銀の匙かげん

後味よい 究極ハッピーエンドをめざす
これまで観た好みの映画のことなど 
ぼちぼちと 備忘メモとして

スタンダードは心地よい コール家の人々

2009-06-03 | 日記
撮るものは何でも観たくなる監督がいる。
その中の一人がウォン・カーウァイ。
香港映画といえば、カンフーかやくざ、怪しい幽霊ばかり? そんな偏見だらけの私の目を開かせてくれた人です。

「ブエノスアイレス」「恋する惑星」「花様年華」「愛の神、エロス 」・・・と抜け出せない。

ウォン・カーウァイの魅力で外せないのは音楽。
私の好きなナットキングコールも、好んで使われる。
包み込むような歌声は、いつ聞いてもどんなシーンでも 品と華やかさをふり注ぎ、邪魔しないのであります。

フレディ・コール来日。ボンド氏とライブへ。

フレディー・コール(vo, p)
カーティス・ボイド(ds)
イライアス・ベイリー(bass)
ランディー・ナポレオン(g)

アレンジは違うものの、ステージスタイルは兄と同じ。
ナットキングコールより男っぽく、スモーキーな声。今は亡き偉大な兄よりも はるかに年上になり 円熟している。
でも、そこにナットキングがいるのでは?と錯覚する瞬間が・・・
ドラムのカーティス・ボイド、スティック?をくるっと回して、カッコいい。70歳はすぎてる?チャーミング
ナットキング ナタリー 素敵な血筋だこと。

ジャズ通のボンド氏、フレディーコール、今回初めて聞いたとか。
大御所なのに、サービス精神旺盛。 さすがプロの演奏で 大満足の様子。
(内容のないMCでつなぐ、最近の○○たちに見習ってほしい)
久しぶりに、心地よい時間を過ごしました。