LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ルノー5ターボ(14)

2009年09月16日 10時24分01秒 | モデルカー製作記
ボディの研ぎ出しをおこないました。

最近の数作、割とクリアー吹きが上手くいっていたので、研ぎ出しでは楽してたんですが、今回はちょっと大変でした。サーフェイサーから始まった表面のザラつきが、塗料をのせていくにつれて大きくなり、最終的にはザラつきというよりはボコボコという感じになっていましたからねぇ。
はたしてこのボコボコを全て中研ぎで吸収出来るのか? その心配もあって、クリアーをいつもよりも1回余計に吹いたわけですが、これは正しい判断だったようです。

研ぎ出しはいつものように、タミヤのフィニッシング・ペーパー1500番。水を付けなくていいので、私はもっぱらこれを愛用してます。
ボコボコしてるのに加えて、今回はデカールの段差もかなり目立っていました。古くなったデカールは硬いせいか、クリアーを吹いたあとの段差がハッキリ出るような気がします。少しくらい下地が出ても、どうせオーバーコートするんだから構わないぞ、くらいな勢いでガシガシ研いでいきましたが、幸い下地は1カ所も出ず。

1/43だと、いつもはものの30分くらいで終わる研ぎ出しですが、今回は1時間くらいかかりました。ボコボコとデカールの段差もありつつ、根本的にこのボディ形状は磨き辛いんですよね。そこいらじゅう、谷カドだらけで、一気に磨ける開けた面がほとんど無いんです。直接コンパウンドでツヤを戻すやり方だったら、相当難儀だったでしょうな。
オーバーコート仕上げをモノにするまで作らないで寝かせて置いたのは、やはり正解でした。

最終的に、デカールの段差もほぼ目立たなくなりました。完全にツライチという感じじゃなく、デカールのある部分と無い部分を滑らかに繋ぐ、という感じです。ボコボコだった面もだいたい平滑になりました。
あとは天気の良い日を待ってオーバーコートするだけ。低気圧、早くいなくなってちょーだいな。


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