窓を開けますか

毎日、楽しんでますか?
とりあえず『リフォーム・インテリア』(仕事です)
と『子育て』について発信します。

信頼関係

2007-06-21 13:31:48 | 子供と向き合う
当分、ゆっくりしたい・・と考えていたのに、
保育所問題・第2弾に突入してしまった。

偶然が重なり、知ってしまったのだ。
(そういう星の下に、生まれたのだろうか・・・)

子育てミーティングで、初めてしゃべったママから、
「みんがキリカちゃんのお家に、
絵本借りに行きたいって、言うてるねんけど・・」
と、声をかけられ、
日曜日に、自宅に遊びに来てもらった。

子育てミーティングでは、絵本も数冊紹介し、
『絵本道楽』の話もしていたのだ。(笑)

みんちゃんは、
保育所でキリカと遊ぶ事が、
ほとんどなかったので、あまり話も聞いていなかった。
私も、ほとんどハジメマシテ状態。

とても、おとなしい女の子という印象だった。

先日のお迎えの時に、
たまたま子供達が「ぎゅう」しにやって来た時も、
「一人、一回ずつやで・・」と、順番にしていたら、
黙って、側に立ち、自分の番を待っていた。

お友達のお家に遊ぶに来るのが、初めてだったそうなのだが、
『えっ?こんなによく笑うの?』
と、いうくらい楽しそうだった。

頭の後ろを怪我をしたという話は、キリカから聞いていたのだが、
ガーゼが、貼ってあった。

「どうしたん?」とみんちゃんママに聞いた。
それは、とんでもない話だった・・(詳しくは、書かないが)

私なら、気が動転し救急車を呼んでいただろう。
みんちゃんは、病院に行くのもイヤがり、
電話で開いている病院を調べ、彼女を説得して連れて行き、
帰って来たのは、午前二時半だったそうだ。
4針縫ったらしい。

みんちゃんママは、淡々と話したのだが、
私は、ショックと怒りで、たまらない気持ちになった。
とりあえず、保育所に、
「原因(何故?そうなったのか)」と、
「今後の対策」を文書にしてもらうよう、アドバイスした。

別に、始末書というコトでも、もちろん訴訟の為でもないが、
口頭では、ダメだと思う。
きちんと、文書で確認しておきたい重要なコトだ。

翌日、
腹のムシが収まらない私は、
Rママに、この件を伝えた。
(誰かに、この怒りを聞いてもらいたかったのだ)

彼女も私と同じ考えで、「公開」するべきだと言った。
そして、保育所に話を聞きに行きたいと言った。
(彼女のこの行動力が、私は好き)
私も、そうするつもりだったのだが、
先にみんちゃんママの意向を、確認しておきたかったので、
それからにしようと・・話した。

メールで確認したら、
『みんだけの問題ではないと思うので、お願いします』
と、返信が来た。
GO~!ですね。

「あ~、自分の子じゃなくて良かった~」で済ませる話ではない、
と、私は思う。
「自分の子供」だった可能性だってあるし、
今後の対策も確認しないと、安心できないだろう。

