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「毎日心も体も元気でナチュラル」をモットーに、日々の暮らしのあれこれを、気の向くままに書き綴った日記です

竜巻と豪風

2011-05-28 | その他
 ここ1週間ほど、ほぼ毎日のようにThunder Storm(雷雨と強風)が続いているブルーミントン。
 今週の月曜日(5日前)には、30年に1度あるかないかの大突風で、街のあちこちで大木が倒れ、車や家が押し潰されるという被害が発生。

 倒れた木に押しつぶされた家。
 
 
 わがやの近所でも、すぐ隣の家と、3軒ほど先の家、そしてそのまた2軒ほど先の計3軒で大木が倒れました。

 
 我が家のすぐ隣のおうちで倒れた大木。根こそぎではなく、幹のちょうど真ん中でぼきんと折れています
 
 ちょうど家の屋根をすれすれにかすめるような形で地面に倒れたので、幸いおうちは無傷だったようです。よかった~
 
 様子を見にあちこちの家から人が集まってきています。うちのたんたんも。
 
 近所のおじさん(木の倒れたのとは別の家の人)が、チェーンソー(電動のこぎり)を持って手伝いに出てきてくれました。
 
 おじさんのお手伝いをする子どもたち。木が倒れてしまったおうちの子どもだけではなくて、あちこちの家から子どもや大人が出てきて、おじさんがのこぎりで切った木片を次から次へと運ぶお手伝いをしていました。端っこは虎之介を抱っこしながら見物している夫。

 木が倒れてしまったのは大変だったけど、今回の一件で、近所同士の助け合いの様子をつぶさに観察することができて、ちょっと新鮮でした。
 日本の実家は田舎の小さな町なので、お互い知らない者のない環境で、何かあるとすぐにみんな出てきて助け合うのが普通でしたが、アメリカに来てからは近所付き合いのほとんどない状態に慣れてしまっていたので、こんなふうにみんなで助け合うこともあるんだ~と嬉しかったというか、感動したというか。

 突風の残していった、唯一のいいお土産。
 折しも満開中の大きなtulip tree(チューリップのような花が咲くのでこの名前がある)の枝がたくさん折れて我が家の庭に落ちていたので、それを拾って花瓶に生けました。

  

 そしてその二日後の水曜には竜巻がブルーミントンの街中を通り抜け、あちこちの家の屋根が吹き飛ばされたり、家ごとなぎ倒されたりと、被災地域にはかなり大きな爪痕を残していったようです。(私は水曜以降、まだ竜巻のあった方面に車を走らせてないので、実際に自分の目で見た訳ではないのですが、竜巻の通ったあたりを車で走った夫によると、かなりの惨状だったそう。
 
 恐るべし、竜巻の威力。

 幸い我が家のあたりは無事だったけど、竜巻はけっこうな頻度で起きるので(シーズン中は月に3-5回くらい起きることも)、竜巻警報が鳴るたび、すわ今度はわがやか、と不安に駆られずにはいられません。

Camille Dreyfus Teacher-Scholar Award

2010-05-12 | その他
 つい先日、夫がCamille Dreyfus Teacher-Scholar Award(カミーユ・ドレイファス・ティーチャー=スカラー賞:教育と研究両方に秀でた業績をあげている若手化学者に与えられる賞)という賞を受賞しました。
 
 受賞者は全米で年に14人までに限られていて、この賞を受賞した研究者にはその後も続けて優れた業績をあげている人が多く、ノーベル賞受賞者も数人いるということで、かなり名誉ある賞だそうです。

 博士号をアメリカで取得していない(夫はNZで博士号を取得しているので)というハンデを乗り越えてこの賞を受賞したということで、夫にとっては「アメリカで研究の仕事をしていく上での『ガラスの天井』を突き破ったような気がする」らしく、そういう意味でもこの賞は格別にうれしかったようです。

 受賞したのは、数ヶ月前から楽しみにしていたNZへの里帰り休暇(1ヶ月間)のちょうど1週間ほど前で、これで休暇をのんびりと楽しむ口実がまたもう一つできた感じ。^^

 そんなわけで、NZでの休暇、今思い切り楽しんでいるところです。
 また時間ができたらこちらの様子をブログで報告します♪

 …と言いつつ、ブログアップがいつになるかわからないので、とりあえずほんの少しだけ写真をアップ。
 
 NZへ行く途上で立ち寄ったLA(5日間滞在)のビーチで

 ここからニュージーランド。↓
  
 滞在先(夫の実家)の街、Havelock Northのとあるカフェにてコーヒータイム
 
 Flat White(ミルク入りのコーヒーのことをNZではこう呼ぶ)と、チーズスコーン(大きさに注目!)。カプチーノやカフェラテはまた別で、Flat Whiteは通常のコーヒーにミルクを入れたものなんだけど、そのミルクの量がほとんどカフェラテと同量で、ミルクたっぷりのコーヒーが好きな私にはとってもうれしい♪
  
