きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

そしてここにもきらくな網戸

2016年06月23日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

ここにも「きらくな網戸」が

出現しました。

 

夏の夜、自分自身も

気持ち良い風を存分に通しながら、

眠りたいと思うので、

 

どこかに「きらくな網戸」を入れようと

常に画策しております(笑)。


織物のような木格子

2016年06月23日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

玄関建具の

井桁格子の近景。

 

よくよく見ると

木配りの法則に気づき、

さすが新井さん、と

うなってしまいます。

 

横の格子に使っているのはスギの赤身、

縦の格子に使っているのはスギの白太、

 

スギは赤身と白太で

色の差がはっきりしているため、

 

木配り一つで

全然表情が違ってくるのですが、

 

この格子は、

整然と編んだ織物のようです。

 

 

 

 

 


真鍮はなじむ

2016年06月22日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

玄関建具の金物は、

真鍮製のものです。

 

最初は黄金色に輝いていますが、

 

そのうち家族をはじめ、

たくさんの人たちが

何回も何回も触れることによって、

いい感じで経年変化します。

 

最初の輝きも、

いずれややってくる経変変化も、

銅由来の金属は、

木と本当になじむと思います。

 

そして金属としては柔らかいので、

気のせいか手になじむ感覚も

あるような気がします。

 


井桁格子の玄関

2016年06月21日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

今朝からざーざーと

雨の降る日でしたが、

無事木建具が入りました。

 

この家の玄関は、

細かめの井桁格子。

 

この家は感覚的に、

井桁が合う、と思ったのでした。

 

この家は、

玄関入ってすぐに居間なので、

正方形の四辺からの

木の輻射熱による保温も

期待しています。

 

 

 


五感と汗で明日を作る

2016年06月20日 | 今日のできごと

今日はピスカリアの定休日を利用して、

毎年恒例の「自然界と調和した暮らしの哲学入門」の日。

 

今年で四回目を数えます。

 

今回もたくさんの方々に

足をお運びいただき、

ありがとうございました。

 

「食」は、ナチュラルハーモニーの河名さん、

「医」は、ホスメッククリニックの三好さん、

「住」は、きらくなたてものやの日高、

 

分野は異なるし、

三者三様の話でしたが、

伝えたいことは共通している

といつも思います。

 

三好さんが講演でおっしゃっていたとおり、

 

五感を研ぎ澄ませることによって感じる

おいしい、楽しい、安全に、

(住まいの場合は、心地よい)

の中に本質があるということ、

 

そして健康の秘訣は、

歩くこと。

 

そう、「汗」が大事だと

私も思います。

 

つまり、

四六時中鉄筋コンクリートの箱に囲まれた中、

身体を動かす機会もなく、

 

理屈を考えてばかりで、

例えば目の前のおいしい料理を

「頭」でいただく、

 

現代がそんな傾向にあるからこその

提案だったように思います。

 

すぐにナチュラルハーモニーのお店に行って

お米と野菜を買わなくても、

(おいしいのでぜひすぐに食べてほしいけど(笑))

 

明日から五感と汗を

より大事に暮らそうではありませんか。

 

そう、ナチュラルハーモニーから

野菜を仕入れているピスカリアの料理は、

たとえ事前の解説がなくても、

五感が喜ぶおいしさです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


受け入れて流す

2016年06月18日 | 今日のできごと

先日の「遠足」で伺った、

達磨窯が鎮座する五十嵐さんの工場にて。

 

ここへ訪れると、

現代の瓦と達磨窯で焼いた瓦の

違いを説明するために

五十嵐さんは水の溜まった古い風呂桶に

二つの瓦をジャボンと入れて見せます。

 

現代の瓦は

水が全くひかないのに対して、

 

達磨窯で焼いた瓦は、

みるみる水がひいていきます。

 

つまり瓦が

スポンジのように

水を吸うことの証拠です。

 

これにより

雨が降ると一時的に屋根が重くなる反面、

 

瓦の裏は水分、どころか、

湿気がこもることがなく、

 

また雨が降った後に

お日さまが照り、

 

水分が蒸発することによって、

気化熱が奪われ、

 

屋根に熱が

こもりにくくなります。

 

これは外壁に木の板を張った場合も

木も多少水を吸うので

似たような現象が起こります。

 

つまり現代は、

雨を含め外部のものは

徹底的に排除する、

 

