銀の匙かげん

後味よい 究極ハッピーエンドをめざす
これまで観た好みの映画のことなど 
ぼちぼちと 備忘メモとして

雪の長浜   黒壁も白く

2010-01-06 | 旅行
青春18切符の旅 2弾  ぶらり長浜へ
駅構内の案内所で観光マップを入手 親切な応対 新年早々、幸先がいい 
  心温まる が・・・
 

外に出ると、なんという寒さ、今年一番の冷たい風・みぞれ雪!!!
中国で注目の日本のデパート?『平和堂』でマスクを買って防寒。
久々のビショビショ雪道を歩き 目的地・黒壁スクエアへ  

街めぐりより、まずは昼ごはん。 
無類の蕎麦好きボンド氏、「どこでもソバ」・・・でないと落ち着かないのだ。
案内にある店「そば八」へ   

通りに入ってすぐ 揚げたて!!!の看板、目が合った(そば屋は近い)・・・傍でも待てない?
黒壁28号館小牧かまぼこ店
  
地元ファーストフード? 寒さ対策とエネルギー補給 まずはOK

そば八  黒壁22号館
 

「かき揚げとじ蕎麦」 大きめのかき揚 なので結構腹もちがいい

さあ 動いて消化を
  
 
牡丹雪と雨が交互に街を濡らす。足元が悪い上スニーカー。
滑らないように要注意、ゆっくりの雪道散策。

歩いてて気になること?
  

なぜか目立つポストと、街の規模の割に多い郵便局。


長浜八幡宮で初詣。
家内安全・家族の健康をお願いして 駅方面に戻ることに。

まだまだ蕎麦がお腹に・・・でも無理やり?  別腹?
今日、私の一番の楽しみ、老舗和菓子屋さんのカフェ
叶匠寿庵  黒壁20号館


蔵を眺めながら


花山郷 クレープ生地の中少し甘みがあるレアチーズ
  
ぜんざい
  
まったりした時間 雪も風情にかわる スィーツは余裕なのだ・・・
         後の余裕は恐ろしや・・・
 


長浜城をぬけ湖方面へ温泉をさがす

「浜湖月」 どうでしょう? 1500円で入浴のみOK だ よかったあ
畳敷きのエレベータ・廊下、なんかほっとするお風呂までの空間

 HPより

湧き出しは透明なのに、空気にふれると酸化して錆色?赤いお湯にかわる。
最近では珍しい、とても熱いお湯。今日の寒さにはありがたい温度。
お風呂からの眺めも素晴らしく、夕日のころに入るといいだろうなあ、と思いながら帰ってきました。今度は宿泊をして、ゆっくりしよう。食事も評判いいらしいから。

帰路の列車時間を調べてなかったので、米原での待ち時間が長く、きっぷの威力を利用しようと降りてみたが、何もなく真っ暗。寂しいなあ。乗り継ぎだけの駅なのか?
湯冷めを心配したが、大丈夫だった。寒くて温まった長浜の旅
次回も温まりたいなあ

て のもの   復活!! 耳あて帽子  

2009-12-30 | て のもの
 あまりの寒さ
発見!!! 
おばあちゃん作の 耳あてのついた帽子、
もう大活躍しそう!!!



可愛いすぎるかな? 



さすが、昔からの馴染みの模様 
         誰にでも?似合いますよ

  



娘が初めて作ったパッチワークの小物
色合いが綺麗で、なかなかの完成度 



優しい気持ちは、長ーく伝わってくれているようです。 


カンバセーションズ

2009-12-21 | 映画

2005年
監督: ハンス・カノーザ
脚本: ガブリエル・ゼヴィン

ヘレナ・ボナム=カーター
アーロン・エッカート

冒頭の、何かありそうな予感がする・カーラ・ブルーニの歌。この雰囲気肌にあうなあ・・・
で、完成前のクシャおばさんみたいで苦手だった、ヘレナ・ボナム=カーターもOK。ゲテ物でない役での彼女、嫌じゃないかも? 勿論アーロン・エッカート 目当てですが、終始、彼女に押されっぱなし。そういえばこの二人、役名ってあったかな?

「男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト」
気持を残して別れた二人、男の妹の結婚式での再会。お互い夫とガールフレンドがいるが・・・
パーティが終わり、ホテルの女の部屋で朝まで一緒に過ごす二人。はたして覆水盆に返るか?

