶屋の自生地が岐阜県県指定天然記念物、瑞浪市稲津町萩原の自生地が同市指定天然記念物となっていおります。
長崎県対馬市上対馬町鰐浦地区には、約3000本の本種が自生しており、「鰐浦ヒトツバタゴ自生地」として国の天然記念物に指定されております。
利用
公園木、鉢植、花壇などに利用されます。近縁種
ヒトツバタゴ属の植物は木本であり、世界で約80種が知られております。
多くの種は熱帯、亜熱帯域に分布しますが、東アジアの本種、北アメリカのアメリカヒトツバタゴ (Chionanthus virginicus) の2種は主に温帯域に分布しております。
熱帯域のほとんどの種は常緑性ですが、温帯域の2種は落葉性です。
常緑の種はLinociera属に分けられることがありまする。
アメリカヒトツバタゴ Chionanthus virginicusアメリカヒトツバタゴ(英語名"White fringetree")は、ヒトツバタゴ属の一種です。アメリカ東南部に産し、樹高は10m程度となる小高木。ヒトツバタゴと比較して葉はひとまわり大きく、花序は古い枝に腋生します。
自治体の木
市の木岐阜県土岐市 -- 県道66号線にはヒトツバタゴが植えられているため「なんじゃもんじゃ街道」という愛称が付けられております。
長崎県対馬市 -- 姉妹都市の岐阜県中津川市もヒトツバタゴの自生地です。
国外の市の木韓国の旗大韓民国慶尚南道梁山市になっております。
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一般名:ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)
学名:Chionanthus retusus Lindl. et Paxton
別名:ナンジャモンジャノキ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ゴマノハグサ目モクセイ科ヒトツバタゴ属
原産地:日本~朝鮮半島~中国
生活型:大型落葉高木 株:雌雄・両性花異株 樹高:20~25m 樹径:50~70cm 樹幹:灰褐色地に縦の切れ目 葉色:緑 葉長:5cm 葉形:先の尖った長楕円形 葉のつき方:対生 葉柄:長い葉柄有り 葉裏:褐色の毛あり 開花期:4月下旬~5月中旬 小花色:純白 花冠:4深裂 芳香:有り 花序形:円錐状の集散花序が樹冠を覆い尽くす 花序長:10cm 果実形:楕円形 果実成実期:8月 果実タイプ:核果 果実径:1~2cm 果実色:黒熟 繁殖方法:実生、挿し木 実生~開花期間:8年 用途:公園木、花壇、鉢植え 備考:1825年植物学者の水谷豊文が発見し命名、絶滅危惧II類(VU)
中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、岐阜県木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態をとる落葉高木。雌雄別株で5月頃に白い花を咲かせる。
公園木、鉢植、花壇などに利用される。
科属:モクセイ科ヒトツバタゴ属
学名:Chionanthus retusus
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
「一つ葉田子」は季語になっていない理由が分かりました。
当然ながら短歌にもございません。この木の歴史は新しい。
で、秋の実を季語にしたり、秋をつけたら「俳句・短歌」も出来ますね。
絵を見ました、木が綺麗です。記事に戻って訂正済みでした。実の写真の色が好きです。
右の葉っぱまではっきり見えて素敵です。良い選択でした。