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パナホームですてきな家

パナホームのソラーナユールキアで建てるマイホーム建築日記です。2008年12月竣工です。

プチリフォーム実施!&訪米特集(長編)

2010年06月17日 | STEP13. 入居後/設備特集
そろそろ梅雨が始まろうかという週末、待ちに待った我が家のプチリフォームが行われました。朝よりトラックで資材が運ばれてまいりました。



花壇の前にずらりと並ぶ、食器棚のパーツ達です。大小7つのパーツから構成されます。

今回の段取りはといいますと、こんな感じです。
①旧食器棚の移動
②冷蔵庫用のコンセント位置変更
③新食器棚設置完了(壁に直付け)


配置の寸法はすべて、新築時からこのプチリフォームを想定してぴったりと収まるように設計されています。今回の増設により、壁と食器棚の隙間はきれいになくなる計算です。


立面図です。新旧あわせて、食器棚はこのような形状になります。


わかりやすくCG版もいただきました。

そして、まずは旧食器棚の移動からです。10年前の嫁入り道具ですので、食器棚引退後は主寝室で本棚に生まれ変わります。


旧食器棚も二階にあがり、すっきりとしました。このスペースと冷蔵庫の上部分にぴったりと新食器棚が収まります。


新しい食器棚は端から端まで、ぴったり収まる予定なので、周りぶちなどのでっぱりをまず撤去します。


一部のパーツといえ、家が壊れていく様は見ていてドキドキです。


パナホームの壁の角には、ちょっとおしゃれな加工がされています。これにより、壁紙が剥離しにくくなるそうです(わかりにくいですね)。見た目にも気に入っています。部材は結構シンプルで厚紙でできています。


この側板を一旦取り外し、新しい食器棚パーツを挟み込んでいきます。
きれいに取り外しできました。一部、天井のクロスのない部分が露出することになりましたが、ここもプロの技で綺麗になります。


いよいよ下段パーツ(大)より取り付け開始です。左側はもともとの棚ですが、新部材のジョイントのため、扉を外し、中も取り除いています。


小さいほうの下段パーツもすっぽりと収まりました。


そして中段パーツです。


あっという間に上段パーツです。


この部位最後のパーツです。ぴったりと収まりました!

次に、冷蔵庫上の設置作業です。ここは冷蔵庫用コンセントの口が、設置パーツと干渉するので、コンセントの口を下に10数センチ移動していただきます。(写真なしですいません)


これですべてのベースが取り付け完了です。


棚板を配置し、扉を取り付けます。


引き出し類もとりつけて、ほぼ完成です!ここまで5時間。ひとりの作業でご苦労様でした。

ワンポイントですが、電子レンジ上の空間がもったいなかったので、ハンドメイドで棚板をつけてもらいました。取り外し可能でGoodです。


こちらが完成写真です。色合いも統一され、壁の端から端まで収まったのですっきりしました。


棚上部の様子です。


柄はキッチンと全く同一ですので、部屋全体の統一感もぐっと増したような感じです。以前にも増して収納力もアップしました。これで当初構想どおりのLDKが完成です。あとは3Dテレビでしょうか(笑)。


~番外編~
6月初旬に仕事で9日ほど北米に行ってきました。昔住んでいた町にも行ってきましたので、ちょっと写真を交えてご紹介します。


訪れた時期はちょうど雨季が終わったころ、ということでカリフォルニアらしい、サラリとしたいい天気でした。


お世話になったサンノゼ市にあるホテルです。目の前に、日本人向けスーパーや飲食店施設のあるモールに面しており、とても便利です。しかしまぁ、なんとみごとな空色でしょう。青の深さが違うのです。ここから半年の間、こんな天気がつづき、ほとんど雨は降らないのです。


モールにある日本人用スーパーマーケット「ミツワ」です。昔は「ヤオハン」としてスタートしたそうで、現在は韓国系資本だそうです。


店内ではちょうど物産フェア開催中で、大阪のたこやき屋や北海道の海鮮丼、芋スイーツのらぽっぽなど10店くらいが出店していました。たこ焼きの行列がすごかったです。


私の住んでいた頃にはなかったのですが、スーパー内に「山頭火」が進出していました。


店内の様子です。このように日本酒はじめ、いろいろと和物が手に入ります。値段はだいたい日本の定価の1.5倍くらいでしょうか。ドル安で価格差が縮まっています。


中には日本のブランドでも、北米で現地生産しているものもあり、ビールなどは一本100円しない安さです。税金も違うんでしょうね。



寿司の弁当が多いです。 あとは肉、野菜、お菓子、家電、などなどいろいろありますので、US料理に一通り飽きた日本人はこのスーパーにお世話になることになります。知り合いに会うこともしばしばです。


