1月に『AZUMI』を見たUQのSchonell Theatreで『Nobody Knows(邦題:誰も知らない)』を見てきました。
昨日(土曜日)の新聞を読んでいたぶりだんに
「映画を見に行こうか…。 『Nobody Knows』っていう日本の映画へ。」
と言われ、映画の題名を言われてもピンと来なかったですが、新聞の映画レビュー欄を見て、「」。
インターネットのニュースで、カンヌ映画祭で日本人の男の子→柳楽優弥くんが主演男優賞を受賞したことは知っていましたので、「それじゃー、行ってみよう」となり。
その程度の前知識しかなかったので、「実際にあった事件をモチーフにしている…」というのを映画の冒頭で知りました。
ストーリーは、母親と父親の違う4人の子供たちの、ちょっと(イヤ、おおいに!)普通とは違うけれども、そこにはささやかな幸せがあった生活。 そして母親が新しい彼氏の元へ行ってしまい、置き去りにされた4人の子供たちのその後の生活…。
置き去りにされた子供立ちの生活がどういう状況になるのか、誰でも容易く想像できる。 大の大人だって満足に出来ない人がいるというのに、小学校6年生の長男がすべてをやらなければならないなんて。
学校へ行きたくても行かせてもらえない子供たち。
母親が置いていったお金が足りなくなって(当たり前じゃ!)、それぞれの父親の所へ行き、お金を無心する長男の姿。
電気、ガス、そして水道まで止められてしまい、公園のトイレや水道でしのいでいる子供たち。
食事はコンビニの店員から賞味期限切れになった(と思われる)食品を長男がもらってくる。
そんな長男をはじめ、子供たちの姿を見ていていたたまれなくなった。
と同時に、母親に対してふつふつと怒りが込み上げてきたのも確か。
母親が新しい彼氏のもとへ行く前の長男とのやりとり。
「お母さんは勝手すぎる!いつになったら学校へ行かせてくれるの?!」
「私は幸せになっちゃいけないっていうの?!?」
我が子に言う言葉だろうか?!
確かに誰だって幸せになりたいし、幸せになるべきだと思う。
でもね......。
一番下の妹がイスから転落して亡くなってしまい、長男が「最後に羽田へ行ってゆき(妹)に飛行機を見せてあげたい」というシーン、思わずグっと涙が込み上げてきてしまった…です。
「実際にあった事件」というので、家に戻ってすぐにインターネットで検索してみたところ、詳しく書かれていたある方のブログを発見しました。
誰も知らない<巣鴨子供置き去り事件>
誰も知らない-追記-
日曜日の昼下がり、Schonell Theatreは半分ほど席がうまっていました。
私のほかに日本人は見にきていたのかどうか確認できませんでしたが、オーストラリア人たちはどのように思って見ていたんでしょうか。
「悲しいストーリーだったね…。 でも、とっても『日本的』だと思った。」
というのがぶりだんの感想です。
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昨日(土曜日)の新聞を読んでいたぶりだんに
「映画を見に行こうか…。 『Nobody Knows』っていう日本の映画へ。」
と言われ、映画の題名を言われてもピンと来なかったですが、新聞の映画レビュー欄を見て、「」。
インターネットのニュースで、カンヌ映画祭で日本人の男の子→柳楽優弥くんが主演男優賞を受賞したことは知っていましたので、「それじゃー、行ってみよう」となり。
その程度の前知識しかなかったので、「実際にあった事件をモチーフにしている…」というのを映画の冒頭で知りました。
ストーリーは、母親と父親の違う4人の子供たちの、ちょっと(イヤ、おおいに!)普通とは違うけれども、そこにはささやかな幸せがあった生活。 そして母親が新しい彼氏の元へ行ってしまい、置き去りにされた4人の子供たちのその後の生活…。
置き去りにされた子供立ちの生活がどういう状況になるのか、誰でも容易く想像できる。 大の大人だって満足に出来ない人がいるというのに、小学校6年生の長男がすべてをやらなければならないなんて。
学校へ行きたくても行かせてもらえない子供たち。
母親が置いていったお金が足りなくなって(当たり前じゃ!)、それぞれの父親の所へ行き、お金を無心する長男の姿。
電気、ガス、そして水道まで止められてしまい、公園のトイレや水道でしのいでいる子供たち。
食事はコンビニの店員から賞味期限切れになった(と思われる)食品を長男がもらってくる。
そんな長男をはじめ、子供たちの姿を見ていていたたまれなくなった。
と同時に、母親に対してふつふつと怒りが込み上げてきたのも確か。
母親が新しい彼氏のもとへ行く前の長男とのやりとり。
「お母さんは勝手すぎる!いつになったら学校へ行かせてくれるの?!」
「私は幸せになっちゃいけないっていうの?!?」
我が子に言う言葉だろうか?!
確かに誰だって幸せになりたいし、幸せになるべきだと思う。
でもね......。
一番下の妹がイスから転落して亡くなってしまい、長男が「最後に羽田へ行ってゆき(妹)に飛行機を見せてあげたい」というシーン、思わずグっと涙が込み上げてきてしまった…です。
「実際にあった事件」というので、家に戻ってすぐにインターネットで検索してみたところ、詳しく書かれていたある方のブログを発見しました。
誰も知らない<巣鴨子供置き去り事件>
誰も知らない-追記-
日曜日の昼下がり、Schonell Theatreは半分ほど席がうまっていました。
私のほかに日本人は見にきていたのかどうか確認できませんでしたが、オーストラリア人たちはどのように思って見ていたんでしょうか。
「悲しいストーリーだったね…。 でも、とっても『日本的』だと思った。」
というのがぶりだんの感想です。
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