 同じくHavelock Northにあるベーカリー兼カフェ。パイ(ミンスパイやチキン・ベジタブル・パイなどの食事用のパイ)が有名で、2006, 2008, 2009年と3回も「NZで最も美味しいパイ」コンテスト金賞をとったそう。これは食べるしかないでしょう~というわけで、ここのパイでランチ。
  
 (左写真)Mince Pie, Chicken Vegetable Pie, Mince Cheese Pie (右写真)カスタードスクエア(カスタードクリームたっぷりでとっても美味)とミニパンケーキ

 ここから下の写真は、滞在中の夫の実家を撮ったもの。主にお庭。(と~っても広いのです。なのに手入れが行き届いていて、ほんとに素敵。ここに来るのは2回目だけど、この庭を眺めているだけで心が穏やかになっていく気がします。)
 
 
 お気に入りのバラの花 
 
 奥の方にちらっと見えるのがおうち。
 
  
  
  
  
  
  
 義母は庭に集まってくる鳥たちに毎朝と毎夕餌をあげるのが日課だそう。滞在中は拓海も一緒に
  
 
 正餐用ダイニングルーム
  
 (左写真)家族用キッチンダイニングルーム(写真には写ってないけど、この右側にキッチンがつながっています)(右写真)私たちの使っている客用寝室
  
そしてこちらは息子の泊まっている客用寝室。ちゃーんと息子用のベッドカバーが用意してありました(笑)
 



冬の風物詩:ダウンタウンのイルミネーション

2010-01-04 | その他
 毎年、冬になるとダウンタウンに灯されるChristmas Lights(クリスマスのイルミネーション)。これがつくと、ああ今年ももうすぐ終わりだな・・・と思う。(毎年、11月末の感謝祭が終わると同時にライトアップが始まる。)

 毎年繰り返し見ているものだけど、なぜか今年は例年よりも美しく感じる。一緒に見て「きれいだね~。すごいね~」と感動できる相手(=息子)ができたからかな?

 ちょうどクリスマス時期から新年2日まで滞在中だった義母と一緒に、もうすぐ2歳の息子と夫と私の家族総出でおとついの夜ダウンタウンにこの灯りを見に行った。
 
 "Look at these pretty lights!"と義母が繰り返すうちに覚えたのか、街の灯りだけでなく、行き帰りの途上で車窓から見える家々のライトアップを見るたび、

 "Oh - pretty!" 

 と連呼していた息子。
 それに合わせて、"Oh - pretty!" "Oh - pretty!"と連呼していた私たち大人三人(笑)。

 こうしていろんなことに新鮮な驚きや喜びをもって向かえる息子がちょっぴり羨ましい。
 でも私もその息子とゆっくり濃密な時間を過ごす恩恵を、少しはこうむっているかな?
 今年も素敵な喜びや新鮮な驚きにたくさん出会える1年になりますように。

 




  


 通りすがりのおうちのライトアップ。他にももっと素敵なライトアップのおうちもたくさんあるんだけど、このおうちのは、サンタとスノーマンの風船(というのかな?)と、そのスノーマンの中にさらにサンタとスノーマンがいる演出がかなりインパクト大だったので、記念にアップ(笑)。ここまでくると立派というしかない?!
 

Halloween Party

2009-10-24 | その他
 うちの庭を時々手入れしに来てもらっている庭師のキャスリーンから、彼女の家での少し早めのハロウィーン・パーティに招かれた。
 数年前から毎年恒例でやっているそうで、彼女の家の広大な敷地をフルに活用した、まるでちょっとした一日遊園地のような楽しいパーティだった。

       
     まずは到着。すでに大きなかがり火から煙がもくもくとあがり、ムード満点。この写真の手前(私が写真を撮っている地点方向)にもかなり広い芝生が広がっていて、そこがこの日の駐車場に。既に10台くらい停まっていて、この後にもまだぞくぞくと車が到着。

  
到着すぐに出会った魔女は、なんと夫エイマーの同僚(!)。お互いキャスリーンの知り合いだということを知らなかったので、パーティで出会ってびっくり。

 このパーティの招待状には、「Costume greatly appreciated (kids & adults) - Awesome Costume Awards (大人も子どもも仮装大歓迎。仮装大賞には賞品が出ます)」とあったんだけど、仮装はしない人もいるから無理にしなくていいよ、とキャスリーンに言ってもらったので、こういう仮装パーティに慣れていない私たち夫婦は仮装はパスさせてもらった。申し訳程度に、拓海にロバの帽子(尻尾つき♪)を着せたんだけど、これがなかなか好評でちょっぴり面目を果たした感じ。このロバの帽子と尻尾を誕生日祝いに送ってくれたGrandad(夫の父)にお礼を言わなくちゃ。