Conversations With Other Women trailer


舞台劇のような会話での謎解き。この手の物、大好きです。
画面を左右に二等分し、異なった映像を映し出す「デュアル・フレーム」とかいう手法での映画。最初は戸惑ったが、頭をフル回転させて鑑賞。慣れるとこれが面白く感じてくる。
説明するような過去の画面、深層心理を見せるかのような時間をずらしてのシーン、スリリングな探り合うようなひねった会話、深読み・先読み・裏読み。大写しで観れるアーロンの野生ちっくな顔。美形の若物アーロン。(9年ぶりの再会の設定、どうみても20代前半にしか見えない若者二人。まっいいか?)

落ち着いて、またもう一度観たい、楽しみのある映画です。

柚子だのみ

2009-12-19 | 日記
「お風呂にどうぞ」と袋いっぱいの柚子をいただいた。


夜がいちばん長~い冬至 かあ



冬至と湯治?

乾きがちな生活に潤い・・・折々に気付かせてくれる有難い隣人
後引く親切  あたたまります。
 

姫路城 と 神戸ルミナリエ  今宵二人はシンデレラ

2009-12-12 | 旅行
10代は分厚い時刻表を持っての自由な旅。早読みと、使ううちに馴染んでいくボロボロの時刻表に、愛着を感じたりもした。今ではつながって見える数字に閉口、ながめたくもないが・・・
年をとると何かと心の足かせがあり、出かけるには強く押し出してくれる きっかけと体力が必要だ。14日までの神戸ルミナリエと改修前の姫路城。ちょうど気になっていたので、この際とばかりボンド氏誘ってみた。 もう一つ飴が必要・・・? 
  

「青春18切符でどう?」 「何なんだ」 と理解していないが、・・・青春と18の響きに反応してきた。体力の衰え、連れてってと言えないプライド。 まだ見栄張る気力があるらしい?? のってきた!!
地球より我が家の温暖化。   
25%カットのイライラと辛抱我慢の熟年○○ 未来への希望があればこそ???

特別快速と快速を利用して いざ姫路へ 

 

駅からまっすぐ、銀杏のシャワーを浴びながら、国道2号線を渡りお城へ

お腹の温暖化も・・・     イーグレにて、城を眺めながら昼食
 

名物穴子釜めしと鯛にゅう麺 
 >

姫路城
 

戦争や自然災害など長い歴史の中、奇跡的に生き残っている幸運な城 あやかりたい。
階段や坂、なかなか体力と注意深さが必要だった。 なるほど・・

天守閣から降りた時、けっこう雨が降ってきた。ゆっくり見学 と思ったが・・・
最近では珍しい、アーケードの商店街を歩き 駅へ 
今日は大安、銀行前にて初宝くじを買ってみる、幸運の白鷺、舞い降ります様に・・・

初めての神戸・元町  萬屋宗兵衛
 
さすが神戸、コーヒーはとてもおいしい。他の店も寄りたいが、ルミナリエ・ルミナリエとなんだか街は気ぜわしいし、しかも今日は日帰りの旅。12時まで帰らないといけないシンデレラ道中。(にわか青春なので)

元町駅前から交通規制
なんだか知らないけれど、人の流れに・・・

両サイドのお店を眺めながら、ブロックされた車道を歩かされる。成程、そうなんだ。ようやく納得。お店は眺めるだけで入れない。一度出ると、また入口から入らないといけないのだ。早めに来たつもりだけれど、点灯の瞬間は見れるかなあ?すごい人だ。

ルミナリエを初めて知った流行りもの嫌いのボンド氏、おそらく何で並んでいるのか?状態なのでしょう。「ルミナ・リエさんってどんなリエさん?」とさかんに茶化しはじめる。暗くなるし、シカトだな?迷子にだけはしないように。

 公園までの商店街

ルミナリエ会場の公園

30分以上前には並んだけれど、点灯の瞬間は見れず。
今度は一泊して、ゆっくり観光地をめぐり、ライブも楽しみたいなあ。

幸運な城・姫路城 と 復興・再生への夢と希望を託した神戸ルミナリエ
『最強の運と逞しさ』 この二つがあえば、楽しい人生をおくれそうだ。

また近いうちに 報告にまいりますよ。その後の青春を



エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事

2009-12-02 | 映画
ハズレのないダニエル・デイ=ルイス。
今回も評判がよい「NINE」。マーティン・スコセッシの「沈黙」も気になるところだ。なので、若かりし頃の、美しい立ち姿を見ながら待つことに・・・



