LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ランボルギーニ・ウラッコ(9)

2006年01月18日 10時25分34秒 | モデルカー製作記
遂にボディに色がつきました! 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!(意味不明…)

ドタンバで何色にしようか、かなり迷いました。
ネット上で蒐集した写真だと、ウラッコにはかなり色々なボディカラーがあります。定番の赤、白、黒、銀の他に、メタリックグリーン、イエロー、パステルっぽいブルー、同グリーン、濃いガンメタなどなど。何れもなかなか似合っててステキ。

最終的には、誌面での映えを考えたのと、箱絵や成型色のイメージもあって、メタリックブルーになりました。
ウラッコのメタ・ブルーは生産時期によって濃淡2色があるようですが、初期型メッキバンパーの場合は、こういう明るく鮮やかな色調だったようです。

メタリックカラーは透明な染料系の色をベースにしないと作れない、というのは塗装の常識ですが、模型用の塗料は実車用塗料と違って、それほど神経質じゃありません。
以前、ドコゾの質問コーナーにこう書いたら、キレイなメタリック色にならない組み合せばかりをあげつらって反論してきた御仁がいましたな。ヒマなんですね。うらやましい(笑)。

今回は、Mr.カラーの65番「インディブルー」(顔料系)と4番「原色ブルー」(染料系)を1:1に混ぜて、そこに8番のシルバーを1滴垂らしたのがこの色。元の成型色にかなり近い色です。
65番だけでもメタリックブルーは作れますが、それは以前塗った事があるので、今回はちょっと色味を変えてみました。

ムラにならないように2度吹きして塗り上げ、3時間ほど乾燥器で乾かしてからクリアーを1回吹いたのが写真の状態です。
照明の加減か、もの凄くツヤがあるように見えますが、実際にはそれほどでもなく、デカールを貼るのに支障がない程度です。



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3 コメント

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きれいな青色 (梅(梅鉢製作所))
2006-01-18 20:29:49
きれいな青色ですねえ、シルバーが一滴だけとは驚きです。それでもこれだけの「メタリック感」を出せるのですね。梅は以前、「染料系塗料」ベースで混色塗装した色にクリアーをかけたら、染料が見事に泣いたという経験があります。以降「可能ならば顔料系で」混色しております。
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8番シルバー・フェチなんです (kitazawa)
2006-01-18 21:31:16
8番のシルバーって粒子が凄く細かいので、ちょっと入れただけで凄く広がりますよね。逆に入れ過ぎるとどんどん色味が明るくなっちゃうので、ほんのチョットの方がイイみたいですよ。

染料の流れや滲みはイヤですよね。修正のしようがないですから。
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またひとつ勉強になりました (渋谷)
2006-01-20 16:14:12
染料系の塗料を使わないと綺麗なメタリックにならないというのは知りませんでした。

ところで染料系と顔料系の見分け方はどうすればよいのでしょうか?隠ぺい力の違いですかね?
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