各社からの提案が出揃った8月上旬、ついに一社に絞らなければならない時が来ました。
・懇切丁寧で、とても親近感のあるトヨタホームさん。
・わずかな提案期間ながら、やはりハイレベルなまとめを見せたヘーベルさん。
・電気も化学も、魅力的な商品に化けさせてしまうパナホームさん。
正直、どの提案もその気になれば打開策のある内容でした。悩ましいものです。
そんな時に飛び込んで来た徹底的なニュース。それが「NationalとPanasonicのブランド統合」でした。ブランド統一自体は、だいぶ前から発表になっていましたが、なぜそれが大きな意味を持つのかといいますと、7月末から8月上旬にかけて「キッチン」「バスルーム」の主力新製品の発表が重なったタイミングでもあったからです。
このブランド統合では、従来のNational商品のロゴを単に張り替えるのではなく、新しいコンセプトと技術を盛り込んだ新製品をリリースしてきたのです。
特に「キッチン」で新しく発表された「パナソニックキッチン リビングステーション」は、世界初(?)のトリプルワイドIHと、auの携帯デザインでも良く名のでる「深澤直人氏」デザインのフロートアイランドという斬新なデザインに目を夫婦ともども一目ぼれしてしまいました。

「パナソニックキッチン リビングステーション(サイトへリンクします)」

「トリプルワイドIH(紹介ムービーサイトへリンクします)」
バスルームについても、「Cococino(ココチーノ)」シリーズという、お手洗いのアラウーノで培った素材技術を盛り込んだ新シリーズが発表になったところで、新人造大理石浴槽や、浴室まるごと断熱など、中々魅力のある製品が出てきました。

「Cococino(サイトへリンクします)」
パナホームのプランは、当初キッチンは松下電工のジェネオシリーズ、バスルームは松下電工製(MDシリーズ)でしたが、交渉最終段階で店長Wさんに「新製品が発表になりましたね」と伺ったところ、「わたくしも先日、発表会で見てまいりました。カタログもありますし、採用もできますよ!」とのこと。
これで一気にパナホームが有力になりました。
なにせ、設備については、どの製品も同じに見えてしまい(こだわりのある方、スイマセン!)、夢とか憧れとか無縁だったものが、一気にこだわりが強くなった次第です。
ヘーベルは新製品の採用には、適合検査に時間がかかるとのことでしたから、今回のプランに変更で盛り込むことはまずできないですし、トヨタホームもカタログ外からの採用となるとかなり高額になることが予想されました。
変更価格を伺ったところ、意外なほどに提案プランとの価格差は少なく、価格交渉の過程で吸収までしていただきました。自社製についての情報の早さといい、価格競争力といい、「恐るべしパナソニック」を実感した次第です。
さて、話を元にもどし、各社のプランを比較しますと、
◆建物価格
ヘーベル:△ 予算を伝えている中で、ストレートな予算オーバー提案。
トヨタホーム:× 予想外の高価格でした。
パナホーム:◎ 要所を押さえつつ、適確に予算をクリアしていました。
◆設備仕様
ヘーベル:○ 当初から比較的ハイグレードな設備を盛り込んでありました。
トヨタホーム:△ いまひとつ、魅力を感じる点が少なかったです。
パナホーム:◎ 書きましたとおり、新製品をいち早く、安く。断突です。
◆外観デザイン
ヘーベル:○ 本当にこの会社はレベルが高いです。
トヨタホーム:△ タイルの特徴を活かしてほしかったです。
パナホーム:○ タイルの良さを知り尽くしていますね。
◆間取り案
ヘーベル:◎ 改良を加えれば相当なレベルになっていたと思います。
トヨタホーム:○ そつなくまとめていただきました。
パナホーム:○ 家事楽ピットの提案が◎です。ただ耐力壁が窓の配置によく干渉します。
◆基礎
ヘーベル:◎ 配筋のぜいたくさ、コンクリートの厚さ、どれも断突です。
トヨタホーム:○ 妥当な内容です。
パナホーム:○ 部位別に深基礎を使い分けるこだわり。土間コン仕様で白蟻対策も○
◆耐震性
ヘーベル:○ 揺れを特殊金属材で吸収する柔構造。耐震力計算内容は不明。
トヨタホーム:○ フレームで揺れを押さえ込む剛構造。耐震力計算値も拝見しました。
パナホーム:○ 耐力壁で揺れを押さえ込む剛構造。耐震力計算値も拝見しました。
◆耐火性
ヘーベル:◎ さすがヘーベル版です。開口部にも配慮が行き届いています。
トヨタホーム:○ よく考慮されています。
パナホーム:△ 意外にも配慮が行き届いていない気がします。
◆メンテナンスコスト
ヘーベル:△ 改善中ですが、ヘーベル板を守るコスト(塗装と防水)を相応に要します。
トヨタホーム:△ すいません。あまり情報が。。。
パナホーム:○ 防水への配慮が中心となりそうです。
これらをふまえ、パナホームに決定させていただきました。各社さんには、上記の理由をお伝えの上、これまでのご提案に感謝を申し上げ「ハウスメーカーめぐり」も完了しました。
みなさん、断った上でも私たちの判断を尊重していただき、決して他社への嫌味を言われることのない、すばらしい方たちでした。ありがとうございました。
・懇切丁寧で、とても親近感のあるトヨタホームさん。
・わずかな提案期間ながら、やはりハイレベルなまとめを見せたヘーベルさん。
・電気も化学も、魅力的な商品に化けさせてしまうパナホームさん。
正直、どの提案もその気になれば打開策のある内容でした。悩ましいものです。
そんな時に飛び込んで来た徹底的なニュース。それが「NationalとPanasonicのブランド統合」でした。ブランド統一自体は、だいぶ前から発表になっていましたが、なぜそれが大きな意味を持つのかといいますと、7月末から8月上旬にかけて「キッチン」「バスルーム」の主力新製品の発表が重なったタイミングでもあったからです。
このブランド統合では、従来のNational商品のロゴを単に張り替えるのではなく、新しいコンセプトと技術を盛り込んだ新製品をリリースしてきたのです。
特に「キッチン」で新しく発表された「パナソニックキッチン リビングステーション」は、世界初(?)のトリプルワイドIHと、auの携帯デザインでも良く名のでる「深澤直人氏」デザインのフロートアイランドという斬新なデザインに目を夫婦ともども一目ぼれしてしまいました。