  
仮装ハロウィン・パーティの主役はなんといっても子どもたち。妖精、魔女に始まって、うさぎ、ミニーマウス、海賊、バットマンなどなど工夫を凝らした色とりどりの仮装が勢揃い。みんな可愛かった♪ 左写真に写っている階段状のものは、キャスリーン力作のpumpkin mountain。子どもたちがひっぱっているロープは、この後で行われたピニャータ(メキシコの伝統的な遊び)をアレンジした子どもたち用のアトラクションのために用意されたもの(ということが後でわかった)

  
こちらは"Trick or Treat"のゲーム。ワゴンの中のどろどろした液体は、キャスリーンがトマトソースやマヨネーズやらを混ぜて作ったもので、この中から"Treat"と書かれている小石を拾い上げると、treat=お楽しみ袋がもらえるという仕掛け。
 
"TREAT"と書かれているの、わかるでしょうか  右写真に写っている、シェフの格好をして子どもたちにお楽しみ袋を配っている彼女がキャスリーン。

 子どもたちはきゃあきゃあわいわいと楽しそうな声を上げながらドロドロの液体の中を引っ掻き回していたけど、ときには"This is TOTALLY GROSS!"(キモ~い!!)という声も・・・(笑)

  
家のバルコニーにまでクモの巣のデコレーション。凝り性のキャスリーンらしい。。。  右側はキャスリーンが自分でデザインして作ったという池。子どもたちが走り回るパーティなのでロープに囲いがしてある。真ん中を歩いているのはキャスリーン宅で飼われている10匹のネコ(!!)のうちの一匹。ほかにも鶏が4羽、ヤギが2匹、犬が2匹。。。ここは農園?!

  
  
池のはるか向こうの方に見えているのは、これもキャスリーン力作のクモのオーナメント。大小のかぼちゃ2個にカービング(中をくりぬいて彫刻)して作ってあった。そしてそのさらに先に広がる庭にはこのパーティのために作られた青白く光る墓地が。子どもたちが遊んでいるのが見えるでしょうか?

         
こちらはキャスリーンの子どもが普段使っている"Play House"に手を加えて"Tatto House"に仕立てたもの。(アメリカやイギリスのおうちではこうして庭に小さな子どもの家があるのをよく見かけます。プラスチックのものもあれば木製のものもあり。。。こんなに素敵なのはそうないけど。)

          
窓から顔をのぞかせている妖精とピエロ。かわいい♪ 
 
 この小さなお家には拓海も興味津々。中をちらちらとのぞいて、入ろうか入るまいかかなり長い間迷っていたけど、中にだいぶ年上の子どもたちが既にいたのと、やっぱり中の雰囲気がおどろおどろしくしてあったのでちょっとひるんだのか、結局入らずじまいだった(笑)。
 
  
いよいよピニャータの始まり。順番を待って並ぶ子どもたち(左写真)。右写真には大きなクモの張り子をロープで支えるキャスリーンが写っています。この張り子の中にはチョコレートやらキャンディやらのお菓子が入っていて、これを子どもたちが順番に棒で叩いて割り、そこからざーっとこぼれ出て来たお菓子をわーっと拾い集めるという遊び。

 日本のすいか割りとちょっと似てるかな? ちなみにもとになったメキシコの遊び(誕生日パーティの恒例行事)では人形の形をした張り子の頭を割るのが伝統で、これはちょっと残酷なような気もする…。現にLAでの私のフラメンコの先生だったメキシコ人のガブリエラの娘のナタリアは、5歳くらいになるまで人形が可哀想と言って泣いてたらしいし。でもその後は全然平気になってがんがん人形の頭を叩き割ってたらしいけど

  
まさに叩き割らんとするところ。暗くて見えにくいけど、灰色のフードをかぶった男の子がバットを構えています。   おっと張り子がこっちへ飛んで来た! と、頭を下げるおじさん。その後ろに並んでる子どもたちの仮装にも注目。

  
ちょっと時間が前後するけど、たき火にあたってるこの少年のこの仮装もすごかった   そしてムンクの『叫び』のようなこんなコワいおじさんも・・・

 そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ去り、まだこの後にプロのミュージシャングループの演奏やら花火やらお楽しみが残っていたんだけど、拓海のベッドタイムをとうに過ぎてしまい、さすがに拓海も疲れて眠そうに目をこすりはじめたので、残念ながら私たちはここでおいとま。
 来年のパーティには、拓海ももっと気合いを入れて仮装をして参加したがるかな? こういういろんなゲームやら遊びやらを他の子どもたちと一緒に楽しむ姿を見るのが楽しみ。

 ハロウィンの仮装ってこれまであんまり好ましく思っていなかったけど、このパーティでは大人も子どもも含めて参加者たちの仮装がすごく楽しめた。
 最大の理由はやっぱり子どもたちがたくさんいたからだろうけど、もうひとつは野外パーティだったということと、あとキャスリーンがここまでいろいろと工夫して、ちょっとした遊園地というか、もっと言えば幻想的なファンタジーランドみたいな演出をしてくれていたからだと思う。ここだと仮装が浮くどころか、なんだかごく自然な感じで受け入れられたというか。
 拓海も(実はこの1週間ほど前に、ある店のハロウィーン用デコレーションの魔女がいきなりカッと目を見開いて動いたのに肝をつぶして大泣き(笑)したというエピソードがあったので)、コワい仮装を見て泣かないかと心配していたんだけど、すごくコワい仮装の人がちらほらいたにもかかわらず全然泣かなかった。子どもって面白い。


    
   大きなかがり火から上がるオレンジ色の煙に別れを惜しみつつ・・・ 来年は私たちもがんばって仮装してみようかな?

