LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ルノー5ターボ(13)

2009年09月15日 10時11分11秒 | モデルカー製作記
インテリア&シャシー、一気に作っちゃいました。
毎日ちょこっとずつやってると、だんだん焦れったくなってきて、たまに暴走しちゃいます。

サーフェイサーはボディと一緒に吹いてあったのですが、インテリアはかなり気泡が多く、潰すのには手間がかかりました。シート周りなんかもうアワだらけでしたから。
こういう時は、全部カンペキに潰そうなんて思わずに、見えるとこだけキレイに仕上げて、あとは思い切ってシカトする、という割切りも肝腎。このキットの場合、シートの上半分、インパネの上部、それに平らなリアシェルフ(エンジンカバー)の気泡を特に重点的に潰しておけば、それ以外の箇所はそれほど気になりません。
モールドの荒れも同様。シートの座面なんか、かなり荒れちゃってるんですが、気にしない気にしない。

サーフェイサーである程度キレイになったところで、ハーマンレッドを直接吹いちゃいました。ベースホワイトは無し。インテリアの赤は、下地に白を入れないで少し濁らせた方がそれっぽいような気がしてね。でも、ハーマンレッドは隠蔽が強いので、かなり鮮やかな「真っ赤」になりました。

しかしまあ、インパネのメータークラスターとリアシェルフのアクセスパネル以外、見事に全部まっかっかです。映画「シャイニング」のオーバールック・ホテルのトイレみたいですね。助手席にチャールズ・グレイディが乗ってきて「あなたをコレクトします」(「レ」は巻き舌っぽくね)とか言われそうでちょっと怖いぞ。
レーシングカーでこういうインテリアは珍しいですよね。F1前座のワンメイクってのは、基本的にゴージャスなお遊びレースなんでしょう。
人生、遊びや無駄は大事ですよね。「シャイニング」の主人公も「仕事ばかりで遊ばないから気が狂う」と書いていましたっけ。私の場合これが遊びなので多分大丈夫だと思います。

インテリアは基本ツヤ消しなんですが、最初はツヤ有りで吹いときます。メータークラスターとアクセスパネルはマスキングして黒を吹き、シートベルトはエナメルの筆塗りで。メーターとベルトのデカールを貼ってから、助手席の足下の消火器だけマスキングして、フラットクリアーでオーバーコート。最後にシートベルトの金具の部分にシルバーをのせました。
ロールケージもハーマンレッドですが、コチラはツヤありのままで、質感を対比させます。

シャシー側はツヤ消し黒ですが、後端にマフラーがモールドされているので、ここはマスキングして、ちょっと黒を混ぜたシルバーを吹きました。テールパイプは元々モールドでしたが、外径1.4mmのアルミパイプを磨いたものに交換しました。

さて、そろそろボディの塗装も乾いたかな。研ぎだしに取りかかりたいと思います。


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