神田え邸にて。
引き続き、
構造の傷んだ水廻りを中心に
解体工事が進行中です。
ところでこの家の柱は、
多くは4寸角以上。
中には5寸角近い
柱もあります。
床下に潜ると
土台も5寸近くあって、
家の規模と比べると、
全体的に太い感じがします。
関東大震災直後に建てた建物なので、
地震に強い建物を作ろうと、
当時の大工さんの意気込みを感じます。
そう考えると、
その頃地震に強い建物を作るには、
現代のように「壁」ではなく、
柱の太さが大事!
という考え方だったように思います。
確かに柱が4寸角以上あるあたりは
まだまだ健在、
引き続きそのまま使う方針です。
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