日本人が集まりやすい、ということで、現地では日本人同士の情報交換も盛んです。掲示板には、個人による車・家などの売買情報が張り出されています。


家を貸しますよですとか、お稽古やっています、といった情報もいろいろとあります。ちぎられているのは、連絡先の書いてある部分で、もぎられた枚数で人気のあるなしがわかります。とってもシンプルですが、よくできた仕組みです。

同じ敷地内には紀伊国屋書店があります。店内撮影できないのが残念ですが、結構なかは広いですよ。本の値段は約1.5~2倍といったところです。CDやDVD販売コーナーもありますがそれなりの値段がします。でも「望めば手に入る」というのは海外生活ではありがたいかぎりです。


ちなみに、北米の日本メーカーは、結構デザインがユニークで、私は好きです。これはホンダのMDXですね。ACURAという高級ブランドで、日本未導入車種です。


こちらは日産のFX45です。だいぶ前に発売されたモデルですが、今でもいいデザインです。Infinitiというブランドで販売されています。


しばしの休日、サンフランシスコ市方面へ元上司とドライブに行ってきました。目標はクリフハウス。絶壁の御殿で有名です。サンノゼからサンフランシスコへは「101(ワンオーワン)」という海寄りのフリーウェイと、「280(ツーエイティ)」という山間を抜ける2つのルートがあります。本日は景色のきれいな280をチョイスです。


太平洋に面した海岸です。浜辺では、日焼けする人あり、水遊びする子供あり、アベックあり(古い!)、とマイペースな雰囲気です。海の向こうは日本です。


体格の良いお兄さん達が、スポーツカイトの練習をしていました。写真だとわかりにくいですが、4人程度のチームで自在にカイトを操っておりました。美技です。ちなみに画像にもやがかかっていますが、これは雲です。この辺りは海流の湿気ある空気と陸上の空気がぶつかりあって、霧の町として有名です。よくゴールデンゲートブリッジに霧がかかっている写真がありますが、同じ理由からです。


遠くにあるのがクリフはハウスです。昔は協会のようなつくりだったそうですが、今はコロニアル調の近代的な建物です。海に面して巨大なプールがあったそうですが、そちらは地震か何かで崩壊してつぶれたそうです。今は、プール部分の残骸が、独特の廃墟ムードを出しています(写真なくてすいません!)


歩いてきた海岸を撮影してみました。綺麗です。旅先でスケールのある自然を目にすると、ほっと安らぎます。


崖の下は荒海です。ちょうどこの先はゴールデンゲートブリッジがあり、ここは岬みたいなところなので潮がぶつかりあいます。泳ぐ気にはならないですね。。。


一緒にドライブした、私の親友かつ悪友かつ元上司のアルバートさん(右)と、元ロジスティクスを担当していたジェリーさん(左)です。うーん、悪そうな写真だ。でもアルちゃんは取締役だったりします。ジェリーさんの息子さんは長崎の高校で英会話の先生をやっているそうです。この後、Daly Cityというサンフランシスコ国際空港に程近い町で、ゴハンを食べてホテルに戻りました。


アメリカにあって日本にないもの、その筆頭が「ジャンバジュース」です。USで飲んでファンになった方もいると思いますが、たっぷりのフルーツとアイスシャーベットと氷をミキサーにかけたスムージーみたいなものです。

いやみがなく、ピュアにフルーツの風味がおいしいです。20種類以上の味があり、我が家は子供たちともども全員ファンです。USでは4ドル弱くらいからの値段ですが、日本でこのクオリティを出そうとするときっと倍ぐらいかかって商売にならないのでしょう。ポップな雰囲気とフレンドリーな店員がナイスです。最近、フードメニューが充実したようです。


この翌日から、サンノゼ⇒ダラス⇒オマハ⇒ダラス⇒サンフランシスコと周回し、9日ぶりに日本に戻りました。

久しぶりの我が家は、みな元気すぎるくらい元気でした。。。。それにしても周回の多い旅ということで、機内持ち込みカバンだけで9日間の出張はハードでした。。。

プチリフォーム実施へ ~リビングステーション食器棚の増設~

2010年03月22日 | STEP13. 入居後/設備特集
桜の開花宣言とともに、ブログの更新を思い出しました。・・・というのは冗談でして、今回は、入居後初のプチリフォームを行うことになったのでご報告します!