一方で伝統的なものは

いったん受け入れて徐々に流す、

 

そんな考え方の違いが

瓦からもはっきりと読み取れます。

 

もっとも古い時代は、

技術的にそうするほか

なかったのかもしれません。

 

しかし雨に限らず、

「いったん受け入れて徐々に流す」

という素材の作法は、

 

なんだかとても日本的で

日本の気候風土に

合っているような感覚が

私にはあります。

 

実際に温度湿度の高い夏場は、

現代の家よりは格段に

小屋裏部屋が快適だし、

 

今のような梅雨時も、

家の中の空気がさらっとしています。

 

じゃあその効果のほどを

具体的に科学的に証明せよと

この現代は言われそうですが、

 

体感して気持ちいい、

まずはそれで

よいではありませんか。

 

余談ですが人間関係も、

そのほうがうまくいきそうです。


畳の下に敷かれたタイムカプセル

2016年06月17日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

今朝畳屋さんが来て、

 

古いほうの家屋の

二間続きの和室に敷いてある畳を

新しい畳に替えるために

 

古い畳を

引き取っていきました。

 

すると、

古い畳の下に新聞紙が敷かれていて、

紙面を読んでみると、

 

片方の和室は昭和48年、

もう一つの和室は昭和38年の新聞でした。

 

時間がなかったので、

さーっとしか目を通しませんでしたが、

 

時間があれば面白そうだったので

じっくりと読みふけりたかったです。

 

床下から上がる隙間風を防ぐために

畳の下にはよく新聞紙が敷かれていますが、

 

もう一つ、

エンジンオイルを入れ替える

時期を記録するかのように、

 

畳を入れ替えた年の記録を後世に伝え、

またその年の思い出も伝える、

 

タイムカプセルのような

役割を果たしてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


緑たちは大丈夫なのかなあ

2016年06月15日 | 神田え邸

神田え邸にて。

 

約10日前に塗った土が、

ほぼほぼ乾きました。

 

いつもこの時期は湿度が高くて、

冬場よりも乾きが遅い印象があるのですが、

 

例年よりも

とても早いような気がします。

 

それだけ今年は

空梅雨ということなのでしょうか。

 

そう書いていたところで、

ラジオからダムの貯水量が

とても少なくなっているという

ニュースが流れていました。

 

緑たちは、

大丈夫なのかなあ。

 

 

 

 


小田原エネルギーカフェのご案内~ジャガイモ、タマネギ、タケノコを、いただきます

2016年06月14日 | 告知・連絡

昨日は梅雨の時期らしい

雨の降る日でした。

 

日曜日が暑い日だった余韻で、

うっかりTシャツ1枚で

出かけてしまったのですが、

 

昨日はさすがに寒かったです(笑)。

 

さて今日のご案内は、

小田原で行うエネルギーカフェのご案内です。

 

きらくなのうえん隊の活動場所となっており、

また小舞竹の調達先ともなっているあきさわ園さんで行います。

 

現在、ジャガイモ、タマネギ、タケノコが

お手元にあるとのことなので、

 

それらを使って、

ソーラークッカーとロケットストーブを用いて

みんなで料理を楽しみたいと思います。

 

では皆さま、

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

 

 

2016初夏 小田原エネルギーカフェ開催要領

日時:平成28625日(土)1014

場所:あきさわ園(小田原市沼代1215

http://natu-aki.com/

会費:1,500

定員:10

持物:作業服、エプロン、軍手

※(任意)昼食用に、何か一品持ち寄りしてくださるとうれしいです。

 

雨天中止(当日7時までに判断のうえ連絡いたします。)

 

 

■お問い合わせ・お申し込み

きらくなたてものや 日高

E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com

TEL 080-5467-8701

 

 

 

(追伸)

 

先日ご案内した、

「医食住 自然界と調和した暮らしの哲学入門」ですが、

おかげさまで定員に達しました。

 

ご参加の皆様、

また告知・拡散にご協力いただいた皆様、

ありがとうございました!

 

今後お申込みをいただいた方は、

収容人数の都合でキャンセル待ちとなります。

 

たいへん恐れ入りますが

ご理解のほどよろしくお願いいたします。


壁の仕上げが始まる

2016年06月13日 | 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

 

壁の仕上げ工事が

始まりました。

 

一部を自分たちで塗る

左官仕上げになる予定です。

 

現在は下地処理の段階です。