LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリGTO(2)

2006年05月12日 10時10分12秒 | モデルカー製作記
ボディの下拵えが終わったので、シャシーと仮組してみました。

BBRのキットってボディとシャシーの固定がネジではなく、接着イモ付けなんですね。なんでネジ式にしないのかなー?
イモ付けだと、後で修理の必要が出てきた時にバラせないし、GTOの場合フロントの車軸はボディに、リアはインテリアに固定するようになっているので、仮組ができないんですよね。
そこで、シャシーの前後2ケ所に穴をあけて、時計ネジでボディに固定できるようにしました。

タイヤは良質な物が入っていて、劣化の恐れは少ないので、そのまま使います。
ちょっと気になるのは、組立て済みのホイールが左右同じ物であること。
ってことはスピンナーの向きが左側だけ逆になる。ホントはスピンナーの爪は左右とも後ろを向いていなくちゃイケナイんですが。
まあ仕方ないので、これはこのまま使います。

車軸受けはガバガバな寸法で、微妙なタイヤ位置の調整はできない、というか不必要になっています。工場で完成品を大量生産するには、こういうアバウトな設計の方が都合が良いんでしょう。
車体姿勢は、タイヤがホイールアーチの内側に当たっているので、そのまま。1/43の場合、ホイールハウスはアーチと同寸になっていますが、黒く塗りつぶしちゃいますから、タイヤのてっぺんが当たっていても分からないので、これで良いのです。

とりあえず、ボディに対してタイヤがシックリ納まるかどうかをチェックすれば、それでオーケー。取り付けの時にちょうど良い位置でエポキシボンドで固めちゃえばイイ訳です。
昔の車ですから、トレッドはタイヤがボディからちょっと引っ込むくらいがべスト。

クルマの形にしてみると、プロポーションにはけっこう癖があることが判りますね。原型師の独自の解釈が入ってる感が強いです。
でも、GTO以外の車には見えないので、これでヨシとしましょう。



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