LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シトロエンDS(6)

2005年11月13日 11時13分28秒 | モデルカー製作記
ラストスパートが効いて、一気に完成です!

今回は最終段階であまりモタつきませんでしたねえ。私にしては珍しい事です。
塗装前の仮組にしっかり時間をかけたのが良かったかな。

上下合体前に、やっておかなくてはならない事がありました。それはフロントタイヤの内側。シャシーの内壁が無いので、真横から見ると向こう側が丸見えです。そこで、黒艶消しの塩ビ板で壁を作りました。

あと、インテリアにはシフトレバーとバックミラーを追加。ディティールアップはしないで済ますつもりだったんですが、やっぱり我慢出来なくなっちゃいました。両方ともインパネ上面にあるので、けっこう目立ちます。

前後バンパーとヘッドライトリム、ドアハンドルなど、光り物はメッキシルバーで塗装。
ヘッドライトのレンズは透明ですが、反射鏡にバルブのモールドがあるので、そこにゴールドをのせました。フランス車というと、ヘッドライトを黄色く光らせているイメージが強いですよね。
ヘッドライトの下のウィンカーはキットではデカール再現ですが、塩ビを小さく切って自作しました。

前回、「ハイマウント・ストップランプ」と書いたルーフ後端の灯火は、正しくはウィンカーでしたね。キットにはレンズはついて無いので、ウェーブの別売レンズを使用しています。

ワイパーはキットでは見事に無視されています。実車も初期型のワイパーはコンシールド・タイプで、ほぼ隠れているんですが、真上からは見えるので、コンマ3ミリの洋白線をテキトーに切ってつけてやりました。

最後になって気を遣わされたのが、上下合体の時に後輪のホイールキャップがボディに当ってしまった事。ギリギリでボディの内側に触らない寸法なんですが、組む時にうっかり擦ってしまって、メッキシルバーの表面にキズがついちゃったんですね。
ま、この程度は失敗のうちには入りません。ボール紙に丸い穴を開けたマスクを作って、チョン吹きして修正に成功。

こうして完成してみると、エレールの安物キットとは思えない風情あり。ウィンドウのプラが分厚いのが惜しいんですが、量産品のミニカーよりは、かなりマシなんではないかな。

このコはホビーフォーラムの「レプリカンパニー」のブースに展示する予定です。

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