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パナホームですてきな家

パナホームのソラーナユールキアで建てるマイホーム建築日記です。2008年12月竣工です。

引き渡しの日に ~ご担当インタビュー~

2009年01月03日 | STEP12. 建物完成・外構・引渡し
引き渡し当日、これまで大変お世話になってまいりました店長Wさん(和田さん)、監督Sさん(鈴木さん)のご両氏にインタビューをさせていただき、ご厚意により紹介させていただくことになりました。



-kiratech:土地探しから約一年。今日引き渡し日ということで、いろいろとありがとうございました。

-和田さん:思い返しますと、展示場で初めてお目にかかったのが1月3日なんですね。ちょうど一年が経ちましたね。



-kiratech:引き渡しというのはご担当としてはどんな印象で迎えられるのでしょうか?

-和田さん:建設担当に比べると、営業担当は扱う数が限られています。営業は年間で調子の良い時でも10棟いけば、というものですので、ひとりひとりのお客様とのお付き合いというのはとても大切ですね。僕のモットーというわけではないですが、いろいろ設計の打ち合わせであったり、インテリアの話であったり、細かい話まで全部一緒にやらせていただきたいなと思っています。そして最後の段階となるお引渡しまできて、本当にご満足いただけているかどうか、本音の部分はどうか、などと考えながら至る日であり、非常にうれしい、本当にうれしい日ですね。



-kiratech:和田さんがこの業界に入ろうとされたごきっかけは?

-和田さん:僕は平成2年入社ですが、その当時はどこに行っても内定をいただけるという強気の時代でした。ですから当時面接に行くと、その日の帰る前に内定をいただける、というそんな時代でしたね。とくに証券会社は儲かって儲かってという時代で、私服で行ってビールを飲ませていただいて、、、そんな状況だったんですね。それが今から18年前ですね。僕の実家も小学6年生の時に家を建て替えたんですね。その時にいろいろと間取りなどに興味がわきまして、実際には理系には行かなかったのですが、金融系というよりは、家作りというものを手がけるメーカーがいいな、ということでナショナル住宅産業(当時)に入社した、という経緯ですね。



-kiratech:今までの仕事でもっともやっていてよかったな、ということは?

-和田さん:年末ということで、カレンダーを配りにご挨拶周りにうかがうと、やっぱり10年15年前のお客さんからいまだに「ああ和田さん、こんにちは」「ああ、ご無沙汰していますね」と普通にお話ができる、というのがうれしいですね。

-kiratech:kiratechの家作りで印象的だったことは?

-和田さん:ブログを立ち上げていただいたことがうれしかったですね。実は社内的には「コワい」という声もあるんです。何を言われるかわからない、という面でですね。だから何をしなければいけない、ということはなく、ブログを立ち上げている方も、立ち上げていない方も同じなんですけれども、社内の幹部は「えっ!?」という声があったのは事実ですね(笑)



-kiratech:同じ時期にパナホームさんで家作りを進められる方もいらっしゃり、ブログでの表現の仕方もまちまちですね。ひとつ言えることは、面と向かって伝えにくいことも表現しやすいということで、コミュニケーション手段としてこういうものもあっていいのでは、と思いますが、オープンなメディアである以上、企業のコントロールが効かないメディア、という面でコワい部分はあるということですね。

-和田さん:まあそれこそインターネットであったり、時代背景というのは変わっていっているわけですね。個人的にすごくよく思うことは、よく展示場にいらっしゃるお客様は、僕ら以上によく勉強されている方が多いと。これを前提条件としてやらないと、わかっていて接するのとわからないで接するのとではぜんぜん違うなと、社内の若いスタッフにもよく話をします。ですからkiratechさんのように建築日記をブログでやるから、というお話を伺うと、昔の人の中には怖がる人もいますが、僕は同じ事をやればいい、ととらえていますので、そうしたお客様のご意向は歓迎です。



-kiratech:鈴木さんとは地鎮祭の時に始めてお会いし、建築工程をすべて管理いただきました。鈴木さんがこの業界に入られた経緯などを教えていただけますか?

-鈴木さん:建築とは全く関係のない出なのですが、幼いころからデッサンが好きでした。絵の勉強をしたいなぁ、と考えていたのですが、周りからは「そんなことしてもしょうがないでしょ」と猛反対を受けました。そんな状況でいろいろと考えた中で、「建築系」という完全にデザインとまではいかないながらも至りました。



-kiratech:大工さんを始め、様々な職人さんを相手に、誰にもできる仕事ではないと思いますが、どんな素養が一番キーになるのでしょうか?

