新人戦が2週続いた週明け、キリカが微熱で学校を休んだ。
風邪の症状は全くなくヒタスラ眠っていたのだが。
よほど疲れたのだろう・・か
様子をみていたが病院には行かなかった。
次の日も微熱で休んだが平熱に下がり水曜日は学校に。
ふくらはぎの痛みも酷かったので部活を休み整骨院には行った。
「行ってよかったわ。半端なく痛かってん。
だいぶマシやねんけど、すごく張ってるみたいで先生ビックリしてた。
一回、整形外科で診てもらった方がイイって・・」
そっか・・と思いつつスッカリ忘れていたのだが(笑)
後日ワタシが整骨院に行った時に再度言われた。
そういえば・・微熱も体が悲鳴を上げてたのかも?
と言うと、
「そうかもしれないです。
疲労骨折してしまったら長引くしレントゲン撮ってもらった方がイイです」
とアドバイスされた。
昔バスケをしていた先生で、キリカの話をいつも興味深く聞いてくれていた。
心配してくれてるのが、ありがたかった。
というコトで、
「もう痛くないのに大げさやねん」としぶるキリカをつれていつもの整形外科へ。
すると、まさかの「ドクターストップ」
レントゲンでは骨の以上は出ていないが、疲労骨折は痛みが引いてから
4~6週間後になったりするらしい。
ショックの余りフリーズするキリカの代わりに、
「完全に部活も休んだ方がいいですか?明後日公式戦なんですが?」
「安静にしないと治らないですよ」
「練習も加減して・・というカタチでもダメですか?」
「これぐらいの年齢に加減はできないでしょう?出たらやってしまうし」
「体育も控えた方がいいですか?」
「今、何やってるの?」←キリカに
「キックベースボールです」
「んーーー、走らない方がいいからキャッチャーとかにした方がいいな。
あんまり休むと成績にも影響するやろうから、先生とも相談して。
電気治療をしていって2週間後にもう一度レントゲン撮りましょか」
「あの・・だいたい目安としてどれくらい部活休んだらいいでしょうか?」
先生は大きな目でギロッと睨み(あーすみません睨んでるつもりはなかったと思うケド)
「1ヶ月」とキッパリ言い切った。
待合室に戻り電気治療待ちの時、キリカがつぶやいた・・
「キリカに死ねって言うこと」
いやいや・・余命宣告された訳じゃないし。
が、彼女にとってバスケを取り上げられるのは、言葉にできないくらいの苦痛なのだろう。
ショックと怒りでハリネズミ状態のキリカ。
夢だったスタメンになったばかりなのに、ワタシもショックだった。
声をかけようとすると「何も言わんといて」と言うし
キリカの話を黙って聞いていたら「キリカの話をちゃんと聞いてくれてない」と怒り、
「どうせキリカの気持ちなんてママにはわかれへん」と突き放す(一体どうせえと?)
昔ならハグという手段もあったが、今やったら投げ飛ばされそう(苦笑)
電気治療終了後、予約していた皮膚科に行った。
今痛みは引いているらしいが、先生は「安静に」と言うし、
明日の練習試合と明後日の公式戦(ジュニアカップ)一体どうすれば??
頭の中でグルグル回り考えがまとまらない。
と、順番がきて診察室に。
大人気の皮膚科でネット予約ができるのだが、いつもすごい人数の患者さん。
先生過労で倒れないか?心配になるくらいだがいつもニコニコと優しく話しかけてくれる。
症状と治療薬の相談のあと、
「んーー何かストレスはあるかな?」と聞いてくれたので、
思わず、ドクターストップの話をしてしまったワタシ。
すると先生はオドロイタカオで息をのみ、
「あなたがね、美空ひばりやったらヤッテもいいと思う」
えっ??美空ひばり??
以下要約
もう余り先がナイお年寄りなら無理してでも今やりたい事をやったらイイと思うけど、
あなたはまだ若くてこの先長いのだから、
今はツラくても3年間続ける為には無理しない方がイイ。
骨の病気はコワイし爆弾かかえてるみたいなもんやから、大事をとった方がいいと思う。
あなたなら大丈夫。休んでもすぐにレギュラーの座が奪い返せる。
などなど・・・
いつもの笑顔でやさしく話してくれた。
このあと2時間以上30人以上の診察をしなくてはならないというのに(感謝です)
母子共に心が軽くなった帰り道。
「ママ、明日の練習試合と明後日の公式戦出たら休養するから、最後に出てもイイ?」
「んーーーーーどうやねんやろ?ちょっと考えさせて」
と、クラブチームで仲良しだったAママに偶然会った。
お互いの子どものバスケ近況を話しほやほやドクターストップの話をすると、
「そりゃあ、明日明後日は出たらいいやん!急に休めなんて無理やしキリカもカワイソウやわ。
せっかく頑張ってスタメンになったのに」
と、これまた愛情たっぷりのメッセージ(ありがとー)
というコトで路頭に迷いそうだったワタシ達の気持ちもスッキリし、
夫にも相談して「土日でてから休養」に決定。
「ママと皮膚科の先生とAママの話聞いて気持ちの整理がついたわ」と吹っ切れた様子のキリカ。
ワタシもホント二人に助けられた。
にしても・・なぜ?「美空ひばり」だったのか?はナゾのまま・・
風邪の症状は全くなくヒタスラ眠っていたのだが。
よほど疲れたのだろう・・か
様子をみていたが病院には行かなかった。
次の日も微熱で休んだが平熱に下がり水曜日は学校に。
ふくらはぎの痛みも酷かったので部活を休み整骨院には行った。
「行ってよかったわ。半端なく痛かってん。
だいぶマシやねんけど、すごく張ってるみたいで先生ビックリしてた。
一回、整形外科で診てもらった方がイイって・・」
そっか・・と思いつつスッカリ忘れていたのだが(笑)
後日ワタシが整骨院に行った時に再度言われた。
そういえば・・微熱も体が悲鳴を上げてたのかも?