インディアナ大学の教授、ノーベル賞を受賞

2009-10-13 | その他
 夫の勤めるインディアナ大学の教授が今年のノーベル経済学賞を受賞した。
 素晴らしい~。
 
 受賞したのは、エリノア・オストロム教授(インディアナ大学総合科学研究院政治経済学部)。受賞の対象になったのは、共有資産の保護・運営方法をめぐる分析だそう。

 先ほどがんばって彼女の業績を紹介する文章を書いたのだけれど、誤って別のページにジャンプしたため、記事がすべて消えてしまった。。。(涙)
 うえーんgooブログのバカ!! たった一回他のページにジャンプしただけで全部消しちゃうなんて、ブログ編集のページの作り方間違えてるとしか思えない!!

 はあー。でももう寝る時間になっちゃったし、疲れているのであの長い文章をもう一回書く気にはとてもなれない。

 …というわけなので、よければこちらのリンク(日本語の記事英語の記事)をどうぞ。
 
 

アメリカから日本へ

2009-05-29 | その他
    帰国後早々の拓海の寝顔。時差ボケがまだ治っていないとき。
 
 誕生日パーティの3日後は、いよいよアメリカから日本に向けて出発。
 赤ん坊を連れての長時間の空の旅は、出る前からいろいろと心配していたけど、実際に経験してみると、思っていたほど大変ではなかった…かな。

 出かける前にずっと心配していたのは、(月齢の割に大きめで重めの拓海を抱えつつ)大量の荷物を自分一人でちゃんと持って帰れるかということ、拓海が飛行機の中でぎゃあぎゃあと長時間泣きわめいたり騒いだりしないかということ、そして拓海が旅行中に具合が悪くなったりしないかということ、主にこの3つ。
 拓海は今回は旅行中にケガや病気をすることはなく済んだので、とりあえず最後の1点はクリア。最初の2点はある程度は避けがたい問題だったので、やっぱりそういう場面も少しはあったけど、旅行前のリサーチと準備の甲斐もあってか、痛手は最小限で済んだ気がする。

 旅行前の準備としてやっておいてよかったと思ったのは、
(1)Travels with Baby という本(ウェブ検索で見つけた)を事前に購入し、読んでおいたこと。(もしもこれから0歳児ー3歳児くらいまでの乳幼児を連れて飛行機に乗ったり長期の旅行に出たりしようと思われている方は、ぜひこの本を一読されることをお勧めします。残念ながら邦訳はないようですが、原語(英語)版がamazon.co.jpから購入できるようです。まあでも日本にも同様の本があるかな? 調べていないのでわかりませんが。)
(2)一台でベビー用カーシートとバギー(=ベビーカー)の二役をこなす、カーシート兼用バギーを買って持って行ったこと。購入した製品はSit n' Stroller 5 in 1 Car Seat and Stroller(上記の本を参照してamazon.comから購入)。(注:乳母車は最近の日本ではバギーとかベビーカーとか呼ぶことが多いみたいだけど、現代アメリカ英語では、strollerと呼ぶのが通例のよう。ちなみにイギリス英語ではpush-chairとかbuggyとか、でNZではpram[プレム]と呼ぶらしい。さらに余談だけど、おむつはアメリカではdiaper[ダイパー]だけど、NZではnappy[ナピー]というらしい。ナピーの方がなんか言いやすくて可愛い気がするのは私だけ?)
 最近では、国際線などの長時間のフライトでは、2歳以下の乳児であってもできるだけ赤ちゃんの座席も購入し、その座席にベビー用カーシートを取り付けて乗せることが政府主導で推奨されているらしい。(注:2歳以下の赤ちゃんの場合、親(またはそれに準じる同伴者)が自分の座席に抱っこする形で、飛行機のチケットを買わずに乗せることもできることになっている。)私たちの場合、拓海は(何度も言うようだけど)月齢の割には本当に大きくて重いし、対する私はかなり小さめでかぼそい(笑)方だし、万一自分の座席の周りに大きなアメリカ人が座っていたりしたら、11時間以上に及ぶフライトの間中、拓海を膝に抱っこしていくなんて、到底できそうにない!(それにずっと抱っこしていたらご飯を食べることもできない!)…と思ったので、思い切って拓海の座席分もチケットを買うことにした。チケットの高さにはぎゅっと目をつぶって。(赤ちゃんの分は大人料金から2-3割引だけど、それでも私の分18万円と拓海の分14万円で計32万円の出費!)
 …で、チケットを買ったはいいけど、それに伴ってベビー用カーシートを持っていかなきゃいけないのがまた難題だな~…と悩んでいたところで見つけたのが、このベビーカーシート兼用バギー。
 これのおかげで、拓海をバギーで押しながら、ベビー用カーシートを背中にくくり付け、さらに拓海のおむつやら食料やら(退屈しのぎの)おもちゃやらを詰め込んだ機内持ち込み荷物を抱えて空港内を移動し、飛行機に乗る…という離れ業をやってのける羽目にならずに済んだんだから、まさに英語で言う"lifesaver"(=苦境から救ってくれる人または物)だった~。何せ乗り継ぎは2回あったし、しかも日本の成田から大阪伊丹空港に飛ぶときの乗り換えでは、チェックインしておいた荷物をひとまず受け取って、それを持って空港のターミナル1からターミナル2へバスに乗って移動しなきゃいけなかったし(ありえない~!!…)。このときはさすがに空港職員さんたちが所々で手伝ってくれたから何とかなったけど、これでもし兼用バギーじゃなくて普通のバギー+カーシートを自分で持っていたら一体どうなっていたことか。。。
(3)ノート型パソコン専用のポケットがついていて、かつ荷物がかなり入るバックパックを新調したこと(機内持ち込み用)。そしてそのバックパックに、拓海の食べ物、おむつ+おむつ替え用品、おもちゃなど、必要最小限のものを透明のジップロックの袋に小分けにして入れておいたこと。何度もいろんなものを出したりしまったりしないといけなかったので、こういう風に小分けにしておいて正解だった。これも上記の本を参考にして。