-鈴木さん:自分の強い意志を持ってやっていかないと、人って動かないんですよね。「これはこうだ」ということで、譲らないところは絶対に譲らない、という姿勢で臨んでいます。なぁなぁになってしまう、ということはお客様に失礼なことですので、徹底しています。



-kiratech:kiratechハウス建築にあたっての大変だった点やこだわりの点はありますか?

-鈴木さん:建築的な立場で言えば、立地(道路幅等)がかなり制約があったことから、かなりご近所の皆様にご迷惑をかけてしまうところが多々ありました。それをなるべく監視をしながらうまくやっていく、というところが大きかったですね。
建物の中のことで言わしていただきますと、とても凝っていらっしゃいますので(笑)、細かいところですが、最後の収まりといったところで、珪藻土タイルですとか、オリジナルの工夫をいろいろとさせていただいております。



-kiratech:生活の中でひとつひとつ、気づきがありそうで楽しみです。

-鈴木さん:その辺のところは、監督によって個性が出やすいところですね。図面では表現しきれない、出来栄えの違いが出てきます。

-kiratech:ご自身で夢の家を建てるとするとどんな家でしょう?

-鈴木さん:私もkiratechさんと同じで幼稚園と小学生の娘がおりますが、どうしても仕事柄、家にいないことが多いので、やはり家族と仲良く暮らしていける家、というのが最終的な理想ですね。家族に迷惑はかけてしまっていますので、その点が重く感じてしまっているのですが、部屋にこもることなく、みんなで集まったり、またモノをみんなで大事にしましょう、といったことができる家にしたいと思います。



-kiratech:今日でいよいよ完成、ということになりました。

-鈴木さん:これからお住まいになって、不具合や、ここをこうしたい、という点がでてくると思いますが、どんなことでもご相談ください。kiratechハウスを担当できて良かったと思います。ありがとうございました。

-kiratech:大変恐縮です。大事に住まわせていただきたいと思います。ありがとうございました。




【和田さんプロフィール】
 第一印象は、良き関西人(!?)という印象の明るく直球勝負なジェントルマンです。昔はドライブが趣味だったということで、持ち前のキャラで、さぞ学生時代にはバブル期を謳歌されたのではないでしょうか(就職氷河期だった私は、素直にうらやましいです)。一方で伊達政宗をはじめ、戦国武将をこよなく愛する硬派な側面も。お休みの日は、もっぱらご自宅で充電されているとのこと。(きっと良きパパ&愛妻家なのでしょう。)
最初から最後まで、和田さんには親子ともども(?)、何でも相談させていただきました。ハウスメーカー選び編でも触れましたが、やはり営業ご担当の方との相性というのは、長丁場の注文住宅づくりにおいて、つくづく大切なものだなぁと思います。これからも、千葉にステキな家をたくさん作ってくださいネ。

【鈴木さんプロフィール】
温和な笑顔の中にも、徹底した信念で仕事にとりくむ姿、プロですね。入社15年を経て、手がけられた住宅は230軒あまりということで、千葉県下でも有数の建築ディレクターです。今も社内に入社当時から尊敬する上司がいらっしゃり、その方の仕事ぶりが土台になっているそうです。もし企業の資産科目に「人材」という項目があるとすれば、パナホーム千葉支社はかなりの優良株ですネ。お話の内容からも、ご家族をこよなく愛する、良き父親像がうかがえます。後日、引越し挨拶に町内ご近所に伺いましたが、どなたも工事に対して苦言をおっしゃる方もおられず、「素敵な家ができてうれしい」と我が家の如く受け入れていただき、あらためて鈴木さんのご深慮の賜物なんだな、とありがたく感じた次第です。

竣工

2009年01月01日 | STEP12. 建物完成・外構・引渡し
2008年も終わり、新しい年が明けましたね。ようやく記事をアップする環境が整いました。TVではパナホームの新しいCMも流れ始め、次の時代へ向けたたゆまぬハウスメーカーの知恵比べの日々(=進化)が続いてゆくのでしょう。


地鎮祭から3ヶ月あまりがたち、外構も駐車場と門柱を残し、kiratechハウスが完成です!まずは、外回りのフェンスの様子です。フェンス選びで重視したことは、
 ◆模様・形状:先のとがった槍型形状
 ◆カラー:タイルをバックにしたときに、映えすぎず、地味すぎずに
 ◆高さ:各部位ごとに、植樹とのバランスを考えて選択
といった点です。

そして選んだタイプが、東洋エクステリア(TOEX)製のアルミ鋳物フェンス「マドレー(白)」という商品です。
こちらが最も高低差のある南側フェンスの様子です。フェンスの色は、白とシルバーとで迷いましたが、白でタイルとの調和もとれたかな、と納得しています。


