唐突ですが、趣味の模型の最新作。タミヤの1/24プラモデル、セリカ・ターボです。
なぜいきなり完成しちゃってるのかというと、ちょっと思うところあって、これについては製作過程の写真をほとんど撮らなかったのです。
私はFacebookの方で、とあるモデルカー・コミュニティに参加しているんですが、先頃ハセガワのダルマのノーマルホイール付きが出たのをきっかけに、セリカ祭をやろう、という呼びかけがあったのです。セリカならなんでもいい、というので、ちょうどストックの中にあったこれを作る事にしました。
このキット、スポーツカーシリーズ7作目として70年代にリリースされたキットですから、内容は古色蒼然です。こういうのを作る場合、中途半端にいじるとキットの空気感が台無しになりますから、思いっきりギタギタに手を入れてアップデート化するか、ほぼストレートにキットの味わいを楽しむか、どっちかしかないと思うのです。今回は2/28が〆切(仕事じゃないのに…)に設定されていたので、後者のアプローチでいくことにしました。
ディティールアップは最小限度。ドア前端のスジ彫りが省略されていたので追加。リアウィングのメッキを落としてスターブライトシルバーで塗装。ヘッドライトはメッキを落としてスターブライトジュラルミンで塗装し、UVクリアを厚めに被せてレンズ感を表現。リアコンビはリムのメッキを生かしつつ発光部はスターブライトシルバーとクリアカラーを重ねて奥行き感を出しました。
ドアミラーとルームミラーは洋白板で鏡面を追加。シートベルトはスタジオ27のキットに入っていたエッチングの残り物。あとメーターの配線を追加してます。
ボディカラーは実車の色味はよく判らないので、成形色を参考に、Mr.カラーの原色青と黒で調色しました。
デカールもキットに入っていたものですが、フードとドアの白い部分は塗装で、ストライプのみ切り出して貼りました。リアエンドのTOYOTAのロゴは、マスキングに負けて剥がれちゃったので、別のキットから持ってきました。
デカールの段差もあんまりこだわって消してはいません。そもそもタミヤの旧いタイプのデカールはクリアーコート向きじゃないですからね。あまり厚くクリアーを吹いちゃうと割れたり溶けたりしそうなので、なるべく薄くシャープに仕上げることにしました。
カーナンバー68と56が作れるんですが、ゾルダーで優勝したのは68なので、大抵はそっちを作るようですね。私が56を選んだ理由は、数字のデザインがカッコ良いから。作ってみて気が付きましたが、68と56ではロゴの配置が違うだけじゃなく、フロントのサングラスの形も違うんですね。
ほとんど素組みと言えるような作り方でしたが、なんだかプラモデル作りの原点に立ち返ったみたいで、とても楽しく作れました。
展示会でウケるとか、模型仲間を感心させるとか、そういうことを一切考えず、ただただ自分が楽しむためだけに作る。趣味の模型って本来そういうものですが、ブログやSNSをやっていると、いつしかそこんとこ忘れちゃって、ついつい人さまからどう見えるか、ばかり気にしちゃうんですね。
「このキット旧いからこのままじゃダメだよなー」と思い込んで手を付けかねているキットが、いっぱいあるのです。
これからは小さいことは気にせず、バンバン作っちゃおうと思います。
なぜいきなり完成しちゃってるのかというと、ちょっと思うところあって、これについては製作過程の写真をほとんど撮らなかったのです。
私はFacebookの方で、とあるモデルカー・コミュニティに参加しているんですが、先頃ハセガワのダルマのノーマルホイール付きが出たのをきっかけに、セリカ祭をやろう、という呼びかけがあったのです。セリカならなんでもいい、というので、ちょうどストックの中にあったこれを作る事にしました。
このキット、スポーツカーシリーズ7作目として70年代にリリースされたキットですから、内容は古色蒼然です。こういうのを作る場合、中途半端にいじるとキットの空気感が台無しになりますから、思いっきりギタギタに手を入れてアップデート化するか、ほぼストレートにキットの味わいを楽しむか、どっちかしかないと思うのです。今回は2/28が〆切(仕事じゃないのに…)に設定されていたので、後者のアプローチでいくことにしました。
ディティールアップは最小限度。ドア前端のスジ彫りが省略されていたので追加。リアウィングのメッキを落としてスターブライトシルバーで塗装。ヘッドライトはメッキを落としてスターブライトジュラルミンで塗装し、UVクリアを厚めに被せてレンズ感を表現。リアコンビはリムのメッキを生かしつつ発光部はスターブライトシルバーとクリアカラーを重ねて奥行き感を出しました。
ドアミラーとルームミラーは洋白板で鏡面を追加。シートベルトはスタジオ27のキットに入っていたエッチングの残り物。あとメーターの配線を追加してます。
ボディカラーは実車の色味はよく判らないので、成形色を参考に、Mr.カラーの原色青と黒で調色しました。
デカールもキットに入っていたものですが、フードとドアの白い部分は塗装で、ストライプのみ切り出して貼りました。リアエンドのTOYOTAのロゴは、マスキングに負けて剥がれちゃったので、別のキットから持ってきました。
デカールの段差もあんまりこだわって消してはいません。そもそもタミヤの旧いタイプのデカールはクリアーコート向きじゃないですからね。あまり厚くクリアーを吹いちゃうと割れたり溶けたりしそうなので、なるべく薄くシャープに仕上げることにしました。
カーナンバー68と56が作れるんですが、ゾルダーで優勝したのは68なので、大抵はそっちを作るようですね。私が56を選んだ理由は、数字のデザインがカッコ良いから。作ってみて気が付きましたが、68と56ではロゴの配置が違うだけじゃなく、フロントのサングラスの形も違うんですね。
ほとんど素組みと言えるような作り方でしたが、なんだかプラモデル作りの原点に立ち返ったみたいで、とても楽しく作れました。
展示会でウケるとか、模型仲間を感心させるとか、そういうことを一切考えず、ただただ自分が楽しむためだけに作る。趣味の模型って本来そういうものですが、ブログやSNSをやっていると、いつしかそこんとこ忘れちゃって、ついつい人さまからどう見えるか、ばかり気にしちゃうんですね。
「このキット旧いからこのままじゃダメだよなー」と思い込んで手を付けかねているキットが、いっぱいあるのです。
これからは小さいことは気にせず、バンバン作っちゃおうと思います。