と言うと、
「そうかもしれないです。
疲労骨折してしまったら長引くしレントゲン撮ってもらった方がイイです」
とアドバイスされた。
昔バスケをしていた先生で、キリカの話をいつも興味深く聞いてくれていた。
心配してくれてるのが、ありがたかった。
というコトで、
「もう痛くないのに大げさやねん」としぶるキリカをつれていつもの整形外科へ。
すると、まさかの「ドクターストップ」
レントゲンでは骨の以上は出ていないが、疲労骨折は痛みが引いてから
4~6週間後になったりするらしい。
ショックの余りフリーズするキリカの代わりに、
「完全に部活も休んだ方がいいですか?明後日公式戦なんですが?」
「安静にしないと治らないですよ」
「練習も加減して・・というカタチでもダメですか?」
「これぐらいの年齢に加減はできないでしょう?出たらやってしまうし」
「体育も控えた方がいいですか?」
「今、何やってるの?」←キリカに
「キックベースボールです」
「んーーー、走らない方がいいからキャッチャーとかにした方がいいな。
あんまり休むと成績にも影響するやろうから、先生とも相談して。
電気治療をしていって2週間後にもう一度レントゲン撮りましょか」
「あの・・だいたい目安としてどれくらい部活休んだらいいでしょうか?」
先生は大きな目でギロッと睨み(あーすみません睨んでるつもりはなかったと思うケド)
「1ヶ月」とキッパリ言い切った。
待合室に戻り電気治療待ちの時、キリカがつぶやいた・・
「キリカに死ねって言うこと」
いやいや・・余命宣告された訳じゃないし。
が、彼女にとってバスケを取り上げられるのは、言葉にできないくらいの苦痛なのだろう。
ショックと怒りでハリネズミ状態のキリカ。
夢だったスタメンになったばかりなのに、ワタシもショックだった。
声をかけようとすると「何も言わんといて」と言うし
キリカの話を黙って聞いていたら「キリカの話をちゃんと聞いてくれてない」と怒り、
「どうせキリカの気持ちなんてママにはわかれへん」と突き放す(一体どうせえと?)
昔ならハグという手段もあったが、今やったら投げ飛ばされそう(苦笑)
電気治療終了後、予約していた皮膚科に行った。
今痛みは引いているらしいが、先生は「安静に」と言うし、
明日の練習試合と明後日の公式戦(ジュニアカップ)一体どうすれば??
頭の中でグルグル回り考えがまとまらない。
と、順番がきて診察室に。
大人気の皮膚科でネット予約ができるのだが、いつもすごい人数の患者さん。
先生過労で倒れないか?心配になるくらいだがいつもニコニコと優しく話しかけてくれる。
症状と治療薬の相談のあと、
「んーー何かストレスはあるかな?」と聞いてくれたので、
思わず、ドクターストップの話をしてしまったワタシ。
すると先生はオドロイタカオで息をのみ、
「あなたがね、美空ひばりやったらヤッテもいいと思う」
えっ??美空ひばり??
以下要約
もう余り先がナイお年寄りなら無理してでも今やりたい事をやったらイイと思うけど、
あなたはまだ若くてこの先長いのだから、
今はツラくても3年間続ける為には無理しない方がイイ。
骨の病気はコワイし爆弾かかえてるみたいなもんやから、大事をとった方がいいと思う。
あなたなら大丈夫。休んでもすぐにレギュラーの座が奪い返せる。
などなど・・・
いつもの笑顔でやさしく話してくれた。
このあと2時間以上30人以上の診察をしなくてはならないというのに(感謝です)
母子共に心が軽くなった帰り道。
「ママ、明日の練習試合と明後日の公式戦出たら休養するから、最後に出てもイイ?」
「んーーーーーどうやねんやろ?ちょっと考えさせて」
と、クラブチームで仲良しだったAママに偶然会った。
お互いの子どものバスケ近況を話しほやほやドクターストップの話をすると、
「そりゃあ、明日明後日は出たらいいやん!急に休めなんて無理やしキリカもカワイソウやわ。
せっかく頑張ってスタメンになったのに」
と、これまた愛情たっぷりのメッセージ(ありがとー)
というコトで路頭に迷いそうだったワタシ達の気持ちもスッキリし、
夫にも相談して「土日でてから休養」に決定。
「ママと皮膚科の先生とAママの話聞いて気持ちの整理がついたわ」と吹っ切れた様子のキリカ。
ワタシもホント二人に助けられた。
にしても・・なぜ?「美空ひばり」だったのか?はナゾのまま・・
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