goo blog サービス終了のお知らせ 

パナホームですてきな家

パナホームのソラーナユールキアで建てるマイホーム建築日記です。2008年12月竣工です。

キラテックタイル貼付開始

2008年11月19日 | STEP11. 設備工事・キラテックタイル
いきおい、ブログのニックネームにしてしまいました「キラテック」。いよいよメインのキラテックタイルが施工開始です。

「キラテック」は、強固な構造の「パワテック」、空気環境の「ピュアテック」と並ぶ、パナホームの三大特徴のひとつです。

簡単にいいますと、「光触媒技術」という東大の先生が産み出した技術を「外壁タイル」や「窓ガラス」に採用することで、汚れが付着しにくくなり、お掃除やメンテナンスの手間が省けるという、とてもありがたい技術です。


このキラテックタイルとキラテックガラスは、お好みに応じて採用するしないを選ぶことができます。そして我が家はキラテックタイルに「HGブリック」シリーズの「ミルキーホワイト」色を採用することにしました。

ちなみに、キラテックタイルを選ぶときに、「一発でこれ!」と選ぶことのできた方っていらっしゃいますか?我が家はとても迷いました。ちょうど自宅から10Kmほどの場所に、パナホームの分譲住宅地がありまして、そこに足を運ぶこと5回。迷いに迷っての選択になりました。

まず第一印象では「LBボーダー」シリーズの「ルミナスホワイト」色がとてもキレイだなと思いました。「LBボーダー」シリーズは、「ガラス質の粒をスパッタリング。美しさと輝きを高めます。」と宣伝されている通り、キラキラと光り輝く白が印象的です。

展示場のサンプルでもとても美しく、これしかない!と思い、実物を見に行くことにしました。

ちょうどその日は炎天下で、照りつける太陽がまぶしい一日でした。そんな中、目にした実物は「ちょっと目がチカチカするかも・・・」という意外なものでした。強烈な日差しと、目地の細かさから、そのような印象になったのかと思います。ただ、それ自体はさして気にならないといえば、気にならないのですが、我が家の立地を考えた時に少し気になることがありました。

我が家は敷地ぎりぎりに建てますので、道路を歩く人からすると、壁が間近に迫って見えます。ことのほか、新興住宅地とは異なり、シニアな方の多い旧住宅地ですので、もしかすると、反射してまぶしい、、、といった類の話がでないとも限らないと思い、残念ながら保留となりました。

もちろん「私はLBボーダーが一番!」という方、間違いなく正しい選択です。つまりは南国の白い砂浜を思わせるぐらい、鮮やかな白、といった印象です。

当初「ぱっとしない」と感じたのが、実は今回採用に至った「HGブリック」シリーズです。「HGブリック」の特徴は「重厚感のあるハツリ面状。深みのあるたたずまいを演出します。」とあります。「ぱっとしない」と感じた理由は単純に「昔からありそうな形だから」です。ですが、実際に展示場サンプルをチェックしますと、

 ◆LBボーダーと同じハツリ面がキレイ
 ◆よく見ると、粒々が混ぜ込んであり、石独特の風合いが良い感じ(ミルキーホワイト・象牙)

という印象です。

さらに、実物をチェックしてみますと、

 ◆よくあるタイルよりも小ぶりで、適度な密度感

というものでした。つまりは「よくあるタイルよりは小ぶりで個性的、LBボーダーよりは大まかなサイズ」と中間的なポジションで好印象でした。

というわけで、「HGブリック」の採用に至りました。色については、これも好みの問題ですが、当初「象牙」が好印象でしたが、我が家は敷地いっぱいに建築しますので、少しでも圧迫感を和らげる意味から「ミルキーホワイト」を採用することになりました。

「LBボーダー」と「HGブリック」の比較選択は、後々考えて見ますと「恋人」と「結婚相手」の違いにも合い通じるところがあるような。。。他にも「BBボーダー」や「HSスクエア」などなど、魅力的なバリエーションが満載ですので、ご検討の際には、ぜひ展示場サンプルで目星をつけられたうえ、実物を拝見されるとよいですよ。おおいに迷ってください(!?)

さて、現場にはキラテックタイルが週末のうちに搬入されました。手前のブルーシートの中身が全てキラテックタイルです。ものすごい量です。


タイルを採用する際に気になることが「大地震が発生したときに、はがれおちてこないか?」という点です。もちろんパナホームさんは配慮していました。まず、こちらの写真ですが、これは地震の際に最もズレの生じやすい壁の間(目地)部分に、特殊なシート材を貼り付け、地震の圧力が直接タイルの付着に作用しないようにしています。もうひとつは、タイル付着に、特殊なシリコン剤を利用しており、接着剤自体が地震の圧力を和らげる作用があるそうです。さらにこれらの施工により、目地を完全に覆いつくすため、目地補修のメンテナンスが不要になるメリットもあるそうです。


そして、キラテックタイル貼付けの様子です。全て貼り終えるには一週間程度かかるそうです。タイルの表面にある黒い付着物は、意図的なもので、貼付け前に30cm角のシートに収まったタイル一式を貼付け後に、表面シートをはがした際に残る接着剤とのことです。黒い色をしているのは、後ほどクリーニングの際に落とし漏れがないようにするための工夫だそうです。


