blooming cafe

「毎日心も体も元気でナチュラル」をモットーに、日々の暮らしのあれこれを、気の向くままに書き綴った日記です

Halloween Party

2009-10-24 | その他
 うちの庭を時々手入れしに来てもらっている庭師のキャスリーンから、彼女の家での少し早めのハロウィーン・パーティに招かれた。
 数年前から毎年恒例でやっているそうで、彼女の家の広大な敷地をフルに活用した、まるでちょっとした一日遊園地のような楽しいパーティだった。

       
     まずは到着。すでに大きなかがり火から煙がもくもくとあがり、ムード満点。この写真の手前(私が写真を撮っている地点方向)にもかなり広い芝生が広がっていて、そこがこの日の駐車場に。既に10台くらい停まっていて、この後にもまだぞくぞくと車が到着。

  
到着すぐに出会った魔女は、なんと夫エイマーの同僚(!)。お互いキャスリーンの知り合いだということを知らなかったので、パーティで出会ってびっくり。

 このパーティの招待状には、「Costume greatly appreciated (kids & adults) - Awesome Costume Awards (大人も子どもも仮装大歓迎。仮装大賞には賞品が出ます)」とあったんだけど、仮装はしない人もいるから無理にしなくていいよ、とキャスリーンに言ってもらったので、こういう仮装パーティに慣れていない私たち夫婦は仮装はパスさせてもらった。申し訳程度に、拓海にロバの帽子(尻尾つき♪)を着せたんだけど、これがなかなか好評でちょっぴり面目を果たした感じ。このロバの帽子と尻尾を誕生日祝いに送ってくれたGrandad(夫の父)にお礼を言わなくちゃ。

  
仮装ハロウィン・パーティの主役はなんといっても子どもたち。妖精、魔女に始まって、うさぎ、ミニーマウス、海賊、バットマンなどなど工夫を凝らした色とりどりの仮装が勢揃い。みんな可愛かった♪ 左写真に写っている階段状のものは、キャスリーン力作のpumpkin mountain。子どもたちがひっぱっているロープは、この後で行われたピニャータ(メキシコの伝統的な遊び)をアレンジした子どもたち用のアトラクションのために用意されたもの(ということが後でわかった)

  
こちらは"Trick or Treat"のゲーム。ワゴンの中のどろどろした液体は、キャスリーンがトマトソースやマヨネーズやらを混ぜて作ったもので、この中から"Treat"と書かれている小石を拾い上げると、treat=お楽しみ袋がもらえるという仕掛け。
 
"TREAT"と書かれているの、わかるでしょうか  右写真に写っている、シェフの格好をして子どもたちにお楽しみ袋を配っている彼女がキャスリーン。

 子どもたちはきゃあきゃあわいわいと楽しそうな声を上げながらドロドロの液体の中を引っ掻き回していたけど、ときには"This is TOTALLY GROSS!"(キモ~い!!)という声も・・・(笑)

  
家のバルコニーにまでクモの巣のデコレーション。凝り性のキャスリーンらしい。。。  右側はキャスリーンが自分でデザインして作ったという池。子どもたちが走り回るパーティなのでロープに囲いがしてある。真ん中を歩いているのはキャスリーン宅で飼われている10匹のネコ(!!)のうちの一匹。ほかにも鶏が4羽、ヤギが2匹、犬が2匹。。。ここは農園?!

  
  
池のはるか向こうの方に見えているのは、これもキャスリーン力作のクモのオーナメント。大小のかぼちゃ2個にカービング(中をくりぬいて彫刻)して作ってあった。そしてそのさらに先に広がる庭にはこのパーティのために作られた青白く光る墓地が。子どもたちが遊んでいるのが見えるでしょうか?

         
こちらはキャスリーンの子どもが普段使っている"Play House"に手を加えて"Tatto House"に仕立てたもの。(アメリカやイギリスのおうちではこうして庭に小さな子どもの家があるのをよく見かけます。プラスチックのものもあれば木製のものもあり。。。こんなに素敵なのはそうないけど。)

          
窓から顔をのぞかせている妖精とピエロ。かわいい♪ 
 
 この小さなお家には拓海も興味津々。中をちらちらとのぞいて、入ろうか入るまいかかなり長い間迷っていたけど、中にだいぶ年上の子どもたちが既にいたのと、やっぱり中の雰囲気がおどろおどろしくしてあったのでちょっとひるんだのか、結局入らずじまいだった(笑)。
 
  
いよいよピニャータの始まり。順番を待って並ぶ子どもたち(左写真)。右写真には大きなクモの張り子をロープで支えるキャスリーンが写っています。この張り子の中にはチョコレートやらキャンディやらのお菓子が入っていて、これを子どもたちが順番に棒で叩いて割り、そこからざーっとこぼれ出て来たお菓子をわーっと拾い集めるという遊び。

 日本のすいか割りとちょっと似てるかな? ちなみにもとになったメキシコの遊び(誕生日パーティの恒例行事)では人形の形をした張り子の頭を割るのが伝統で、これはちょっと残酷なような気もする…。現にLAでの私のフラメンコの先生だったメキシコ人のガブリエラの娘のナタリアは、5歳くらいになるまで人形が可哀想と言って泣いてたらしいし。でもその後は全然平気になってがんがん人形の頭を叩き割ってたらしいけど

  
まさに叩き割らんとするところ。暗くて見えにくいけど、灰色のフードをかぶった男の子がバットを構えています。   おっと張り子がこっちへ飛んで来た! と、頭を下げるおじさん。その後ろに並んでる子どもたちの仮装にも注目。

  
ちょっと時間が前後するけど、たき火にあたってるこの少年のこの仮装もすごかった   そしてムンクの『叫び』のようなこんなコワいおじさんも・・・

 そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ去り、まだこの後にプロのミュージシャングループの演奏やら花火やらお楽しみが残っていたんだけど、拓海のベッドタイムをとうに過ぎてしまい、さすがに拓海も疲れて眠そうに目をこすりはじめたので、残念ながら私たちはここでおいとま。
 来年のパーティには、拓海ももっと気合いを入れて仮装をして参加したがるかな? こういういろんなゲームやら遊びやらを他の子どもたちと一緒に楽しむ姿を見るのが楽しみ。

 ハロウィンの仮装ってこれまであんまり好ましく思っていなかったけど、このパーティでは大人も子どもも含めて参加者たちの仮装がすごく楽しめた。
 最大の理由はやっぱり子どもたちがたくさんいたからだろうけど、もうひとつは野外パーティだったということと、あとキャスリーンがここまでいろいろと工夫して、ちょっとした遊園地というか、もっと言えば幻想的なファンタジーランドみたいな演出をしてくれていたからだと思う。ここだと仮装が浮くどころか、なんだかごく自然な感じで受け入れられたというか。
 拓海も(実はこの1週間ほど前に、ある店のハロウィーン用デコレーションの魔女がいきなりカッと目を見開いて動いたのに肝をつぶして大泣き(笑)したというエピソードがあったので)、コワい仮装を見て泣かないかと心配していたんだけど、すごくコワい仮装の人がちらほらいたにもかかわらず全然泣かなかった。子どもって面白い。


    
   大きなかがり火から上がるオレンジ色の煙に別れを惜しみつつ・・・ 来年は私たちもがんばって仮装してみようかな?

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1 Comments

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Unknown (由紀夫)
2009-10-30 10:51:43
楽しそうですね。拓ちゃんとスカイプできて幸せになりました。
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