きらくなたてものや2

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当時は壁より柱

2016年01月27日 | 神田え邸

神田え邸にて。

 

引き続き、

構造の傷んだ水廻りを中心に

解体工事が進行中です。

 

ところでこの家の柱は、

多くは4寸角以上。

 

中には5寸角近い

柱もあります。

 

床下に潜ると

土台も5寸近くあって、

家の規模と比べると、

全体的に太い感じがします。

 

関東大震災直後に建てた建物なので、

地震に強い建物を作ろうと、

当時の大工さんの意気込みを感じます。

 

そう考えると、

その頃地震に強い建物を作るには、

現代のように「壁」ではなく、

柱の太さが大事!

という考え方だったように思います。

 

確かに柱が4寸角以上あるあたりは

まだまだ健在、

 

引き続きそのまま使う方針です。


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