監督 マーティン・スコセッシ
製作 バーバラ・デ・フィーナ
脚本 ジェイ・コックス
マーティン・スコセッシ

ダニエル・デイ=ルイス
ミシェル・ファイファー
ウィノナ・ライダー

19世紀末のニューヨークの社交界が舞台。当時のアメリカはヨーロッパ貴族を真似る、そんな時代だったようだ。
弁護士のニューランド(ダニエル・デイ=ルイス)と婚約者メイ(ウィノナ・ライダー)、伯爵夫人エレン(ミシェル・ファイファー)との許されない恋の話。抑圧された世界(上流階級)の掟、その中での葛藤と駆け引き、人間関係などなど。いろんな角度から楽しめる映画になっている。美術・芸術に興味があればもっと楽しめるのに・・・

The Age Of Innocence - Trailer - HQ



初々しく可愛いい、その実芯の強い女性を、ウィノナ・ライダーが好演。そんな彼女の毒の台詞。「当たったわ」 超怖い!!!ずーっと気になるのはミシェル・ファイファー、当たってない。どうもイメージが違うのだ。そして、変なやつともとれるニューランド。微妙な難しい個性、ダニエル・デイ=ルイスの品の良さでカバーしている。

不倫? 悲劇的な結末を連想させる三人の関係が、最後に登場する息子との会話により、完璧なかたちで成就するのがいい。
息子役でのロバート・ショーン・レナード が美味しいどころで現れるのが嬉しい。

エイジ・オブ・イノセンスとは?当時のアメリカのこと? メイの存在? だとすると真の主役はメイなのでしょうか。
話を支配していたのは・・・と考えると・・・かしら。


イチョウ見舞い

2009-11-28 | 日記
黄葉をみに豊川へハイキング
お天気もまずまずで、三河一宮駅から出発しました

 
思い出す加賀一宮駅 繋がってます


さすが三河の野菜産地  紅葉した山の裾に広がる豊かな平野

 
人参 大根畑
 
農作業を手伝う 運動着の中学生?少年たち。
家族で働く光景が 美しい 


  途中の住宅地

季節の色が、素敵な装飾になっている 「干柿」
手作りの工夫がすばらしく、今風な家にもマッチしている。
生活のセンスの良さが感じられるお宅です。


いよいよ到着 
 
パンフレットではこんな感じで、なかなかの迫力


えっ もしかして   あれっ  かな!!?





台風18号の被害にあって、こんなかわいそうな姿に・・・
公園では再生にむけて、募金活動をしていました。

日頃「い・ちょう」を大変酷使しておりますメタボの身、お見舞いしないとね。

 
募金のお礼にと、今年の銀杏頂きました。

大イチョウの動画を紹介します
  
豊川の大イチョウ


以前のような見事な姿をまた見せてくれますように

11・5㎞のさんぽ道 完歩

途中立ち寄った はちみつ専門店「さんぽ道」
  

リトルダンサー   スティーヴン・ダルドリー

2009-11-24 | 映画


「愛を読む人」のスティーヴン・ダルドリー の最初の監督作品。
悪い人が出てこない、好みのイギリス映画、家族ものです。

原題 BILLY ELLIOT           
監督 スティーヴン・ダルドリー
脚本 リー・ホール
音楽 スティーヴン・ウォーベック
振付 ピーター・ダーリング
ジェイミー・ベル
ジェリー・ウォルターズ
ゲイリー・ルイス
ジェイミー・ドレイヴン
アダム・クーパー

英国の炭坑町で暮らす母を亡くしたばかりのビリー家族。
炭坑労働者の父と兄、少しボケ気味の祖母。そんな祖母の面倒を見る優しいビリー。偶然クラシック・バレエのレッスンに参加したビリーは、踊る楽しさを知る。が・・・
ストライキ中で一家の生活は苦しく、家族の心もカサついている。
ビリー少年の夢は実現するか・・・?

Billy Elliot Trailer


少年の出世物語ではあるけれど、炭鉱の時代背景を映しながら、父と息子 兄弟 祖母と孫 土地の人達 友人 いろいろ泣ける要素をとり混ぜ、感動させてくれる。とりわけ、その時々のビリーの感情を、ステップ(タップダンス)にかえた表現は、観ている側の体に効きます。
男性バレエへの偏見がまだある中、バレエ教室の先生だけは、ビリーの素質を見抜き、応援する。母親代わりにもなっているような先生との会話。手紙のエピソード、まず泣けてくるのですが、この先生の扱いが冷たいのが残念。
最後のシーンで出してほしかったなあ。そうすればこの話は完璧なんだけれど。

