メルセデス・ベンツSLS（ドイツレベル）

買い物報告・その３はドイツレベルの新作キット。といってもリリースはもう数ヶ月前ですけどね。

最近のドイツレベルはキットの出来がメキメキ良くなってまして、新作が出るのが楽しみなメーカーのひとつです。「モデルカーズ」誌の作例を担当したフォルクスワーゲン・バスも素晴らしいキットでしたから、メルセデス好きとしてはこのSLSも非常に楽しみにしてたんです。

ただ、ドイツレベルといやぁ正規モンの日本国内価格がバカ高いんでも有名。このキットも普通に買うと5000円くらいしちゃいます。これでも円／ユーロ・レートの変動で少し安くなっていて、ちょっと前までは1/24のフェラーリのロードカーが6000円近くしてた時期もありました。

プラモに関しては3500円あたりに心理的障壁があるワタシ的には（ビンボーなんですよ）安いアメリカレベル版が出るのをいつも待つんですがね。SLSに関してはフジミもリリースを予告してるので、まあイイか、と思い始めた矢先、またもS.E.M.海外購買部N部長のおでまし。ホント持つべきものは友達です。ありがたい！
　
現地ではこれ大体20ユーロ、2300円くらいなんですよ。1/24のプラモとしちゃ、ごく健康的なお値段だったのね。まあタミヤやフジミもアチラで買うとえらく高いと言いますから、仕方ないんでしょうけどね。…ホントすいません国内の販売業者のみなさま。国産キットも買いますからカンベンしてね。

↓つーことでボディ。ドアもフードも開閉し、前後バンパーも別パーツですが、最近のレベルは合わせが抜群にイイので、不安無し。窓ガラスは全部外ハメでフラッシュサーフェスになります。ガッチリ肉厚で頑丈な感じが、どことなくモノグラムっぽい気がします。完成写真を見る限り、プロポーションにも変なクセは無いようです。



↓ドア内張りがサッシのところまであります。



↓シートの形状も良さげ。グリルのメッシュは彫りがちょっと浅いんですが、モールドの上からデカール貼れという手口。エッチングに変えたいところですね。確かどこぞからこれ専用のセットが出てたはず。あ、物欲スイッチが（笑）



↓天井からピラーまでの内装トリムがパーツになってます。すげぇ。



↓エンジンも腰下まで全部ありますが、割とアッサリした表現みたいです。まあ最近のクルマのエンジンルームは、カバーされててメカ部分は見えないですからね。



↓シャシー関係もヌカリ無し。排気系も駆動系もしっかりパーツがあります。アンダーパネルには結構隙間があるので、完成後もメカ関係は結構見えそうですね。




↓クリアーパーツは透明度高く歪み少ないキレイな成型です。外装の小物メッキパーツは剥離しないでなるべくそのまま使いたい感じ。



↓タイヤはちょっと前までドイツレベルの弱点でしたが、このキットのは悪く無さそうです。相変わらず内外分割のホイールに挟まれる方式みたいですが。



↓インストは塗装指示がざっくりしてますが、実車の資料はバッチリ持ってるので心配無用。デカールはいろんな国のライセンスプレートが入ってます。



というわけで、なかなかイイ感じのキットです。なによりガルウィングがちゃんと開閉するのが嬉しい。このクルマをキット化するなら、ドアは開かないと意味が無いでしょう。

このキットは今年中に作ることになると思います。というのも、S.E.M.の来年静岡までの年間テーマが「メルセデス・ベンツ」に決まったので、まさにドンピシャなわけですよ。ホビーフォーラムまでに作れると良いんですけどね。
ボディカラーは何色にしようかな。同じキットを作るであろう人が何人かいるので、色がぶつからないように談合することになると思います。やっぱりシルバーは一番人気だろうなぁ…

買い物報告、まだまだ続きます。