パナホームですてきな家

パナホームのソラーナユールキアで建てるマイホーム建築日記です。2008年12月竣工です。

大工工事1 1階床~大引工事~

2008年10月31日 | STEP10. 大工工事
10月30日 上棟工事をおえ、大工工事へと移ります。「大工工事」というだけに、ここから先は、大工さんの腕前に依存する割合がぐっと高くなることでしょう。いい仕事を期待しています!

今日は1階キッチン床部分の工事が始まりました。床を支える鉄骨の部分は「鋼製大引」と呼ぶそうです。大引を支える束の部分は地面から浮いている状態です。大引配置が完了したところで、高さを調整します。この方法であれば、万が一基礎の高低差にムラがあっても床の平坦さには悪影響が及びません。


ところで、オレンジ色の壁と白い壁の違いについて、監督Sさんに正しく解説していただきましたのでお伝えします。

監督Sさんより
「オレンジ色がインシュレーションボードで、白色が石膏ボードです。内壁の施工方法はインシュレーションボードの上に石膏ボードを貼り、その上に最終でクロスを貼ります。オレンジ色の部分はまだ石膏ボードを貼っていない状況です。工場で石膏ボードを貼ってくる部分と現場で貼る部分とあります。外壁パネルを固定してから現場で貼る部分の石膏ボードを施工いたします。」

ということで、以前の記事でお伝えした「防水の有無」という解釈は間違っておりました。スイマセン。(確認しておいて正解でした。。。)

同じ床でも2階床は仕上がっていますね。


内部からみた天井裏&屋根です。とてもキレイで丁寧な施工だと思います。天井裏には4畳ほどですが、屋根裏収納をもうけます。


着々と家らしくなってきました。

上棟二日目(最終日追加です)

2008年10月30日 | STEP9. 上棟(シェルター)工事
監督Sさんに、昨日の屋根工事の写真を送っていただきましたので追加レポートします!

屋根工事着手直前、2階の梁が完成したところです。斜線規制のため、画面左部(バルコニー側)の天井が少し下がっています。


屋根の骨格が次々と取り付けられていきます。ちなみに前の記事で掲載しました、カニのつめ(?)型クレーン車は「リーチクレーン」というそうです。手の届きにくいところに届く、、、似たような名前の歯ブラシを思い出しますね。


骨格工事が終わり、いよいよ屋根パネルのとりつけです。よく考えてみると、皆さんすごい場所で作業されていますよね。違和感を感じさせないところ、さすが職人さんです。


着々と屋根パネルが取り付けられていきます。


畳一畳ほどのパネルをいくつも組み合わせ、ぴったりと屋根が完成しました。キレイです!
工場でバラバラに作られ、ここで初めて接合して、一発でピシッと決まる、当たり前のようで、ものすごい経験と技術の集大成だと思います。日本の製造業を誇りに思います。


別のアングルからみた屋根パネルです。キレイに収まっています


そして前の記事にて掲載しました「防水シート」をかぶせ、当日の工事が完了です。

上棟二日目(最終日)

2008年10月30日 | STEP9. 上棟(シェルター)工事
10月29日 上棟二日目にして最終日です。昨日の2階壁までの施工に続き、2階梁と屋根の配置を行います。今日の工事が済みますと、だいぶ天気を気にすることもなくなりそうです。まだ壁同士の間には1cm程度の目地があいていますので、これが塞がることで、完全な耐水力を発揮する建物になっていくものと思われます。

まずは、朝一の全景です。昨日はわずか一日で、ここまで積み上げたんですね。改めて驚嘆です。


そして、大活躍のクレーン車全景です。狭い道路からどうやって電線をまたぐのだろう?と不思議に思っていましたが、先端部が角度調整できるようになっているんですね。世の中にはいろいろな実用的な発明があるものですね。カニさんの足のような見事な曲がりっぷり(?)です。


2階のバルコニーに面した子供部屋窓部分です。斜線規制の対応のため、ここの部分の軒はあってないような長さになります。バルコニー壁の設置はまだ先のようです。


屋根の防水処理まで完了しました。この上に瓦がのせられます。我が家の屋根はコロニアルグラッサという、一般的なタイプです。理想を言えば、フラット瓦があこがれでしたが、予算がアップすることと、コロニアルグラッサでも耐久性能自体は変わらず、軽量な分、建物への負荷が少ないことから、こだわりは持たないようにしました。(道路から見上げても、瓦の違いまではわかりそうもない、ということも実は大きいです)