それにしても最後の記事投稿から半年、長いブランクでした。。。三女も来週で丸一歳になり、先月から早くも歩き出しております。

プチリフォームのお話の前に、最近リビングのレイアウトを変えてみました。



当初の壁づけレイアウトから、思い切って部屋のど真ん中に配置してみました。ダイニングとよい感じで境界ができて、部屋にメリハリが出たような印象です。



上の写真はキッチン側からみたところです。テレビとの距離も適度で、子供たちの眼にもよさそうです。テレビは真正面から観るのが楽ですね。



ダイニングテープルからのながめです。このくらい離れると、さすがに50インチくらいのテレビが欲しくなってきますね(エコノミー警報発令です!)



ちなみに、前回の記事と比べて、家具に大きな違いがあります。
テレビボードを今までのガラス天板のものから、オール木質のものに買い換えました(分かった人は凄いです!)。ガラス天板は以前のマンションではよかったのですが、どうもこちらの家では木目とのバランスが悪いなぁ、と気になっていました。そこに三女がハイハイを始め、戸袋のないテレビボードは荒れ放題!ということで買い換えた次第です。



ちなみに品はネットで偶然見つけたものです。もう少し赤みが強い木質の方が、床とマッチしたのですが、なかなか見つからず、価格と質感のバランスが良かったのがこちらの品です。「ツキ板」方式で板を張り合わせているので、木目がキレイで、ライトダウンした時のたたずまいはなかなかの質感です。



こちらが三女の攻撃から解放されたDVDたちです。安住の地をえて(!?)、さぞ安心していることでしょう。

さて、閑話休題。今回のメインテーマとなるプチリフォームについてです。
我が家のキッチン壁には、リビングステーションのキッチン台と同じ木質のカップボードが壁付けされています。



生活感まるだしの食器棚でお恥ずかしいかぎりですが、上の写真の右側には、結婚祝いで購入したマルニの食器棚が収まっています。今回プチリフォームの対象はこのマルニの食器棚で、既に取り付けられているリビングステーションと同一部材を取り付けて壁一面を統一することです。



もともと設計時から「いつかは統一したいなー」と思っていたのですが、我が家で採用している扉柄(SQ20のチェリータイプ)がなんと今年5月で廃番になることが決まり、急きょこのタイミングで取り付けを実施しなければ、一生叶わなくなることになったので、泣く泣く出費の上、プチリフォームです。

カップボードの増設にあたっては、設計当初から監督の鈴木さん、営業の和田さんと可能性を想定してレイアウトを吟味していたのでばっちりです。



上の写真がSQ20・チェリー柄のアップです。ありがちといわれればありがちな柄ですが、床の木質を考えた場合、重すぎず、軽すぎず、で気に入っています(※木目はプリントではなく本木目です)。廃番後は、もう少し薄めの系統のチェリー色に変更になるそうです。

ちなみに退役後のマルニの食器棚は、二階主寝室で本棚の勤めがまっています。(捨てられません!)



ちょうど奥の部分が今回の増設部分です。手前の既設分とほぼ同じユニットで、三列分の食器棚が拡張されることになります。



今回はもう一か所、上の写真のとおり、冷蔵庫の上部空間にも棚を増設します。収納はあればあるだけ助かりますよね。



増設によって、向かって右奥の方へ扉三枚分、左手前の方に、扉二枚分(下部は冷蔵庫)の増設とする予定ですので、最上段は壁一面に、中下段は冷蔵庫部分を開けてすべて壁一面、という収まりになります。出来栄えが今から楽しみです。6月の施工に向けて、本日はわざわざ営業の和田さんとリフォーム担当の方とで実地調査と採寸にいらっしゃいました。

ちなみに和田さんは現在、千葉の青葉展示場にて活躍中で、わざわざこのプチリフォームのためにお越しいただきました。年末にもカレンダーをお届けいただき、マメにお付き合いいただいて感謝です。青葉展示場は我が家と似た、チェリー色のトーンで構成されているとのことで、一度さらなる研究のためにおじゃましたいと思います。