少し離れるとこのような感じです。フェンスの高さは40cm・60cm・80cmと3タイプが用意されています。南側では80cmの高いタイプを採用しました。60cmですとその気になれば簡単に乗り越えてこられそうな気がしたので、+20cmしました。気分的なものですが、だいぶ安心感があります。


東南角部の様子です。この後ろに、落葉広葉樹のシンボルツリーを植える予定です。玄関前の花壇もそうですが、それほど枝ぶりの立派な木は植えられませんので、悩みどころです。


東南角部からポーチを臨んだ様子です。ポーチ部分を1階床とフラットに近く施工したため、結果的に地面との高さがあります。


とんがり穂先のアップです。先が尖っていると不審者に対して心理的に抑制力があるそうです。あとセキュリティ、というほどのものではありませんが、ポーチ上部に人感センサー付スポットライトを取り付けていますので、フェンスに手をかけると明かりがフワッとつきます。これで不審者も躊躇するかな。


前回設置の様子をアップしました東道路面のフェンスです。こちらには1.5m程度のコニファーを数本と、ボリュームのあるグランドカバーの植栽を作る予定ですので、意図的に低めにしています。そもそもなくてもよかったのですが、ないと土留めの上を子供が歩いて危険かと思いましたので、危険防止ということでもっとも低いフェンスをとりつけました。


東側の低いフェンスと、南側の高いフェンスの境界部の様子です。南ポーチ面に不審者が入りにくいように、境界ラインを設けました。


玄関前の花壇は、一段ほど積みましていただき、当初予定よりも高さをあげました。ピンコロ石の質感がどことなく増したような気がします。


玄関前のタイルです。こちらのタイルは玄関のタイルとほぼ同タイプのものをナテックスさんに選択いただきました。タイルの色調ともあい、納得の完成度です。


家の中に入ってみましょう。
和室では掘りごたつもセットアップ完了。早くコタツ+みかん+テレビという三点セットでゆっくりしたいなぁと思うこの頃です。


フローリングには水性WAXコーティングが完了し、つやつやと木目が輝いています。こちらはLDKの様子です。水性WAXコーティングは、以前住んでいたマンションで施工していましたが、効き目も長持ちし、部屋の質感もワンランクアップしたような感じがしましたので、今回もこだわって採用してみました。施工は、インテリアフェアの際にパナホームさんからお見積もりとともに、ご紹介いただきました。価格はネゴさせていただき、以前マンションの際に自分でネットでみつけた業者さんと、単位面積あたり同等の水準で施工いただくことができました。


照明の下でのWAX光具合です。鏡面のような仕上がりで納得です。この輝きは10年効果が続くそうです。子供達の攻撃にどれほど耐えられるか、楽しみです(!?)。


日なた部分でのWAX光具合です。フローリングの日焼けにも効果があるのでしょうか。


こちらはキッチン部分です。床の輝きに対してコントラストが増し、以前よりも落ち着いた印象になりました。


二階子供部屋の様子です。唯一、白系フローリングへの施工です。


家全景の様子です。フェンスの高低差部分がくっきりと浮いちゃっていますが、植樹が完了するとバランスが合うはず(と、信じています)!


次回は、引渡し式の日に、パナホームでお世話になりました店長Wさん、監督Sさんにインタビューに応えていただきましたので、その様子をレポート(写真付で)いたします!

建物検査前日

2008年12月20日 | STEP12. 建物完成・外構・引渡し
12月20日 晴れ 建物内部のクリーニングも今日までに完了し、明日完成検査を行います。23日の引渡しに向けて大詰めです。(ちなみに床WAXは24日、外構は年明けも続きます)今日も前回以上に内容盛りだくさんです!

エアコンの取り付けも完了し、室外機が置かれています。一点失敗したなーと思ったことがあります。今回はパナソニックから3台新規購入、もともと保有していたダイキン製エアコン3台を取り付けたのですが、室外機のサイズが考慮漏れだったため、南側三連窓の下部に室外機の上部がかかってしまっています。特にダイキン製の「うるるとさらら」シリーズの室外機は加湿機能が搭載されている分、巨大です。東側にはPanasonicのナノイーエアコンをつけたのですが、こちらの室外機はとてもコンパクトです。これは盲点でした。