夕暮れ時。一通り本日の作業を終え、明日からは外部大工工事、1階内部大工工事が始まります。キラテックタイルやパナソニック電工の設備てんこ盛り(?)で、どう印象が変わってゆくのか、楽しみです。

上棟一日目

2008年10月28日 | STEP9. 上棟(シェルター)工事
10月28日 晴れ。 待ちに待った上棟日が訪れました。天気も雲ひとつない快晴、ということで、幸先のよい上棟初日です。今日の工程は、二階の壁までの施工です。安全第一でよろしくお願いします!(やや興奮気味です)

ちなみに本日の写真は監督Sさんにご考慮いただき、お忙しい中、撮影いただきました(さすがに現場の中は、立ち入り禁止です)。ありがとうございます!

朝早くから交通整理の方お二人にスタンバイいただき、クレーン車も到着です。澄み渡る秋空です。


本日の作業開始直前の状態です。


まず通し柱の設置から始まります。南西角が記念すべき一本目です。天にまっすぐ伸びる柱、これから我が家の人生と共に歩み、支えていただく、大事な柱です。


計測をしながら丁寧に、正確に基礎と固定されていきます。


通し柱の固定が完了しました。


梁の搬入が開始されました。


1階梁の取り付けです。まずは外周からです。


外壁をのせたトラックが到着しました。通常は4トントラックで搬入するそうですが、我が家の周辺道路は狭いため、2トントラックで小口で搬入していただいています。


空を舞う壁さん。


あっという間に配置が進んでいきます。1階部分につけられている白い壁は、耐力壁部分で、地震の圧力を押さえ込むフレームが内蔵されています。



1階床、2階梁の設置につづき、1階壁を設置していきます。オレンジっぽい壁はちょうどバスルーム部分です。おそらく防水処理が施されているものと思います。(後に、オレンジ色の解釈は間違っていました。詳しくはSTEP10にて。。)


1階壁の取り付けが着々と進んでいきます。ここまでの時点で15時です。


柱と梁が強固に接合されています。


1階梁と壁がの配置が完了しました。


つづいて2階床の配置が始まりました。ちょうど子供部屋部分です。怪獣のようにさわぐ子供たちですが、しっかり支えてくださいますよう。。。


ここまでの全容です。1階と2階床の配置がほぼ完了しました。


2階南壁部分のとりつけです。日が暮れはじめました。


本日は2階の壁をすべて設置したところで、作業完了となりました。
明日も、安全第一でよろしくお願いします。

電柱の移動

2008年10月27日 | STEP9. 上棟(シェルター)工事
上棟を目前にひかえ、電信柱の移設が行われました。移設といっても、新しい電柱を建てるところまででです。古い電柱からの電線の付け替えには、近隣が一時停電になるそうで、別途日程を組むそうです。新電柱の設置には直接立ち会えませんでしたが、後から店長Wさんに聞いたところによると、二台にクレーン車でバランスをとりながら、とても高等なテクニックを要する作業だったそうです。

東道路から見た電柱君たちです。左が旧。右が新です。少し細い電柱になりました。


北東からのアングルです。旧電柱は、交差点角に堂々とそびえていらっしゃるため、クルマが曲がるたびに神経を使います。(それはそれで運転がうまくなります。) 今回は、南道路・東道路全てセットバックをしたので、かなりクルマの往来に干渉しない場所へと移動することができました。セットバックの甲斐がありました。


電柱を見上げたところです。これを付け替えるのは職人技ですね。。。


ちなみに、ご覧いただいた方にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、旧電柱の下部に年季の入った犬のマーキング跡が残されています。わんちゃんの習性なので、仕方がないのですが、あまり気分の良いものではないですよね。。

そんなある日、ホームセンターでガーデニングコーナーを見ていたところ、犬猫を寄せつけない「木搾酢(もくさくす)」なるものがおいてありました。説明を読むと、原液のまま、電柱等に撒いておくと、犬猫さん達は寄り付かなくなるそうです。効果は数週間持続するそうで、値段は360円。

自然物質なので、犬猫さんに害はないとのこと。さらに強力な効果がある「竹搾酢(ちくさくす)」なるものも、横においてありました。こちらはちょっと高価で500円でした。入居後ただちに、まずはライトな木搾酢で効果をみてみよう!と先の長い作戦を練っています。

明日はついに上棟!夕方に都内では激しい雷雨がふりましたが、現場はさほどたいしたことなさそうです。上棟前日の基礎の様子です(監督Sさんが送ってくれました)。