【和田さんのお勤め場所(パナホーム千葉支社 青葉展示場)】

※青葉展示場にリンクします

最後に、三姉妹の攻撃を受けて一年経った、我が家の床の写真です。下が上からみたところです。見たところキレイさは維持しています。


さらにアップして写してみました。ピカピカです。


ドアップに挑戦、その①です。きれいですね。



ドアップに挑戦、その②です。木目がわかりやすい角度で写してみましたが、こちらも問題なしです。一年経った評価は大合格です!この床ワックス、やはり新築時に施しておいて大正解でした。三姉妹の攻撃にもめげず、かなり新築時の輝きをキープしてくれています。
ちなみに、物を落とすとさすがにへこみますし、すり傷もそれなりにつきますが、もしワックスをしていなかったら・・・と思うとぞっとします。



今回、久しぶりのブログ更新でした。次回、プチリフォーム続編ということで、気長にご期待くださいね!

リビング・ダイニング

2009年09月27日 | STEP13. 入居後/設備特集
シルバーウィークも終わり、すっかり秋めいてきましたね。
9月は我が家の長女・次女の誕生月、ということで、家の中がバースデー装飾になっています。

ちょっとしたお祭り状態になってしまっておりますが、今回は、ずーっと書こう書こうと思いながら、なかなかキーボードが重かった(?)リビング・ダイニングについて、いろいろなアングルからご紹介しようと思います。


こちらがリビング部分になります。ソファーはネットで見つけ、実物も見ることなく注文しました。大型のスツールがあり、配置によっては、ダブルベッド並の座面になります。良くいえば「くつろぎ仕様」、悪くいえば「ぐうたら仕様」ですね。乳児がいますので、何かと重宝しています。テレビはアクオス32インチ。3年半前に購入し、今やいたってオーソドックスな液晶テレビです。

引っ越し当初、アクオスは寝室専用にして、パナソニックの50インチを置こう!なんて景気のいいことを考えていたのですが、いまだに予算申請が通りません。エコポイント間に合わなさそうです。。。尚、我が家では、テレビ・インターネット・電話のすべてをNTTの光回線一本でまかなっています。入居9か月が経ちますが、まったくのノートラブルです。


ダイニングの端っこから眺めたリビング・ダイニングです。扉の奥に玄関、その奥が和室です。ちっちゃくてわかりにくいですが、和室の壁上部に小さな神棚を配置しています。南に向かって家の全景を見渡せると良いそうなので、この場所に収まりました(といいますか、パナホームさんにここに指定していただきました)


リビングステーション越しのリビング・ダイニングです。キッチン台がお料理中のためちらかっております。ご容赦ください!


リビング入口からのアングルです(カメラの露出調整がいま一つですいません。)床WAXを入居前に施した効果で、フローリングはツヤツヤときれいです。掃除機以外はこれといったメンテナンスは今のところしておりません。


リビング・ダイニングの天井照明の様子です。写真に収まりきりませんでしたが、間接照明的にスポットライトを東側に4灯配置しています。天井と同色なのでわかりにくいかと思いますが、BOSEの天井スピーカー4機も日々、大活躍です。とてもコストパフォーマンスの高い装備になりました。


そしてこちらが西側の天井照明です。キッチン用照明とあわせ、5灯ほど埋め込まれています。ちなみに利用している電球はすべて、暖色系の蛍光灯ですので、白熱球と比べ、さほど色味も変わらず、また電気代がかなり節約できています。


ダイニングの3連照明です。あかり調節機能がついており、スイッチは丸くクルクル回すタイプです。夜などはこのあかりだけともすと落ち着いた雰囲気が広がります。


リビング照明です。写真ですと蛍光管が際立ってみえますが、実物は自然に光が拡散する感じです。ちなみに、リビング・ダイニングの照明はすべてパナソニック製品採用です。


リビング・ダイニングには2本の兄弟木(インドボダイジュ)を飾っています。こちらはお兄さん木で、3年前に購入しました。横に枝がニョキニョキと伸びていきます。


こちらは弟分で、わりと最近購入しました。縦にコンモリと葉が茂っています。


インドボダイジュは葉がわりと薄く、色も薄緑で、写真ではわかりにくいですが形は先が尖っています。ボダイジュにも、他に二種類あるそうで、ゴムの木系のベンガルボダイジュと扱いが紛らわしいですが、インドボダイジュは、この木の下でお釈迦様が悟りを開いたといわれる品種なので、原産地では傷つけないよう大事に扱われるそうです。


