LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーXKSS(10)

2010年01月11日 10時28分34秒 | モデルカー製作記
一昨日、土曜日の夜はS.E.M.の今年最初の月例会でした。
↑の状態で持ち込んだのですが、結構みんなの関心を惹いていたようで、おかげでモチベーションがますます向上してます。

さてさて。フロントバンパーは取付け位置を変更したり長さを詰めたりと手間がかかりましたが、リアバンパーはテールエンドの一番出っ張った部分に水平についているので、そう厄介なことは無いだろう、とタカをくくっていました。
ところが甘かった。ドイツレベル、期待を裏切らないどころか、さらにその上を行きますぜトホホ。

リアバンパーはテールエンドの開閉部分(スペアタイヤ・リッド)にかかっているので、3分割なんですが、仮組みしてみると3個の高さがバラバラ(笑)。
でも、それよりも問題なのは取付け用のダボの上面がバンパーの上面とツライチになってるという事。ボディのダボ穴に刺さっているところが丸見えなんですヨ。そりゃそうだよね。リアエンド上面はなだらかな傾斜面だから、そこに穴が開いててパーツのアシが刺さってるのを真上から見りゃ、楽屋裏が丸見えになるのは当たり前だ。なんでダボを上側に付けちゃったかなぁ…。

↓そこで一工夫。まずはテールエンドのバンパーに隠れる部分を少し削って丸みを取り、ダボ穴周辺を垂直面にしました。といってもあまりハッキリ削っちゃうとカドが出来て違和感が出るので、ちょっと遠慮がちにね。写真だとちょっと判りにくいかな。でもこれで、ダボ穴がバンパーに隠れ易くなりました。



↓さらに、バンパーのダボ上面を削り込んで、外観部の上面よりも一段低くなるようにしました。これに合わせてボディ側のダボ穴の天地方向を狭めてやれば、完成後にはダボ周辺は見えにくくなるはず。
この加工の過程で、ついでに3つのバンパー部品の高さがズレるのも修正しておきました。



↓とりあえずこんな感じ。ダボのあたりはちょうどテープで隠れちゃってますが、なかなか良さげでありますヨ。



ところで、この写真ではソフトトップのカバーもついているでしょ? 曲面構成のボディ上面にピッタリ合うカタチになっていて、なかなかイイぞ、と思っていたんですが、よく見るとここにも地雷が埋まっていましたヨ。しかも結構デカイのが。
以下次号。ヒィィィ。



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2 コメント

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楽しませてくれますねえ。 (ミゾロギ)
2010-01-13 21:36:32
ドイツレベルのものって、基本のデッサンはしっかりとしているので、手を入れる程よくなるという気がします。
実車に即した快感がありますね。いいもの見せていただいております。

こちらも古いMPCのフォードMK4を完成させました。
IMCとはまた違ったアプローチで、かっちりとしたクルマに仕上がるあたり、楽しませてもらいました。
赤と黄色が2台並ぶと壮観です。
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速い! (kitazawa)
2010-01-14 14:52:21
「高解像モード」だと、色々といじらないと気が済まない感じなんですが、だからといってこのキットの出来が悪いというワケじゃないんですよね。ほんと、おっしゃる通りキットとしての基本デッサンはしっかりしてます。
まあ私としては、キットが色々とやり残してくれていることをやって、楽しませてもらってる、という感じです。

MPC、もう出来ちゃったんですかぁ! 私が資料探しであちこち放浪しているうちに…。さっそく見に行きますね。
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