お父さんの走ってる姿、お祖母ちゃんの突き放す別れ、友達との謎の関係、イギリスの田舎の風景、レンガの建物、落語的笑いがいい。

ラスト、全員男性で構成された「白鳥の湖」 (オチ!?)
成長したビリー役でのアダムクーパーのジャンプ姿。後姿の肉体美を堪能 
瞬間での出演で、この映画を本物にしてしまう、迫力・魅力があるカット。


アダムクーパーの舞台映像をすぐに探したくなる、踊れなくても、クラシックバレエの魅力に導かれるラストシーンです。


家ご飯  ビピンパ

2009-11-22 | グルメ
7・8年前ならイタリアン、最近では韓国料理が身近になっている。
本格的な材料もすぐに入手できるから、我が家でもレパートリーが増えてきた。中でもよく作るのは、石焼ならぬ、鍋焼ビビンバ。磁気鍋で代用するだけなのですが、大量に作るには結構便利です。

自己流で適当に味付けしているいつものビピンパと違い、娘が作る本格ビピンパは、悔しいかな別物でした。
おいしいのです。


 
違いは?
材料に合わせて、別々に味付けすること かな? ナムル、とくに大根は決め手になる野菜みたい。それと、手作りした自家製「焼肉のたれ」で味付けした牛肉。(成城石井の肉が柔らかくて美味しかったなあ、まあお高いけど!)この味が全体を決める かな?
野菜もたっぷり食べれて、ボリュームもある。残れば明日の弁当にもってこい。自分のレパートリーとするべく、適当から本当へ、ベクトルの向きを変えなければ・・・ね


成城石井で買った 
ボジョレー・ヌーボー

 
  
お腹の中での国際交流 うわべの付き合いじゃないのが自分流  


嵐山って どこのやま

2009-11-19 | 旅行
紅葉をみに 嵐山へ 久しぶりの二人の小旅行。
トロッコ列車と保津川下り、
まあ流れに~~まかせて・かな。

    
抜かれまくり
台湾人につられ、狸たちを思わず写メ 
 
   


今日は水量が多く、少し早い、1時間半弱での川下り。
ボンド氏曰く、「電車だったら特急は割増だから、時間に関係なく同一料金だと、お得だったかな?」だとさ。 相変わらず珍なる人だ。

  

船頭さんの「吉本+きみまろ」語り 笑いながらの川下りで楽しかった。お疲れ様です。

寒さが気になり尻ごみしてたけど、カイロを貼ってきたから大丈夫だった。こういったところは用意がいいお年頃。
寒さより、人。のびのびした?台湾・中国の団体客に、ボンド氏固まり気味。あの傍若無人なおしゃべりには、香港でも閉口、またか?と思ったけれど・・・
不況の折り、落としていっておくれやす、あなたの外貨。免疫があったから、民族性と理解しましたよ。

圧倒されぎみの我々、倭の国の人々。ここはどこ??  
A・RA・SI・YA・MA だい!     
           
恐るべしチャイナパワー 
  
    

天竜寺の庭園 竹藪 大河内山荘の庭園めぐり
情緒 風情なんて世界をよけて生きてる?ようなボンド氏でも、山を背にした迫力ある紅葉・庭園には圧倒された様子。たまにはこんな時間もよろしおすえ~。
 
お楽しみ、ちょっと贅沢なランチ
嵐山渡月亭にて「竹籠弁当」をいただきました。
おせち料理の参考にもなる かも?



時計回りに 
花蓮根 赤魚西京焼 出汁巻玉子 素揚げ銀杏 公孫樹麩煎餅 松茸蒲鉾 サーモン柿 笑い栗 松葉蕎麦 吹き寄せ盛り 焼目京湯葉 絹さや 海老芋含め煮 くこの実 雲竜胡麻豆腐 笹巻麩 黒豆飛龍頭 干柿みじん粉揚げ 海老雲丹焼 黄金鶏松風 紅葉天婦羅 つぶ貝福良煮 蟹寿司柿の葉包み 子持ち鮎有馬煮 紅葉人参 大根柚子味噌田楽 穴子八幡巻 紫蘇しめじ茸 甘酢茗荷

大好きな茗荷からランダムに食す私。

普段は夕飯も3分で完食のボンド氏、今日は時計回りにコメントしながら食べている。ゆっくり頂くので、満腹、お疲れと重なり、昼寝モード。周りを見ると似たような光景が・・・平日は平均年齢高そうです、安心安心。



ライトアップされた大覚寺

新緑の季節にもゆっくり出かけたい嵐山。またお付き合いできるように足腰鍛えないとね