ダイニングの窓は、南にはき出し窓、東にこちらの写真の窓を配置しています。設計段階のイメージよりも大型の窓に感じられ、午前いっぱい、さんさんと光が降り注いでくれます。


入居にあわせて、二枚の版画を購入しました。Wooster Scottというアメリカの版画家の作品です。こちらは1920年代頃のアメリカの春の様子を描いたものです。もう一枚は、夏の様子を描いています(写真なくてすいません)。


200枚中の1番という巡り合わせにひかれて勢いで購入しました。


リビング・ダイニングをあとに、表にでてみます。東道路に面した花壇の様子です。半年でウィルマの木も10cm以上成長したようです。休みの日の一日は必ず園芸店に足を運び、すっかりはまっております。


玄関ドア横には、ちょっとした陶器鉢を置いてみました。今はコスモス(秋桜)が元気に咲いています。


ミニ花壇部分は、夏の花もおわり、ミニバラの苗を植えてみました。育てるのは容易ではないそうですが、いろいろと試行錯誤してみます。


いよいよ、駐車場エリアの外構仕上げも詰められてきました。早ければ来月にでも施工をすることになりそうです。浄化槽引き抜き→下水管切り替え→埋め戻し→コンクリート打ち→タイル貼り付けです。次回はこの仕様の詳細をお伝えしようと思います。

天候の変わり目、風邪に負けないようお過ごしください!













いのちの洗濯(入居後はじめての長旅)

2009年08月21日 | STEP13. 入居後/設備特集
お盆も終盤の土曜日、実家の母ふくめ、家族総出ではじめての長旅に行ってまいりました。今回、旅の目的地は祖母宅のある山口県岩国市です。途中往路で滋賀、復路に京都に宿泊しながら、クルマで列島横断の旅です。

出発は気合いを入れて15日朝4時!
東名高速か中央高速かで直前まで悩みましたが、がけ崩れで話題性のある東名道の方が思い出に(?)なるという、不謹慎な理由から、東名道を選択しました。



結果、混雑具合は、、、おどろくほど空いています。渋滞という渋滞もなく、快適なドライブでした。



静岡県の由比に差し掛かったあたりで、雲の切れ間からきれいな朝陽が差し込んでいました。



静岡県の日本坂に差し掛かる頃には、ナビの表示に、地震のがけ崩れの影響で上り車線の通行止めの表示がされはじめました。上り車線は一部区間の通行止めということで、10km程度の区間と予想していたのですが、実際には50km近く通行止めになっていたようで、利用する方にとっては、相当大変な状況だったようです。



崩落現場に差し掛かると、復旧工事のトラックの列が絶え間なく続いていました。隣のSAの駐車場は、工事用の車両や資材ですごいことになっていました。出発前、崩落のニュースを知った時は「気合い入れて、一日も早く直してくれー!」などと好き勝手なことを言っていましたが、現場では十分に気合い入っていました。。。ちょっと反省です。。



名古屋中心部の混雑を避けて、名港沿いに走る伊勢湾岸道路から京都の草津へ抜けました。大きな3連橋が印象的です。この区間、岡崎ナンバーの覆面パトさんがせっせとお仕事に励んでいらっしゃいました。安全運転!



途中、大きな遊園地がありました。なんという場所でしょう(?)。オープンを待っているのか、高速の出口渋滞が発生していました。でも、3車線と広いので、走行には影響ありませんでした。

初日は、10時頃に滋賀県大津市の「大津プリンスホテル」に到着しました。土曜日でしたので、ETC割引も適用され東名高速区間1000円ぴったりでした。う~む、これはすごいインパクトです。こんな大盤振る舞いしてどこかにしわ寄せはこないのか。。。と総選挙を意識してしまいます。

ちょっと脱線ですが、アメリカって税金が結構高いという印象ありますが、実際のところ日本の方が負担重いと思います。アメリカは所得税と州税の合計で所得に応じて3割前後の税がひかれます。で、消費税は州によりますがカリフォルニアで約9%です。でも、家族持ちにはとてもやさしい。扶養者一人で税金は$3,500近く帰ってきますので、中には税金対策で養子縁組が盛んな実情もあるようです。それもどうかと思いますが、次世代投資として、子育てを税制に反映しているなぁというのが実感です。そのほか、確定申告で、医療や政治献金などの税控除も、ホームページで簡単に(かつきめ細かく)申請できるので、各世帯の事情に応じて税負担が反映されやすいように感じます。日本のサラリーマンも確定申告するようにした方がメリット多いと思ったりします。

