神鳴り3

後期高齢者になりましたが、ますます若々しくありたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

松江〜大山〜蒜山PA〜真庭〜加西PA〜大阪梅田バスターミナル

2021-12-23 17:46:00 | 日記
今日は、午前9時半の高速バスに乗車するためにだけあった一日のようだった。

が、私は、観光するより高速バスに乗っているのが好きかもしれないから満足だ。

観光するためには歩きまわらなければならないが、バスに乗ってさえいれば、座っているだけで、勝手に景色の移り変わるのを眺めて楽しめる。

おまけに最近の高速バスは乗り心地もよい。

新幹線みたいに超スピードで目的地に到着してしまったら景色も楽しめないが、その点、高速バスの速度は理想的だ。

特に一人旅にはうってつけだ。

なぜなら、荷物をバスのトランクに預けておけば、トイレなども安心して行けるから。

そういうわけで、今日も楽しんできた。

昨日、神戸から乗った出雲行き高速バスは空いていたが、今日の大阪行きのバスは、既に出雲などから乗ってきた人達がかなりいて、そこへ松江から乗り込むと満席に近い状態になった。

こんなことなら今日も神戸三宮行きのバスにしたほうがよかったと一瞬思ったが、それは結果論である。

バスは定刻を少し過ぎて松江駅前を発車した。


動き出した窓から外を見ると龍のような雲が。

家にいると雲を眺めることなど皆無であるのに、バスに乗っているときは雲さえ楽しめる。

米子をすぎたあたりから霊峰大山が見えてきた。↓


雲がかかっているからわかりにくいと思うが…。


道路の向きが変わって大山が左側に見えるようになった。


が、乗合バスであるし、乗客が多いから思うように撮影できない。

が、流石に伯耆富士と言われるだけあって、堂々とした山だ。


やはり本物の富士山と同様に「大きいことは良いことだ」と思う。

とにかく今日は大山が拝めただけでも良かった。

その後、山中を走るが、私はこういう景色を見たいがために高速バスで旅をするのかもしれない。

蒜山パーキングエリアでトイレ休憩。



蒜山は、わたしの娘が中学か高校の時、夏の校外学習で滞在した場所だ。

夏の校外学習の場になるくらい涼しい場所であるから、バスから降りたら平地よりかなり寒かった。

私はここで蒜山ジャージー牛乳を買った。

180CCが200円だから、お安くはないけれど美味しいだろうと思って…。  

座席横からテーブルを引き出して、その上に高速バスに乗る前に松江駅ビルで買ったサンドイッチも載せて、少し早いが、昼食にすることに。


蒜山バーキングエリアの駐車場↓

見るからに寒々としている。

途中こういう山間の村が見えるのも好もしい。↓


ここらあたりが真庭近くだったと思う。↓

★湯原過ぎ真庭間近の道走るこの高速バスに揺られてわれは

★広々と美作平野は見えながらもうすぐ津山の街に入るらし

月のごと雲から透けて見ゆるのは日輪の影冬至翌日

★いま津山上空わたる日輪は朧月かのやうに見ゆるも


加西サービスエリアでトイレ休憩。
岡山の瀬戸内側になったから明るい。

やはり山陰地方は冬の間は雲が多くて暗い感じがする?



前日の神戸から出雲行きのバスはトイレ休憩が勝央サービスエリア一度だけだったのに、大阪までの便は、一時間あまり長時間になるせいか、トイレ休憩が二度になるのかな。

乗ってきた高速バスを撮影。
バスの運転士さんは若い女性だったから驚いた。

そこから1時間半くらい走り、大阪梅田に。


阪急三番街バスターミナルに到着。


神戸行きより時間がかかるし、料金も割高になるが、私の場合は、このバスターミナルで降りたら、この上が阪急電車の梅田駅になっているから楽に帰れる。


この茶屋町口を上がると、


駅になっているから、切符を買って、


阪急宝塚線に乗る。


淀川を渡ったら、


十三駅で、


ここまで並んで走ってきた京都線、宝塚線、神戸線が、ここからは分かれる。

20分ほど乗車して川西能勢口駅に着いたが、どういうわけか、左目が見えにくくなった。

また先月スーパーの駐輪場で倒れたように倒れたら大変と、この待合室で↓しばらく休んでから帰宅した。

先月倒れたのは、ちょうどひと月前の同じ23日であった。

昨日今日と楽しい二日間であったから、もういつ死んでも構わないと思う。

★わが好きな高速バスに揺られつつ景色眺めるときの悦び

★観光は無理にせずともかまはぬと高速バスに揺られてをりぬ

★仕事してゐぬわたくしは新幹線乗る必要は全くあらざり

★わが至福時間は高速バスに乗り景色眺めて過ごす時間で

昨日から松江に来ています

2021-12-23 04:48:20 | 日記
昨日も今日も夫はテニスだから、私は一人で高速バスに乗って出雲に行こうと思いつきました。

一人で家にいると死にたくなるから?