 

 拓海はふだんからたいてい機嫌がよくてあまり泣かない子だけど、おなかが空いたときと眠くておっぱいが飲みたいとき、そしておむつを替えるときだけはかなりの大声でぎゃ~~っと泣くので、飛行機に乗る前もそれがけっこう不安だった。普段は対処するとすぐに泣き止むんだけど、機内だとすぐに対処できない場合があるし。
 …その予感は半分だけ的中して、おなかが空いたときと眠たいときの泣き声はそれほどではなかった(というか、すぐに対処できたのですぐにおさまった)んだけど、機内でおむつを替えるときだけは悪夢だった。何せ、ふだんからおむつを替えられること自体が嫌い(というか、たぶん仰向けに寝かされて自由を奪われるのが嫌らしい)でよく泣くのに、そこにさらに飛行機内のあの小さなトイレという狭い空間という要素が加わったせいで、もうほんとにこの世の終わりかというほどのすさまじい泣き方で泣きわめかれ…。(日本に帰ってきてからだんだんにわかってきたんだけど、拓海はどうも狭所恐怖症的なところがあるらしい。)小さな空間に閉じ込められて恐怖心に取り憑かれたところに、さらにそこで小さな台の上に仰向けにされたんだから、拓海の気持ちになってみれば泣きわめくのもわかるんだけど、でも大暴れに暴れるのでおむつもなかなか変えられず(しかもすごいウ○チだったし)、なので泣きわめく時間もその分長くなり…。で、ようやくとうとうおむつを替え終わってトイレから出てきた時には、その機内の乗客たちがいっせいにこちらに白い目を向けていて、「あの母親、いったいトイレで何をしてたんだ、あんなにかわいい子を折檻してたのか…?」とでも言いたげな視線をあちこちから感じて、身のすくむ思いで早々に自分の席に逃げ帰った私。
 帰りの飛行機ではこんなに泣かないでくれるといいんだけどな~。よろしく頼むよ、拓ちゃん。
 あ、でも今思ったけど、拓海が高い台の上で仰向けにされた時に怯えたように泣くのは、もしかすると小児科での予防接種のときのことを思い出すからかも。だとすると、やっぱり帰りの飛行機でも泣かれそうだな~…。@@;

 まあそんなこんなで、ちょっとだけ大変だったけど、でも全般的にはけっこう快適な、拓海との二人旅だった。(そうそう、言い忘れるところだったけど、赤ん坊連れだといいこともあって、空港職員やスチュワーデスさんは(全員ではないけど)たいていの人が赤ん坊連れにはとても親切で、何かと手助けしてくれる。それからチェックインカウンターや入国審査、セキュリティチェック等で並んでいるときも、たいてい先に通してくれる。大勢の人たちが並んで待っているところで赤ん坊にわんわん泣かれるよりは、先に通してしまった方がいいということなんだろうな、きっと。ただでさえイライラしている人たちのイライラ度がますます上がっちゃうもんね、赤ん坊が泣きわめくと。)