さて、話はもどって、大津プリンスホテル、琵琶湖に面した38階建ての超高層ビルで、ひときわ目立ちます。琵琶湖の形をした屋外プールがありますので、到着後は夕方まで悠々とプールをエンジョイです。子供たち大満足です。ホテルの晩御飯はちょっとお高めでしたので、ホテルから歩いていける距離にある「くら寿司」で魚貝を堪能です。子連れファミリーには最高にフィットしますね。

宿泊した部屋は34階(!)でしたので、比叡山や、琵琶湖周辺の山々が水墨画のように浮き上がって、それはそれはきれいでした。

二日目、一路山口県へ。祖母の守る私の生家へGoです。



場所は岩国市周東町。山に囲まれた平地で、田園地帯の拡がるのどかな土地柄です。瀬戸内海も近く、海水浴もきままに行けたりします。



電車で帰郷するときには、新幹線で広島駅で降車し、山陽本線で岩国まで行き、そこから岩徳線というローカル線で周防高森という駅を利用します。こちら駅舎の様子です。電車は一時間に一本ありません。この岩徳線、昭和30年代は大変栄えたそうで、私が幼少のころも、8両編成の客車をディーゼル機関車が牽引していたことを記憶していますので、駅はとっても長~く、立派です。が、今はわずか1~2両編成の機動車。哀愁とともに、特別な時間の流れを感じます。



駅の中は売店もなく(昔はあったのですが)、しずかな雰囲気です。駅前のタクシー運転手さんと世間話をしたところ、「あ~、久宗(地名)の藤田さん(母方旧姓)のお孫さんかね~」といった感じでとてもまろやかな人柄です(津田沼のタクシー運転手さん、みならいましょう!)。最近は、紙でできた記念切符を買い求めに来る旅行客が多いそうです。

ちょうど今から10年前、結婚のごあいさつにと、この地を夫婦で訪れた帰路、まだ元気だった祖父と、祖母が、駅舎のこの改札口から電車に乗った私たちを、電車が動き出してもずっと手を振って見送ってくれました。その時が、祖父との最期の別れでした。どんな想いで見送ってくれたのでしょうか、きっと私たち夫婦が同じように歳を重ね、孫を見送る時に理解するのかなと思います。



そしてこちらが祖母宅です。祖父が産まれた時に建築されたそうで、築100年を超えています(すごい!)。山口という土地は、積極的に京文化を取り入れてきたそうで、この家の造りの隋所に、離れとの間を渡り廊下で通したりと、粋な造形が見て取れます(写真とればよかったです。。。)。家にはガス・電気完備ながら、昔ながらのカマドと薪でたく風呂も現役で活躍中です。また、田舎とはいいながらも、周囲500坪超の敷地は、身内ながら立派です。。。


こちらが本家本元の「和気満堂」です。シャープかつ均整を強く意識した字体です。


到着翌日、地元の名所「高森天満宮」へ、三女のお宮参りに行ってまいりました。すっかり遅くなりましたが、親戚に囲まれてとても幸せそうでした。



そして岩国と言えば、清流錦川にかかる錦帯橋ですね。周東町からは15kmほどの距離です。



近年、架け替えの行われた錦帯橋も、徐々に木の風合いが増してきました。橋のたもとの食堂で、名物「岩国寿司」をいただき、満腹です。橋のたもとの店は歴史上の人物「佐々木小次郎」と「宮本武蔵」のライバル関係そのままに、ふたつのお店が商売を張り合っています。その戦いの内容は、、、「ソフトクリームの種類の多さ」で競い合っています。およそ50種類はあろうかという、ソフトクリーム。子供達も選ぶのが大変です。



そして次に向かうは山口県柳井市。「白壁の町」として地元では有名です。私にとっては、「金魚ちょうちん」と「おしょうゆ」の町です。ちなみに祖父はこちら地元の柳井中学校の校長先生を勤めていたそうです。



「金魚ちょうちん」は町じゅうに飾っており、ちょっとお茶目な表情とヒラヒラと風にたなびく尾ひれが印象的です。町の一角に、金魚ちょうちん作りができる場所もあります。お土産で製作キットも出ていますよ~。



