LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ランボルギーニ・ウラッコ(12)

2006年01月21日 10時37分32秒 | モデルカー製作記
ボディのクリアーが完全に乾くのを待つ間に、ホイールの塗装を済ませました。

プラのホイール本体にレジンのリムをついであるので、レジンキットを作る時のように、塗装はプライマーから。リムに少し気泡があったので、サフを吹いてからグレーパテで埋める必要がありました。シルバーで塗装するので、下地は入念に。

展示会などでアマチュアの方の作品を拝見すると、ボディは凄くキレイなのに、ホイールの塗りがイマイチで「惜しい!」と思う事がよくあります。クルマってタイヤとホイールで印象がずいぶん変わるんですよね。
ホイールがメッキしてあっても、それをそのまま使うのはワタシ的には「論外」。プラのメッキは質感が安っぽいし、ムラがあったり、シワが寄っていたりします。迷わずキッチンハイターで剥離しちゃいましょう。

最近、シルバー系塗料が凄く充実してきて、何を使うか正直迷います。
ウラッコのホイールはワンピースの鍛造アルミで、全体がシルバー塗装されています。
実車の写真を見ると、これが結構ザラッとしたシルバーで、クリアーコートしてあるせいか、妙にグレーっぽくて、あまりキレイな色じゃない。でも、そこは模型ですから、その通りにする必要はないでしょう。
ホイールとしてのリアリティがあって、かつキレイな色に塗装すればいいのです。

Mr.カラーのシルバーには色々なのがありますが、私がこれまでにホイールに使ってみたのは、8番シルバー/クロームシルバー/メッキシルバー/スーパーファインシルバー、の4種類。

8番は非常に粒子が細かく、ペタッと金属粒子が寝た感じの塗り上がり。以前はホイールはすべてこれを吹いていました。まあ、悪くないんですが、ちょっと飽きたかな。

クロームシルバーはどうもあまり良い印象が無い。私の吹き方が良くないのか、いつも錆びたみたいなグレーになっちゃう。塗料が古かったのかな?

メッキシルバーはアメ車とか、最近のギラギラしたVIPなホイールには向いてそうですが、ウラッコには似合わないでしょうね。

ということで、今回はスーパーファインシルバーを選択。明るくて光輝感が強く、タミヤのサラッとした質感のメッキによく似た仕上がりになります。上手く吹くと、一見して塗装には見えません。
普通のMr.カラーと同じ大きさのビンで600円はちと高いけど、それだけの価値はありますね。

塗り上がると早速タイヤを履かせて、シャシーに取り付けました。そろそろ触れるようになったボディを被せてみると、いよいよ完成間近って感じで、ボディを研ぐのが大いに楽しみ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