LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シボレー・コルベットC3(2)

2014年05月24日 10時02分14秒 | モデルカー製作記
ホビーショー合同展の余韻にもうちょっとひたっていたい所ですが…
こっちも詳細を忘れちゃわないうちに書いておかないとね。コルベットC3の第2回目は、外装部品とボディの擦り合わせです。

このキット、スナップであるにもかかわらずエンジンが再現されていて、フードはヒンジで開閉するようになっています。しかしヒンジと言ってもフードの横に軸棒が生えているだけの単純なもの。
ヒンジの受けはかなりテキトーで、一応ボディ裏とシャシーとで挟むようになっていますが、双方のスキマが大きすぎて上手く挟むことが出来ず、開けた状態だとまったくフードが安定しません。

↑そこで、軸がしっかりハマるようにコの字型の受けをプラバンで自作しました。後側は開けておいて、塗装後にフードを入れてから閉じるようにしました。この方式だと、ボディ側だけでフードの軸を押さえられるので、軸が安定します。ただし、プラバンで増設した部分がシャシー側にあたってしまうと、フロントの車高が高くなってしまうので、シャシーとのあたりも見ながら工作しました。

また、フードを開けた状態で固定出来るように、回転式のステーも追加しました。実車もこのあたりにダンパーがあるようです。

↓開けた状態だとこんな感じ。フード裏にもステーの先端がハマる受けを作ってあります。スムーズに開閉し、ちょうど良い角度で立つようになりました。
このステーが無いと、フードが前側に傾いてしまって、ぶっ壊れているように見えるので、はなはだカッコ悪いのです。どうせ開けるならカッコ良く開けないとね。





↓開閉式のフードは、閉じた時にピタッと面イチになるのも大事。フードの裏側を削り込んだり、エンジンベイ側を削ったりと、微調整が必要でした。
フード自体の外径と寸法も、ボディの開口部とはピタリと合わないので、あちこち盛ったり削ったりしています。このへんの寸法精度があまり高くないのは、アメプラのお約束。
幸い歪みはなかったので、それほど手間はかかりませんでした。





↓ドアミラーは根元が大きなダボになっていて、ボディ側の凹みも大きく、リアリティに欠けるので、手当が必要でした。凹みを光硬化パテで完全に埋めてから、0.5㎜の穴を開けておき、ミラーの足に0.5㎜の洋白線を埋め込んでおきました。
左右の取付け位置は前後・上下ともかなりズレていますが、実車もそうなっているようです。ドライバーの視線に合わせてあるのでしょう。外国のスポーツカーには良くありますね、そういうの。





前後のライト類を始め、外装ディティールはほとんどボディに一体モールドなので、外装部品の擦り合わせはこれでオシマイ。
次回は足のセッティングにいきます。


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