 しかし旅は快適だったけど、実は帰ってきてからの方が大変だった。拓海(+私)の時差ボケ、旅の疲れ、1週間後の発熱(あ、でも豚インフルエンザではありませんでしたので、どうぞご心配なく!)…などなど。おまけに最初に身を寄せた妹夫婦宅では、いとこのゆうちゃんと会った瞬間から仲良くなるかと思いきや、親たちの期待を見事に裏切って、二人とも最初は互いに牽制しあったり威嚇しあったりしてたし…^^; でもま、これについてはまた次回の更新で。

 それからあともう一つだけおまけの情報。
 日本での入国審査では、拓海がアメリカのパスポートのみで日本のパスポートを持っていなかったせいで少しだけ面倒くさいことになった。アメリカのパスポートのみでも、日本での戸籍謄本のコピーを持っていれば、その場で日本人として入国させてもらえたらしいんだけど、戸籍謄本のコピーはもっていなかったので、結局拓海はアメリカ人として入国。今回の私たちの滞在期間は3ヶ月以上にわたっているため、後日、入国管理局の最寄り出張所に戸籍謄本を持って出向いて、身分をアメリカ人から日本人に変更してもらう手続きをとらなければならないことになった。戸籍謄本のコピー、アメリカの家に持っていたのに…と、かなり悔しかったので、同様のケースにあてはまる方がいらしたら、旅行準備の際にはぜひこれをお忘れなく、という意味で書き留めておきます。

 それから追々加でもう一つ。外国在住の日本人でも、日本に一時帰国した期間だけでも国民健康保険に加入できるという貴重な情報を、ブルーミントンでの友人のひろみさんから教えていただいて、その準備をして帰ったのもとても役立った。
 必要なのは、パスポートくらい。
 帰国後、まず最寄りの市役所または出張所に出向き、転入届を出して、外国から日本に転入という形の手続きをとり、同時に国民健康保険への加入の意志を伝えると、その場で加入の手続きをしてくれる。私と拓海の場合は、私の実家に帰省していて、住所が父の住所と同じだったため、父の扶養に入るという形にしてもらえ、保険の加入金も支払わずに済んだ。ラッキー♪ アメリカ移住前はけっこうお給料をもらえる仕事についていたこともあってか、その頃は確か一か月1万円近く国民健康保険料を天引きされていたので、今回も二人分あわせて少なくとも5千円くらいは払わされることを覚悟していたのに、なんだか肩すかしをくらったみたい。もちろん嬉しいけど。^0^
 しかしアメリカの個人責任での医療保険制度に慣れてしまった後で日本のこの手厚い国民健康保険の傘の下に入ると、またアメリカの制度に対する不満や怒りが湧いてきそう…

 *この日記は、これから赤ちゃんを連れて国際線の飛行機に乗る人には参考になるかなと思ったので、公開カテゴリーの方に入れました。ご参考になれば幸いです。

アンケート協力ありがとうございました

2008-11-06 | その他
アンケートに協力してくださった皆さん(と言ってもほんの数人でしたが^^;)、本当にありがとうございました。
なかなか骨のある質問内容で、しかもyes/noで答える方式ではなかったので、時間もある程度かかったと思いますが、多忙の中時間を割いてくださった人たち、本当に感謝しています。

ソニアもとても感謝していて、どの回答もとても興味深かったと喜んでいます。アンケートに協力してくれた人たちには、ぜひパリに来ることがあったら私に連絡するようにと言っておいてね! パリの街を案内するから!!…ということだそうです。^^

彼女と私の付き合いも、実は10年ほど前に彼女があるリサーチプロジェクトで日本に来たときに知り合ったのがきっかけで始まりました。私は彼女の1番目か2番目くらいのinterviewee(インタビューされる人)で、そのときの彼女のプロジェクトは、「日本女性の美に対する意識について」というのがテーマ。彼女のリサーチはいつもquantitative(yes,/noや番号を選ぶ形式のアンケートを不特定多数の人に行う)ではなく、qualitative(少数の人を選び、テーマに沿った質問と回答をじっくり時間をかけて行う)の方式で、そのときのインタビュー(アンケート)も、1時間近くに及んだのを覚えています。
で、そのインタビューでいろいろ話すうちに意気投合し、それで親しくなって以来、10年以上にわたって今でも付き合いが続いているのです。そう考えるとかなりすごいことですが、でも友人や恋人や結婚相手って、こうしてとても意外なところから付き合いが始まったり、予期していないところで出会いがあったりするものなんですよね。

…ん? いかん、本筋から逸れちゃいました。。。

で、彼女は私がパリに行くたびにいつも本当に親切にしてくれて、街を案内してくれたり、ディナーに招待してくれたり。今では二人の男の子のママなので、仕事と子育ての両立で時間のやりくりはかなり大変だと思うのですが、それでも去年の夏に訪れたときも、4日間くらい時間を割いて私につきあってくれました。

ということなので、今回のアンケートに協力してくださった皆さん、パリに旅行する機会があればぜひ声をかけてください。ソニアの連絡先等、お伝えします^^


アンケートのお願い

2008-10-31 | その他
私のブログを読んでくださっている皆さんにお願いがあります。一人でも多くの方に協力していただきたいので、ぜひ最後までこの記事を読んでください。お願いします