「パナソニックキッチン リビングステーション(サイトへリンクします)」

「トリプルワイドIH(紹介ムービーサイトへリンクします)」
バスルームについても、「Cococino(ココチーノ)」シリーズという、お手洗いのアラウーノで培った素材技術を盛り込んだ新シリーズが発表になったところで、新人造大理石浴槽や、浴室まるごと断熱など、中々魅力のある製品が出てきました。

「Cococino(サイトへリンクします)」
パナホームのプランは、当初キッチンは松下電工のジェネオシリーズ、バスルームは松下電工製(MDシリーズ)でしたが、交渉最終段階で店長Wさんに「新製品が発表になりましたね」と伺ったところ、「わたくしも先日、発表会で見てまいりました。カタログもありますし、採用もできますよ!」とのこと。
これで一気にパナホームが有力になりました。
なにせ、設備については、どの製品も同じに見えてしまい(こだわりのある方、スイマセン!)、夢とか憧れとか無縁だったものが、一気にこだわりが強くなった次第です。
ヘーベルは新製品の採用には、適合検査に時間がかかるとのことでしたから、今回のプランに変更で盛り込むことはまずできないですし、トヨタホームもカタログ外からの採用となるとかなり高額になることが予想されました。
変更価格を伺ったところ、意外なほどに提案プランとの価格差は少なく、価格交渉の過程で吸収までしていただきました。自社製についての情報の早さといい、価格競争力といい、「恐るべしパナソニック」を実感した次第です。
さて、話を元にもどし、各社のプランを比較しますと、
◆建物価格
ヘーベル:△ 予算を伝えている中で、ストレートな予算オーバー提案。
トヨタホーム:× 予想外の高価格でした。
パナホーム:◎ 要所を押さえつつ、適確に予算をクリアしていました。
◆設備仕様
ヘーベル:○ 当初から比較的ハイグレードな設備を盛り込んでありました。
トヨタホーム:△ いまひとつ、魅力を感じる点が少なかったです。
パナホーム:◎ 書きましたとおり、新製品をいち早く、安く。断突です。
◆外観デザイン
ヘーベル:○ 本当にこの会社はレベルが高いです。
トヨタホーム:△ タイルの特徴を活かしてほしかったです。
パナホーム:○ タイルの良さを知り尽くしていますね。
◆間取り案
ヘーベル:◎ 改良を加えれば相当なレベルになっていたと思います。
トヨタホーム:○ そつなくまとめていただきました。
パナホーム:○ 家事楽ピットの提案が◎です。ただ耐力壁が窓の配置によく干渉します。
◆基礎
ヘーベル:◎ 配筋のぜいたくさ、コンクリートの厚さ、どれも断突です。
トヨタホーム:○ 妥当な内容です。
パナホーム:○ 部位別に深基礎を使い分けるこだわり。土間コン仕様で白蟻対策も○
◆耐震性
ヘーベル:○ 揺れを特殊金属材で吸収する柔構造。耐震力計算内容は不明。
トヨタホーム:○ フレームで揺れを押さえ込む剛構造。耐震力計算値も拝見しました。
パナホーム:○ 耐力壁で揺れを押さえ込む剛構造。耐震力計算値も拝見しました。
◆耐火性
ヘーベル:◎ さすがヘーベル版です。開口部にも配慮が行き届いています。
トヨタホーム:○ よく考慮されています。
パナホーム:△ 意外にも配慮が行き届いていない気がします。
◆メンテナンスコスト
ヘーベル:△ 改善中ですが、ヘーベル板を守るコスト(塗装と防水)を相応に要します。
トヨタホーム:△ すいません。あまり情報が。。。
パナホーム:○ 防水への配慮が中心となりそうです。
これらをふまえ、パナホームに決定させていただきました。各社さんには、上記の理由をお伝えの上、これまでのご提案に感謝を申し上げ「ハウスメーカーめぐり」も完了しました。
みなさん、断った上でも私たちの判断を尊重していただき、決して他社への嫌味を言われることのない、すばらしい方たちでした。ありがとうございました。