LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ダットサン240Z(23)

2009年06月14日 19時01分26秒 | モデルカー製作記
外装の細かい部分に取りかかると、手間がかかるわりに進みが遅い感じがして、ちょっとじりじりします。
今回はテールライトの塗り分けと、前後ウィンドウの取付け。

テールライト、モールドは結構しっかりしていたので、塗装してメタルックを貼った後でもラインはクッキリ見えるんですが、クリアーが上にかかっているので、マスキング・テープを貼っちゃうと、どこが塗り分けラインなのか、よく判らなくなっちゃいます。こうなるともう半ば、勘ですね。

ライトの輪郭でマスキングしておいて、上半分をマスクして下側のオレンジを吹き、それが乾いたら今度は下半分をマスクして上側のクリアレッドを吹きました。こうすると、中央の細い細いモールをマスキングする必要が無いので、テープを剥がす時にメタルックを持っていかれるオソレが無いわけです。

下段内側のクリアー部分は、初めはメタルックのままにしておくつもりでしたが、それだとモールと質感が一緒なのでイマイチ、なんですね。そこで、薄く溶いたホワイトを吹きました。デカールだったら当然白く印刷されているでしょうから、この方が正解かな、と。

色をさす前は、ボヤーッとした感じになっちゃうんじゃないかな、とひそかに危惧していたテールライトですが、案外上手くいったという感じ。エッチングやデカールとは比べるべくも無いけど、無い物ねだりをしても仕方がない。とりあえず現状で可能なベストは尽くしたと思います。

ウィンドウのヒートプレスは、塗装前にしっかり仮組みしておいたハズなんですが、前後ともかなり合わせがキツくなっちゃいました。仮組みでもっと緩くしておくべきでしたね。小スケールは、塗装の厚みの影響が大きく出ます。今回はちょっと計算違いでした。
フロントは幅は大丈夫でしたが、下側がダッシュ前端に干渉するので、ヒ-トプレスの下側フチをギリギリまで切り込んで調整。
リアは縦横ともに全然キツい。横方向は、折り返しの余分がほとんど無くなるくらいまで切り落としましたが、上下は折り返しを残さないと接着出来ないので、上側のボディ裏を斜めに削ぎこんで、ようやくなんとかツライチっぽくおさめました。

こういう点で、BBR方式はやっぱり有利なんですよね。外からベタッと貼るだけなので、微調整の必要が無いですから。
でもやっぱり、私はヒートプレスの方が好きだな。今回みたいな事もあるけど、手を動かして調整する事を、別に苦には思わないのでね。

さて、お次はサイドウィンドウ。ヒートプレスで作るか、平板でいくか、実はまだ迷ってます。一晩寝て考えよう。


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2 コメント

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うまくいかないモンです (松田 乱暴丑)
2009-06-16 05:03:22
お早う御座います、松田 乱暴丑です。

北澤さん、お褒め頂き有難う御座います。
あの足回りですが、編集部への手紙に「キットパーツを活かし手軽に決めた」と書いたのですが、実は部品注文でストックしていたパーツを2セットほどジャンクにしております。
さんざん試してありのままが良い事に気付き、あのようになりました。
まだまだ経験値が足らないと反省しきりです。

もう一つ残念なのがワイパーで、手元に丁度良いパーツが無く、キットの残念な形のワイパーをそのまま使用してます。
心残りがあると時間を置いてやりなおしたくなります。
ヤフオクあたりで探そうかな…また作ったら3台目になりますな、Jフェリー…。
てゆーか、まだアオシマさんパーツあるのかしら?(笑)
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再販あるんじゃないかな (kitazawa)
2009-06-17 10:20:44
最近、アオシマは90年代のキットを立て続けに再販しましたよね。Jフェリーもそのうち来ると思います。5月のホビーショーで発表した「メガリム」シリーズには、うってつけの題材ですし。

ワイパーは、コンマ3ミリくらいのプラ板を細切りして自作すると良いですよ。キットのパーツの形を参考に、ひと回り細く作ると、イイ感じになります。エッチングと違って、プラの場合はガラスのカーブに沿う形に作るのも簡単ですし。
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