もうかれこれ10年近い付き合いになるソニアというフランス人女性(フリーランスの企業リサーチコンサルタントの仕事をしている)が、現在「世界各国の女性の"self-confidence"(自信)について」というテーマでリサーチプロジェクトを進めていて、日本女性もぜひリサーチ対象に含めたいので、協力してほしいというメールを送ってきました。

そこで皆さんにお願いしたいのですが、以下に彼女の質問を和訳つきで引用しますので、それに対する答えを
(1)彼女に直接メールする(sonia.ung@wanadoo.fr)
(2)私あてにメールする(kiwismile@mail.goo.ne.jpまたは私の通常のメルアドをご存知の方はそちらへ)
(3)このブログのコメント欄に書き込む(匿名希望の方はこの方法で、無記名で投稿していただければと思います)
のいずれかの方法で教えていただけないでしょうか。
 
 回答は上記(1)~(3)のどの方法でしてくださるかに関わりなく、英語、日本語のいずれでもけっこうです。

以下が質問文です。

質問
(1) Which symbols of women self-confidence in Japan come to your mind ?

I am making a study on women self-confidence around the world.
What/ Who would be symbols of Japanese self-confidence? (Could you give me names of actresses, TV moderators, models, intellectuals, artists, etc, etc...)
a) from the past (history)
b) from today (mainstream)
c) the younger generation

Are there also japanese poems, stories, films or even lifestyle phenomenon that talk about it ? (I am thinking of TV series like Shomuni, does there exist something more recent, more modern ? 侍女 ? What else ? …)

(2) Do you know traditional and modern Japanese proverbs about women self-confidence?

(3) In which situations do you feel very self-confident? What makes you feel confident ? Why ?
Converserly, in which situations do you seem to lose your self-esteem, your self-confidence ? Why ?

All comments would be helpful! Thank you very much!

質問文和訳
(1)日本における「女性の自信」の象徴というと、あなたは何(または誰)を思い浮かべますか?

*私は現在、世界各国の女性の自信についての調査を行っています。どんなもの、または誰が日本の女性にとっての自信の象徴として思い浮かびますか?(できれば、女優、TVタレント、モデル、知識人、アーティストなど、誰か具体的な名前を挙げてください。)
(a)過去(歴史上)の人物(または出来事)
(b)現在主流の人物(または出来事)
(c)より若い世代の人物(または出来事)

*日本には、女性の自信をテーマにした詩、物語、映画などがありますか? あるいは女性の自信をテーマにしたライフスタイルなどがありますか?(私がここで考えているのは、『ショムニ』などのTVシリーズや、『侍女の物語』(1990)などの映画(ただしこれはアメリカ制作)です。)

(2)あなたは、女性の自信に関することわざ(古いものでも新しいものでも)を何か知っていますか?

(3)どんなときにあなたは自分に自信を感じますか? どんなことがあなたにとって自信の源になりますか? また、それはなぜですか? 逆に、どんなときに自信や自己尊厳を失ったように感じますか? それはなぜですか?

質問は以上です。

もし、答えにくい質問などがあれば、答えやすい質問に対する回答のみでもOKです
どんなコメントでも参考になります。よろしくお願いします。

…ということですので、よろしくお願いします

なんだか私もけっこう興味のある質問内容なので、皆さんの回答にもかなり興味があります!
でもかなり個人の内面にかかわるトピック/質問内容なので、匿名で回答されたい方も陶然いらっしゃると思います。その場合は、最良の方法はソニアに直接メールで回答していただくか、こちらのコメント欄に無記名で回答を寄せていただくか、どちらかだと思います。

簡単な内容の回答でけっこうですので、どうぞよろしくお願いします(しつこい…?^^;)。

ちなみに、回答は11月7日(日本時間で11/8の朝6時頃)までにお願いしますということです。


モビール作り

2008-07-05 | その他
 しばらく前、高校時代の友人のKちゃんが出産祝いに童謡のCDを送ってくれたとき、その包みの中にたくさんの折り鶴を同梱してくれていました。色とりどりの小さな鶴たちがとてもきれいで、これらを一つ一つ手で折ってくれたKちゃんの心遣いに、私の心もぱっと明るく、そして暖かくなりました。

 この折り鶴を何とかうまく活かしたいなと思って考えたのが手作りモビール。
 先日ようやく近所の手芸屋さんで材料を手に入れてきて、さっそく作業開始。(赤ちゃんの世話をするのが私一人しかいない状況では、買い物に行くのがなかなか難しいのです。まだ首が座っていないのでスリングに入れて買い物するのも少々限界があるし…。今回は、友人の幸さんがうちに来て1時間ほどベビーシッターを引き受けてくださったおかげで、久しぶりに「娑婆に出て」一人で買い物に行く機会を得られ、こうして手芸屋さんにも行ってこられたというわけです。幸さんありがとうございます~