LDKの全景です。フローリングの養生も取り除かれました。リビングアクセスの階段、洗面室としたことから、そこそこ広々感がでたかなと納得しています。


キッチン部全景です。床材の色味、キッチン棚、キッチン台、すべて色味を統一しています。


キッチン内側からリビングダイニング方向を眺めたところです。


クックスクリーンもお目見えです。控えめにモダンなパーツで気に入りました。


トリプルワイドIHの制御盤です。普段は格納されており、利用する際にプッシュするとこのように引き出し式に現れます。


クリアSシンクの様子です。網の部分については、標準で付属していました。


センターデザインフードも養生がとれ、お目見えです。


キッチン脇にはちょっとした作業スペースを設けています。これは結構重宝しそうです。


1F洗面室では鏡面の取り付けも完了しました。横幅165cm・・・想像以上にご立派な鏡になりました。



こちらはバスルームです。すごピカ浴槽という新人造大理石です。反射具合いかがでしょうか。


こちらは、バスルームの制御盤です。今の住まいはボタン3つで事足りているのですが、何やらにぎやかです。ちなみに酸素美泡湯のスイッチは浴室内のみのようです。こんなにたくさん、使いこなせるかな。。。


1Fトイレの壁には、二段分のみタイルを施工していただきました。
上段はノーマル柄、下段はウェーブ柄の組み合わせです。奥行き2.7mほどありますが、1万円ちょうどの予算でとてもよいアクセントになりました。


トイレのお手洗い器には、インテリアコーディネーターのMさんのオススメで「キュット」という商品を採用しています。素材は陶器で、水洗部はパナソニック電工さんのサービスで交渉の過程で自動水栓にしていただきました。こちらも重宝しそうです。


こちらは、2Fトイレの様子です。コンパクトにまとまっている感じです。洗面器はキュットと違い、プラスチック素材ですが、良いデザインです。


和室にも畳が敷きこまれました。こちらはダンナの書斎となる予定です。(こたつで晩酌になる可能性の方が高いですが。。。)畳につきましては、パナホームでは「美ホーム畳」という和紙を原料とした、色あせなく、汚れもさっととれる優れものの仕様があるのですが、畳の香りが好きなので、普通のい草を選びました。



2F子供部屋の入り口です。扉はリビエシリーズからの選択です。扉の向こうには階段吹き抜けがあり、適度に光が入るようになりました。


扉を開けてみました。パナホームの扉は、閉めるときにバーン!とならないようにスムーズ機構がついています。(ただし、開ける時にはついていませんので、気をつけないと)


子供部屋フローリングです。こちらも床WAXをかけると印象が変わりそうです。


子供部屋には備え付けで収納棚を二つ作成していただきました。将来、子供たちが大きくなったときには、部屋の間仕切りに使えるようになっています。


東側ベランダに出てみました。床タイルが余っていますね。これどうするんでしょう?


北寝室の西側壁の様子です。スポット照明も通電しました。ここにはピアノを配置しようと思います。


南寝室の様子です。一番明るい部屋です。


南寝室収納も取り付け完了です。真ん中の二枚分は、左右どちらにも稼動する仕掛けになっています。


1Fに戻りまして、玄関収納の様子です。かなり容量がありそうです。


LDKにあるインターフォン操作盤の様子です。インターフォンの映像が表示されます。ちなみに写真の画像は、インターフォンの映像ではなく、もうひとつのセキュリティカメラの映像です。人感センサーで特定エリア内に気配を察知すると、映像が表示されます。


こちらがセキュリティカメラです。無線で映像を送信してきます。機器にスピーカーがついており、室内から不審者に「こらーっ」と威嚇することができます(やるかやらないかは、未知数ですが)。かなりセンサーの感度が鋭いので、明日角度調整を念入りに行います。


外構にまわります。玄関周りを施工していただいています。写真ではピンコロ石で階段脇に花壇を作っていただいています。低木を植えてみたいと考えています。


東側道路からフェンスの設置が始まりました。東洋エクステリア(TOEX)製の「マドレー(白)」というタイプです。高低差の少ない東側道路面は高さ40cm、高さのある南側道路面は高さ80cmのタイプを使用します。


戸境のフェンスも設置完了です。


ダイニング前のポーチも施工が終わり、養生中です。


室内からみたポーチの様子です。


北西角にエコキュートが設置されました。すでに各設備の性能点検のため、稼動開始しています。460リットルの大型タイプですが、コンプレッサーはエアコンのものよりもかなり静かなように思えます。


門柱まわりの施工状況です。中央のコーンのたった部分に、門柱を配置します。高さは170cmだそうです。


門柱には、トコナメエプコス製の石材門柱を採用します。デザインは、写真左側の縦にステンレスストライプの入ったもの、石材は写真右側のように白色⇒桜色⇒白色の並びで発注しています。ただ今、おとなり中国で製作中でこちらの設置は年越しです!

(クリックするとトコナメエプコス社の製品ページにリンクします)

着々と外構もすすみ、今日の作業の終わりに道路清掃をしていただいています。


建物内部では、明日の建物検査の準備も完了したようです。今日は監督Sさんがいらっしゃったので、お話をしましたが、あっという間のようで、中身が盛りだくさんな分、長く感じるこの3ヶ月でしたね~と、しみじみと語ってしまいました。