そして、もう一つ、
これは、私の穿った考えなのかも、しれないのだが、
相手によって、対応が違うのでは?と思ってしまう。

モノ申す親や子供には、神経質なくらい対応するが、
そうでない、おとなしい親や子供には、
そこまで対応していないのでは?と、疑ってしまう。

私が、保育所に話しを聞きに行く、一番の目的は、
「不信感」を持ったままに、したくないからだ。

夕方アポを取り、
所長は不在だったので、副所長と二人で話をして来た。

私が確認したかったのは、繰り返しになるが、
* 原因(何故?そうなったのか・事実)
* 対策
* 保護者に公開するのか、どうか?
以上、三点だった。

公開に関しては、やはり難色を示すというか、
「何故?そうする必要があるのか?」という感じだった。

私が考える理由は、「信頼関係」を保つ為だ。

変に、噂で広まり、
各保護者が問い合わせに来るのを、随時対応する形では、
不信感を拭うのが、困難になるだろう。

「保育所は、都合の悪いコトは隠す」と思われてからでは、
しんどい話だと思うのだが・・・

その前に、「原因と対策」を公開し、「ごめんなさい」する方が、
「信頼関係」は、保てると思うのだが・・・・

私は話し合いながら、だんだん腹が立ってきた。

今回、原因は三つあるのだが(そう、運悪く三つ重なった)
そのうちの一つを、
一週間がたとうとするのに、副所長が把握していない。

「本当に、真剣に考えてるんですか?・・がっかりしました。」
と、はっきり言った。

「原因」を明らかにしなくては、「対策」も打てないだろう。

不信感てんこ盛り状態の私は、
相手が言ってないコトまで、想像して腹を立ててしまった。

『みんちゃんが、もっと痛い!とハッキリ伝えてくれてたら・・』
と、思っているのではないか・・・
(*注 これは、私の勝手な想像です)

たいして痛くなくても、痛い~!という子供もいれば、
痛いのを、我慢してしまう子供もいてるだろう。
そこは、周りの大人が、
フォローしなくてはならないのでは、ないだろうか。

おとなしいみんちゃんは、言えなかったのかもしれない・・
と、私は考えたのだが、
みんちやんママからのメールには、
『相手の子に怪我をさせてしまったから、痛いのを我慢したのかもしれない・・』
と、あった。

みんちゃんの気持ちを思うと、私は悲しくなった。

時計を気にしながらの、平行線の話し合いの中、
とうとう私は、キレてしまい、
一度飲み込んだ言葉を、ついに言ってしまった。

「みんちゃんママの事、嘗めてませんか?」

はい・・これは言い過ぎました。反省してます。

アフターYAMAHAに、
Sと一緒にキリカも散髪に連れて行ってもらい、
その時間を使って、保育所に行っていた。
Sママ&グランマに協力してもらって、時間を作ったのだ(感謝)

終了後、あわてて『今から迎えに行くわ!』メールをしたら、
すでに、自宅の下まで連れて帰って来てくれていた。

子供達をジュースでおとなしくさせ(笑)
ベランダにて、Sママに報告。
彼女は、私がキレたコトに驚いていた。
「キリカちゃんママが、感情的になるなんて珍しいねぇ」

そう・・私は熱い性格と思われがちだが、
感情的になって、激しい言葉を使うコトは、ほとんどない。

夕方、夫が帰って来てから、疲れがドッと押し寄せ、
プチダウンしてしまった。
キレるのって、エネルギーがいる・・・

次回は、冷静に話そうと、反省している。
夫には、「感情的にならずに、着地点を考えるように」と、
釘を刺された(苦笑)

着地点・・・・

私は、保育所に対して「信頼と感謝」の気持ちが持てる、
そんな関係でいたい。
そして、何より子供達にとって「楽しい居場所」であってほしいと願う。

記事をアップする前に、次の「話し合い」をしたので、
続けて・・・・

次の日の朝、
保育所で担任のK先生(昨日は休み)と、副所長につかまり(笑)
ぜひ、今日話がしたいと言われた。
夕方にアポをとった。

私は、かなり疲れていた。
キレてしまった、後遺症だろうか・・・(笑)

今回は、所長・副所長・担任のK先生と、
フルメンバーだった。
まず、副所長に前日の失礼を、お詫びした。

結論から言うと、「スッキリ」した。
昨日までの「不信感」が、ウソのように消えた。

K先生は、事の経緯・事実を全て話してくれて、
自分があの時、こうしていれば・・・と、
深く後悔していた。
みんちゃんには、本当にかわいそうな事をしてしまったと、
心を痛めてるのが、伝わってきた。
その様子は、子供に対する愛情にあふれていて、
うれしかった。

K先生の肩を持つわけではないが、
私がK先生でも、同じようなミスをしてしまったのではないか・・
と、思ってしまうような内容だった。
にもかかわらず、素直に自分が悪かったと反省し、
すでに今後の対策も、考えていた。
安心した。