 手に入れた材料。(ビーズを数種類と、ワイヤー、ビーズ用絹糸、ビーズ用針金細工用ペンチ、はさみなど。)
 

 ちょうどこのモビール作りに取りかかろうと思っていた矢先にうちにランチに来てくれたエイミーにその話をしたら(エイミーはビーズなどを使ったアクセサリー作りが得意なので)、モビールを吊るすための輪っかの部分にもビーズをつけたら可愛いんじゃない~というよいアドバイスをもらい、それでその後もう一回同じ手芸屋さんへ行って、新たにこの輪の部分に通すための穴の大きなビーズを買ってきました。(2回目のときは夫に赤ん坊を見てもらっている間に速攻で行ってきました!)

 それで買ってきたビーズを、モビールを吊るすための輪っか(ネックレス作成用のリングを使用)に通し終えたところ。
 
 ほんとはもっと可愛い、透明感のあるビーズを使いたかったんだけど、このネックレス用の太いワイヤーに通りそうな穴の大きなビーズは種類が少なく、そのなかで一番ましそうだったのを選ぶとこういうのになった次第・・・。ま、これはこれでいいかなとも思うんだけど、折り鶴と組み合わせるビーズにヴェネティアングラスのビーズとか繊細なのを選んでしまっていたので、ちょっと合わないかな~という気もしなくもない・・・(汗)^^;

 で、授乳や赤ちゃんの世話の合間を縫ってせこせことビーズを通す作業をして、昨日何とか出来上がったモビール。
 

 でもな~…。
 なんかちょっと違うんだよな~…。
 思っていたのと、仕上がりが…。

 もうちょっと一本の長さを短くして、数を増やした方がよさそうかも。
 時間と気力がまた見つかったら、もう一回作り直してみようっと。
 それまではとりあえず、家の中に吊るしてみて、うちの息子(2ヶ月半)の反応を見ることにするかな。

 

 でもとりあえず、心のこもった素敵な贈り物をありがとうね、Kちゃん!!

 
 話はがらっと変わって、
 ここ一週間ほど乳腺がつまる(英語でplugged ductsという)症状に悩まされていた私。
 夜中の授乳のとき、side-lying position(横になった姿勢での授乳)をマスターすると楽だよ~と、ヨガのクラスの友人たちや、お世話になった授乳コンサルタントの人たちに口々にアドバイスを受けていたので、最近ようやくトライしてみたところ、どうもやり方が少しマズく、おっぱいの一部に余分な圧力がかかる状態で授乳していることになっていたようで(おまけに後日授乳コンサルタントの人に訊いてみたところ、私の乳腺はかなりデリケートで、ちょっとした圧力(たとえば少しきつめのブラとか)でも乳腺がつまりやすいタイプらしく)、その部分の乳腺がつまり、ひとときはほんとに胸に石(というか岩と言った方がよかったかも)が入ってるかのように胸ががちんがちんに堅くなり、かっかかっかと火照るようにおっぱいが熱くなり、ほんとにちょっと手が触れただけでも飛び上がるくらいに痛かった~

 で、授乳に関する本やネット検索で調べたところ、いくつかの文献で「キャベツの葉っぱを当てるとよい」と書いてあったので、わらにもすがる思いで試してみたところ…
 
 ほんとに効いた!!!

 キャベツの葉を数時間当てておいた後におっぱいを飲ませたところ(というか、堅くなって飲みにくいのにがんばって飲んでもらったところ)、それまで一生懸命温めてもマッサージしても別のポジションでおっぱいをあげてもどうやってもなくならなかったあの石の塊が、ほんとにウソのようにすーっとひいていったもん。(もちろん乳腺の詰まった部分を赤ちゃんがギュウギュウと吸っているときはこれまた飛び上がるほど痛かったけど。おっぱいの中の乳腺がぎゅううっとつねられているような感じというのかな。で、あるところまでいくとスポっとその詰まりがとれて、そこからすーっとたまった母乳が流れ出し、石の塊がなくなっていくという感じ。)

 おそるべし、キャベツの力。

 そして堅ーくなったおっぱいをがんばって飲んでくれたたくちゃん、どうもありがとう

 これを読んでる中に授乳中の人、そしてこれから授乳を経験される人がどのくらいいるかわかりませんが、万一私と同じような症状になられた際には、ぜひぜひお試しください。 
 乳腺がつまったときはすぐに手当てしないと、乳腺炎とかになってしまうそうなので。
 私は今回、ちょうど冷蔵庫にきゃべつが少し残っていたおかげで、真夜中思い立ったときすぐにキャベツの葉で湿布することができて、乳腺炎になるのを危ういところで防げましたが、もしキャベツがなかったら今頃病院に行ってたかも…。

 しかし真夜中、真っ暗~い台所でキャベツを取り出し、それを胸に当てている私の図って…
 自分で想像しても笑える。