午前6時に自宅を出て、午前8時神戸三ノ宮を出発の出雲行き高速バスに乗りました。が、途中で気が変わって松江市で降りることに。

車中で松江駅前のホテルの予約をしました。

私はいつもそうなのですが、バスでは途中の景色を眺めるのを楽しみにしています。

が、昨日は肝心の景色は霧に覆われて見えませんでした。

スマホの地図で確認すると、岡山県真庭市近くを走っている模様。↓
真庭市という地名は、Blog友さんの記事で時々お見かけします。

楽しみにしていた大山も、ほとんど見えずでした。↓

★日本中いたるところに富士はあり今日見むとせし伯耆富士山

空が明るくなってきました。米子市に近づいてきたようです。↓


さらにバスは走って、やっと正午前に松江駅前に着きました。

写真は乗ってきた高速バスです。↓


まず今夜の宿に荷物を預けようと、ホテルを探すのですが、見当たりません。

通りかかった女性に聞くと、親切にスマホで調べてくれて駅の反対側ということが判明。

駅の構内を通り抜けます。↓


通り抜けたらホテルは目の前にありました。↓



さて、どうやって観光しようかと駅前観光案内所に行きました。

あまり歩けないから、観光バスはないかとお聞きしましたが、土日だけのようでした。

観光バスの代わりに「レイクライン」というバスに乗ることにしました。

日本語にすれば、「湖めぐり」?笑


バスの中はこんなふうになっていました。↓

いただいたパンフレットに回るコースが出ていたから写しましたが、これだけではわかりませんね。
この地図の向きを正そうとしていますが、どういうわけかできません。だから地図は横向きに寝たままです。

家にいるときの私のよう?笑

バスの前方に案内板のようなものが出て、どこを走っているか教えてくれます。↓



松江城が見えてきました。

バスを降りて松江城の観光すればよかったのですが、面倒だったので、ずっと乗りっぱなしでした。

お堀が見えてきました。



お堀の反対側は武家屋敷です。

車中から武家屋敷を写そうとするのですが、移動中の車内から写すのは至難です。↓



小泉ハーンの旧居が辛うじて写せました。↓


「松江しんじ湖温泉駅」という表示がでましたが、どれが駅なのかわかりませんでした。↓


宍道湖が見えてきました。


宍道湖大橋を渡っています。


これは↓何大橋だったかな?

ぐるぐる回って、また宍道湖が見えてきました。↓

松江市も水の都ですね。


まるでベニスのようでもあり、スエーデンのストックホルムのようでもありました。

自慢をしますと、私はどちらにも行っています。

が、いい年して年取った母に連れて行ってもらったのだから、あまり自慢にはならないですね。苦笑


数年前ツアーで松江市に来たときは観光バスで主なポイントを回るだけでしたから街全体の様子がよくわかりませんでした。

が、今回こうして個人で来て、よくわかりました。


沿岸は手入れされた公園になっていました。



また松江駅に戻ってきました。

駅前で今日帰る高速バスの切符を買いました。

来る便は神戸三宮からの神姫バスでしたが、帰りは大阪梅田に着く阪急バスにしました。

まだ午後2時なのに夕方のような感じですから、観光をする気分になれません。

やはり観光するには春か秋ですね。

寒いから駅ビルの中をうろうろしてから早いけれど夕食を食べてからホテルに戻ることにしました。

駅ビルの中の居酒屋さんで出雲蕎麦と海鮮丼のセットを注文しました。




簡単ですが、おばあさんの私は、これだけでお腹いっぱいになりました。

食事して外に出ると風が冷たくなっていました。

駅から20秒のホテルにしておいてよかった!
まあ20秒は無理で1分くらいかかりましたが…。笑

もらってきた山陰地方の地図をホテルのベッドで広げて眺めています。
この地図の向きも縦に直すことができません。

いつも寝ている私の真似っ子することもないのにね。笑

★観光は春にせむとぞ花のなき松江の街で確認しをり

★冬ざれの松江の街を歩くとき古き町並みに侘びしさは増す

★何をしにわれは来しかとこの古城ある松江市の駅ビルに座す

★計画の通り出雲のお社にいけばと少し後悔したり

★駅ビルで海鮮丼と出雲蕎麦セットを頼み一人食らへる

★居酒屋で酒も頼まず黙々と食らふ海鮮丼と出雲蕎麦

★腹満ちてしかし心は満たされず駅前ホテルで書くBlog記事

★コロナ禍のコロナ恐れず来しわれは鬱を恐れる鬱病みなりき

★もしコロナ罹りて死ぬもまたよけれ常希死念慮つよきこの身は

★死にたいは生きたい気持ちの表れと説教しくれる人多けれど

★自死せむとせずともやがて来るならむ老衰といふ死に神様は

★老いて死ぬ穏やかな死を待たむかなもうすぐ来たる七十四歳

★わが母を倒しし病ひ脳梗塞それより片麻痺嚥下障害

★片麻痺になりし七十八歳の母は負けずに十四年生き

★片麻痺の身体で生きし晩年の十四年間愚痴もこぼさず

★リハビリを頑張りふたたび歩くこと叶えし母の脳梗塞後

★難聴であるを悩みて死にたしと弱み吐くのはこの母の娘(こ)

★復活をせしのち母はバスに乗りふたたび我が家を訪れくれき

★母ほどの勁さを持たず母ほどの生命力も持たぬわたくし

★旅好きであることだけが母に似た娘であるよ昔も今も

★腰痛を起こさぬやうに慎重に歩きすぎずに歩くわたくし


死刑にすれば犯罪は減るのでしょうか?

