LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ポルシェ928S4(14)

2006年05月05日 11時28分05秒 | モデルカー製作記
ようやく上下合体。全体像をお見せするのは、もうちょっとオアズケにしておきます。私は実はイケズなのだ(笑)。

今日の画像は自作したワイパー。最近、黒いワイパーはプラ板で自作しちゃう事が多いです。
キットのパーツは、ちょっと前のフジミあたりの丸太ワイパーと比べれば、ずっと出来が良くて、上から見るとかなり細い。そのままでもいいかな、と思えるくらいです。
でも、前から見ると結構厚みが目立つんだよね。まあそのへんが成型品の限界なんでしょう。

市販のエッチングはお手軽で良いんですが、キットによってはシャープすぎて違和感がある場合もあります。今回はまさにそのケース。イタレリらしいちょっとヌルイ雰囲気がブチ壊しになりそうです。
それに、自作した方が長さや角度、ガラスに合わせたカーブなんかが最適化できるというメリットもあります。

コンマ3ミリのプラ板を細切りして作るんですが、ワイパーらしく見せるためのフォーマットを一度確立してしまえば、簡単です。
ワイパーらしく見せるコツは、実物のワイパーの構造をキッチリ再現するのではなく、模型としてのワイパーの形を作る、という事。
あまり実物に忠実に作ると、太くゴツくなっちゃって意味が無い。プラモデルの部品の出来の良いワイパーを観察して、それを少し細めにコピーすれば良いワケ。
細い物は細さを強調して華奢めに作った方が、模型としての風情が良いのです。

自作ワイパーの欠点は強度が無いこと。根元の接着だけだと、後でホコリ取りとかをしてる時にヘロッと折れちゃいそうなので、ブレードの方にも少しだけエポキシボンドをつけて固定しました。

明日(5日)はSEMの例会なので、なんとか完成させて持ち込みたいと思っていますが、さて間に合うか?






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