所長も同じように、心を痛めていた。
K先生のミスよりも、二つめのミスを重大視している気がした。
そして、管理職として、
「何故こんな事が起きてしまったのか」と、腹を立てていた。
それは、「保身」の為・・という感じではなく、
そこにも、子供にたいする愛情が感じられた。

私が提案した「公開」については、
もう、どうでもいい気持ちだったのだが、
一応、もう一度説明した。

すると、所長は、
「おかあさんは、保育所の事を考えて、言うてくれてはるねんね」
と、言った。

ほんまや!
言われて、初めて気がついた(笑)

変に噂になって、保育所が対応に困っても、
私には、関係のない話なのだ。

「ホント、余計なお世話ですよね・・
私は、事実も対策もお伺いしたので、
信頼関係も、取り戻せた訳ですから・・・」と私が言ったら、

所長は、首を振りながら、
「いいえ、そんな事はないです。
公開については、みんなで話し合ってみます」と言った。

頭のいい人だ。
公開しなかった場合のリスクも、ちゃんと視野に入れて検討するのだろう。

K先生は、
今回の件も子供達には、正直に話しているそうなのだが、
子供ときちんと向き合い、伝えていく姿勢が、
私は好きだ。

余計なお世話ついでに、言った。
「こうやって、子供のフォローは、
K先生にお任せしておけばいいと、思うんですけど、
保護者のフォローは、
保育所として取り組む必要が、あるんじゃないでしょうか」

何もかもK先生一人で抱えていては、
パンクしてしまうだろう。
がんばって、現場を支えて下さい!管理職のみなさん!

話し合いに来てよかった。
やはり、顔を見て直接話すのが、一番だ。

所長は、先回と同じ質問をした。
子育てミーティングといい、今回の件といい、
何故、私が「行動」を起こすのか、やはり理解しがたいみたいだ。
そういえば、今回の件もみんちゃんの話だった(笑)

私にだって、わからない。
「たぶん、そういう星の下に生まれたんやと思いますわ」
と、答えた。

そして、清々しい気分で事務所を出ながら、
「あ、もう、当分、ココには来ないつもりですので・・・」
と、付け加えておいた(笑)

Sママに報告のメールをしたら、
ねぎらいの言葉と一緒に、
「ほんまに早く、沖縄行ってのんびりさせてあげたいわ」
と、返信がきた。

そう、来月「癒しの旅」に行って来ます!

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労様です (おとうさん)
2007-06-22 00:25:02
保育所が前向きな姿勢を見せているようで、良かったですね。企業であろうが保育所であろうが、人が集まれば問題が起こるのは自然な事で、問題が起きた事を公表する事で自浄作用が働くという事を昨今の公務員の人達にも学んで欲しいと思います。

他人の事であろうが放っておけない。そんなkirikaさんの姿勢に頷くばかりですが、
自分に関係無い、得が無い事には関わらない。そんな今の風潮の方がおかしいのです。kirikaさんにはこれからもドンドンお節介を焼いて欲しいと、心の中で期待しています(笑)

返信する
疑心暗鬼 (おとうさんへ・kirika)
2007-06-22 15:13:04
>他人の事であろうが放っておけない。
『他人のコトは考えない』宣言してて、コレですからね・・
子供がからむと、やっぱりダメなんですよ(トホホ)

しかも今回は、偶然が重なり知ってしまったコトに、
本当に驚いてます。
キリカから怪我の事を聞いても、
『どうしたん?大丈夫?』と、
メールする程の仲では、なかったのですから・・

これは、前世のタタリ・・なのでしょうか?

>kirikaさんにはこれからもドンドンお節介を焼いて欲しいと、
>心の中で期待しています(笑)
期待しないで下さい!休憩します!
誰も、私の耳に入れないで下さい(お願い)

事実を確認せずに、勝手に想像を膨らませてしまったら、
どんどん『疑心暗鬼』になってしまうコトも、学びました。
やはり、現場主義!ですか・・
直接会って、話すのが一番ですね。

あと、キレてしまってプチダウンしたのも、
『負』のエネルギーを使うと、体に悪いという気がしましたねぇ(反省)
返信する

コメントを投稿