2021-12-22 05:41:30 | 日記
死刑囚の刑執行が行われたようですね。
確定死刑囚3人の刑執行 2021年12月21日

人の命を奪ったのだから命を奪うことで被害者に報いるということなのでしょうが、刑執行のニュースに接すると、いつも「それが最善の方法だったか」と疑問も湧いてきます。

人を殺してはいけないと言いながら、死刑で人を殺すのだから。

私は、その罪が冤罪だったらどうする?と、いつも思ってしまいます。

「なら、他にどんな方法がある?」と聞かれても、他の方法も思いつかないのですが、しかし、死刑だけは賛成できないです。

どんな悪人であっても、殺してはいけないと思ってしまうのです。

オウム真理教の死刑囚などは、松本智津夫を死刑にすれば十分であったのではなかったかと今でも思っています。

だいたい人を懲らしめることが悪事を働いた人を反省させる最善の方法とも思えないです。

ただ虐めているだけのように私には思えます。

そういう悪事に手を染めてしまった人達も生まれながら悪人であったというわけではないでしょう。

育った環境、その後の生存環境によって悪に染まったとも言えると思います。

そんな人達を懲らしめて何が得られるというのでしょうか。

北風と太陽の話ではないですが、そんな人達こそ温かく接してあげる必要があるのではと言えば、甘いと言われるでしょうか。

私自身は大切に育てられましたが、その後、難聴が進んで、身内ではない人たちから心無い言葉を投げかけられることもあって、だんだん心が荒んできた一面もあります。

そんな私だからこそ、犯罪を犯してしまった人達に気持ちを寄せてしまうのかも知れないですが…。

完璧な人など、この世に存在しません。

皆、多かれ少なかれ罪を犯しながら生きているというのが、われわれ人間ではないでしょうか。

私は絶対正しい人間ですという人がいたら、私は、その人をこそ、もっとも嫌悪するかもしれません。

★人が人ころしてならぬと言ひながら人を殺すが死刑とふ刑

★人殺しせし人にこそ必要な愛ではないかと執行の日に

二宮尊徳の歌

2021-12-21 08:47:21 | 日記
天地の 和して一輪 福寿草 

さくやこの花 幾代経るとも


二宮尊徳作


今朝、Blog友さんの記事で見つけました。

さすが二宮尊徳翁の歌です。

花が咲くのは咲くべくして咲くのですね。

私は歌もそうでなければならないと思います。

「詠うべくして詠う」歌でなければならないと思います。

歌は作るものではなく、自然に作れてしまうものだということです。

作ろうとして作る歌は邪道だということです。

そうして詠われた歌は人に知られなくてもよいのです。

山奥に咲く花が、誰に見られるわけでもないのに、精一杯咲いているのと同じことなのです。

作(さく)は咲くと読みが同じですが、本当の作は、咲くべくして咲くということなのです。


★作は咲くすなはち花が咲くごとく歌は詠へといふことならむ


★花が咲くやうに詠ひし歌なれば人に認めてもらはぬもよし


★奥山に咲きつる花の大方は人に見られず静かに果つる


★奥山に紅葉(もみ)づる紅葉悶えつつやがて悟りて枝より落つる


★もの言はぬ紅葉くれなゐ口もたず耳も持たずに色のみ香る



落ち込んでいます

2021-12-20 13:06:13 | 日記
私は人に同調しやすい癖があるようで、昨日の神田沙也加さんのニュースに接してから落ち込んでいます。

全然関係ない人であるのに誰かの亡くなった報に接するといつもこうなのてす。

さきほどBlog友さんの記事を拝見すると、やはり落ち込んでいますと書かれていたから私のような人は他にもいると安心しました。

私の夫は全然そういうことがないから、私は助かっているところがあるかもしれません。

こういう時は旅行するのが解決法になるのですが、こう寒いと身体が縮こまって出かけられません。

それで次善の策としてBlog記事を書いています。

Blog記事を書くことも私の鬱撃退法の一つです。

落ち込んでいても書いているうちに鬱が軽くなってくるのです。

こんなつまらぬことを記事にして、読みにきてくださった皆様、申し訳ありません。 m(__)m

★直接に関係あらぬお人でも死亡の報(しら)せを聞けば落ち込む

★まだ若き人の死亡の報せこそわれに涙を催さしむる

★残された家族の方らの悲しみが感じらるれば涙を流す

★この癖はなんとかせねばなるまいと涙こらえて記事を書きつる

★落ち込んでいますと書けばやや軽くなる鬱もちの鬱の解消