もうひとつの名所、「佐川醤油」さんのしょうゆはとても濃厚です。なんでも二度熟成させるそうで、甘味をました風味が「さしみ醤油」にぴったりです。



建物の中は醸造中の大きな醤油樽が並んでいます。一声かけなくても見学できます。すごい香りがしますよ~。即売所もありますので、お気に入りの我が家は一升瓶サイズで買って帰りました。



白壁の町並みはお土産屋が5店ほどの、こじんまりとした雰囲気ですが、沢ガニが道を歩いていたり、とともかく雰囲気がよろしいです。お店の軒先で、冷えた「しらかべサイダー(みかん風味)」を味わうのは乙なものです。そのほか、「しょうゆソフトクリーム」というレア物もあります。コーヒー味っぽくて、おいしいですよ。

祖母宅での4泊もあっという間に過ぎ、20日朝には一路京都へ。幼少のころから変わりませんが、帰りの別れはさびしいものです。祖母はいつもやさしく「いのちの洗濯ができたかのぅ」と見送りしてくれます。悲しみをこらえ、ハンドルにぐっと力を入れて「さぁ、行こう!」と、カラ元気に出発です(おばあちゃん、長生きしてください!)。



帰りは、往路とグッと趣向を変えて、京都に一泊です。鴨川の三条大橋のたもとにあるホテルに泊まりました。部屋からの鴨川のながめはとても清涼感ただよい、イメージにある京都がひとつ叶いました。向かいの山には送り火の「大」の字が見えました。



ホテルからは直接、鴨川の土手にアクセスでき、夕涼みのひと時を川遊びをして過ごしました。



面白いのは、鴨川のすぐとなりに、別の小川が流れており、ウスバカゲロウがひらひらと舞い、これもまた趣深いものでした。

そして家を留守にして一週間。21日の夕方に無事帰宅しました。総走行距離2200キロ。家族との思い出のつまった道中でした。さぁ、来週から仕事に復帰です!また、楽しい休暇を過ごせるよう、仕事仲間と一生懸命頑張ろうと思います!




















地震とパナホーム

2009年08月12日 | STEP13. 入居後/設備特集
長い梅雨の折、週末と本日早朝、と二度にわたって関東・東海地方を比較的大きな地震が襲いました。


(気象庁発表の8/11地震震度分布)

北は日本海、西は京都まで、震度3のエリアが到達してしまっていますね。日本の大動脈である東名道が通行止めになったり、多くの方がケガをされたりと、大変なお盆になってしまいました。

思えば一年前、ハウスメーカー選びの重要項目にあげたのが「耐震性」でした。改めて地震に遭遇し、当時の評価を振り返ることにしました。

当時の評価は、こんな内容でした。
「パナホーム:○ 体力壁で揺れを押さえ込む剛構造。耐震力計算値も拝見しました」

日曜日の地震の時は、一階和室の掘りごたつでテレビを観ているところでした。

ゆれの感じ方は今までの経験にない印象です。地面からゆれが伝わってくるのですが、建物自体はビシッと頑強に、完璧にゆれを押さえ込んでいる様子が体感できました。表現が難しいですが、ゆれというよりは振動が伝わってくる、という感じです。


(パナホームの「柱・梁ラーメン構造」図 ※リンクします)

工場見学で、実物の耐震テストを見学していましたので、強固な構造であることは
頭では理解していました。実際の地震を体感すると、「ゆれが少ない」ということが非常に恐怖感を和らげ、安心感につながる、ということを理解しました。


(パナホームの耐力壁「パワテックパネル」)

上の図にあります「パワテックパネル」が、柱と梁の接合部を強固にし、揺れを抑え込む構造です。実際のところ、体感震度は2程度といったところです。テレビの地震速報をみて、ギャップに驚いたというのが正直なところです。

そして、この構造を支える「地盤」と「基礎」も非常に大切な役割を担っていることも改めて感じました。「地盤」については、軟弱地盤でしたので、深さ6Mまでコンクリート柱を40本強打ち込み、当初想定外の出費でしたが、これがあってこその「基礎」であり「建物」なんだな、という一連のつながりを感じました。

そして今朝方の地震、当地区は震度4ということで、さらに大きな地震だったそうです。「だったそう・・・」ということは、はい。そうなのです。気づかずに熟睡してしまっておりました。。。

住宅でもECOが何かと連呼される昨今。「住人の生命を守る」という、より基本的な使命をついつい忘れがちな日常でしたが、あらためて今回の地震でその重要性を再認識するとともに、パナホームで建てて良かったなぁ。。。と信頼を新たにしました。