建物内部も着々と施工が進んでいます。こちらは、リビングダイニングの床施工状況です。フローリング材に下地に、温水暖房ユニットが配置されます。


その上に、フローリング材を施工しています。さすがに施工直後でホコリをかぶっていますが、最後にクリーニングしていただけるそうです。

尚、最終工程でフローリングには「水性ウレタンコーティング」というワックス施工を行います。10年前後の耐性があるそうで、水拭きOK、すべりにくい、ということで入居前に施工する予定です。

ココチーノバスルームの施工も完了しました。こちらは電気が通じておらず、わかりにくいので、後日ご紹介しますね。


フローリング工事

2008年11月15日 | STEP11. 設備工事・キラテックタイル
1階の床工事が着々と進んでおります。天井にはすでにボードが貼り終わっていました。



パナソニック電工製(National製)フローリングには、目的にあわせて22品目の105色ものバリエーションがあります。LDKのフローリング材選定にあたりましては、次の点を考慮しました。

◆温水床暖房対応:「フリーほっと温水」と組み合わせ可能
◆幅広タイプ
◆チェリー色:嫁入り道具のダイニングテーブル・キッチンボード(マホガニー色)と同系統

そして店長Wさんにオススメいただいたタイプが、こちらの「クラックレスフローリング ハイコート 5寸幅 チェリー色(カバ) 12mm厚」です。こちらが、箱から出された一片です。(梱包材にはまだNationalロゴが健在ですね。)


拡大するとこんな感じです。耐磨耗・耐擦り傷性能が高く、また床暖房による熱膨張に対しても、強い耐性を備えているそうです。素材は「天然木突き板」と書いてあります。「ハイコート」という加工により、光沢が少しあります。ショールームで見た時の印象と比べ、質感が良く感じられます。(不思議なものです。)


そして施工の様子です。1F南壁から徐々に施工されています。養生もとてもきれいにしていただいています。


キッチン床収納の設置も完了していました。


キッチン部の天井では、先日、店長Wさんと相談の上決定しました排気ダクトの配置も進んでいます。右側のダクトがレンジフード部分にあたります。天井内部を経由して、左側に出てきます。通常は一旦天井に入ったダクトは、室内に下がることなく、外壁の排気口へとつながるのですが、我が家は東西の梁が干渉したため、ルート確保のためにこのような形状にしました。


2Fベランダに出てみますと、軒天井がきれいに施工されていました。軒天素材は12mm厚ケイ酸カルシウム板 エンボス柄 ペールベージュです。


バルコニー手すりも設置完了です!外部サッシ色とあわせて、ステンカラーです。写真奥にあるブルーシートの中身は、バルコニー床用のタイルの箱の山です。SEKISUI製でした。


ひとつうれしい発見があったのですが、我が家に多用しています「すべり出し窓」の開き方が、片側半開きというよりは、写真のように垂直全開(?)できることに気づきました。これなら、風向きが一方向からの時でも、うまく室内に取り込むことができそうですね。パナホームさんの設備仕様はこういった「うれしい誤算(?)」がちょくちょくあります。仕様カタログでの印象よりも、総じて高品質な印象を実物で受ける方は多いように思います。


外から見るとこんな感じです。寝室のボウウィンドウにある、すべり出し窓も垂直全開ができました。


パイプスペースにも、給排水管すべて配置が終わったようです。(暗くてすいません)


外では、目地の上にさらにシーリングを行い、タイル貼り付けの準備を行っていました。いよいよキラテックタイルの登場が近づいてまいりました。来週かな?

給排水管工事

2008年11月13日 | STEP11. 設備工事・キラテックタイル
本日から「設備工事」の始まりです。

我が家は1Fと2Fの両フロアに洗面室とお手洗いを配置しますので、それぞれに対する給排水管工事が伴います。特に2Fは洗濯機置き場も配置しましたので、PS(パイプスペース)の確保場所に気をつかっていただいています。

給水管です。ヘッダー配管方式にて施工されます。これは、基礎工事編でありました、1F床下のジョイント部から各部分の水洗金具までの間を、つぎめなく一本で結ぶため、それぞれ、あらかじめ計算された長さで準備されているそうです。将来の交換のときにも、分界点がはっきりしているので、メンテナンスしやすそうです。



つづいてPSの様子です。PSは、1Fバスルームと洗面室の間仕切り内に設けることになりました。これはちょうど真上に家事楽ピットが配置されることから、取り回しの良さからで場所を決定していただきました。よくみると、窓枠が設置されていますね。チェリー色です。


洗濯機に洗面台、さらにはトイレ、とさまざまな生活排水が2Fから下りてくるので、気になるのが防音です。パナホームでは標準で防音処理のされた排水パイプを利用していただいています。その名も「音ナイン」。直球です。


樹脂パイプのまわりに吸音材がまかれ、最後にビニール素材で封印している様子がわかりますでしょうか。管の直径もかなり太いものを採用していただいているので、詰まりの心配も少なそうです。


明日は床暖房パネルの施工です!