今日は、午前9時半の高速バスに乗車するためにだけあった一日のようだった。
が、私は、観光するより高速バスに乗っているのが好きかもしれないから満足だ。
観光するためには歩きまわらなければならないが、バスに乗ってさえいれば、座っているだけで、勝手に景色の移り変わるのを眺めて楽しめる。
おまけに最近の高速バスは乗り心地もよい。
新幹線みたいに超スピードで目的地に到着してしまったら景色も楽しめないが、その点、高速バスの速度は理想的だ。
特に一人旅にはうってつけだ。
なぜなら、荷物をバスのトランクに預けておけば、トイレなども安心して行けるから。
そういうわけで、今日も楽しんできた。
昨日、神戸から乗った出雲行き高速バスは空いていたが、今日の大阪行きのバスは、既に出雲などから乗ってきた人達がかなりいて、そこへ松江から乗り込むと満席に近い状態になった。
こんなことなら今日も神戸三宮行きのバスにしたほうがよかったと一瞬思ったが、それは結果論である。
バスは定刻を少し過ぎて松江駅前を発車した。
動き出した窓から外を見ると龍のような雲が。
家にいると雲を眺めることなど皆無であるのに、バスに乗っているときは雲さえ楽しめる。
米子をすぎたあたりから霊峰大山が見えてきた。↓
米子をすぎたあたりから霊峰大山が見えてきた。↓
雲がかかっているからわかりにくいと思うが…。
道路の向きが変わって大山が左側に見えるようになった。
が、乗合バスであるし、乗客が多いから思うように撮影できない。
が、流石に伯耆富士と言われるだけあって、堂々とした山だ。
やはり本物の富士山と同様に「大きいことは良いことだ」と思う。
とにかく今日は大山が拝めただけでも良かった。
その後、山中を走るが、私はこういう景色を見たいがために高速バスで旅をするのかもしれない。
その後、山中を走るが、私はこういう景色を見たいがために高速バスで旅をするのかもしれない。
蒜山パーキングエリアでトイレ休憩。
蒜山は、わたしの娘が中学か高校の時、夏の校外学習で滞在した場所だ。
蒜山は、わたしの娘が中学か高校の時、夏の校外学習で滞在した場所だ。
夏の校外学習の場になるくらい涼しい場所であるから、バスから降りたら平地よりかなり寒かった。
私はここで蒜山ジャージー牛乳を買った。
180CCが200円だから、お安くはないけれど美味しいだろうと思って…。
座席横からテーブルを引き出して、その上に高速バスに乗る前に松江駅ビルで買ったサンドイッチも載せて、少し早いが、昼食にすることに。
蒜山バーキングエリアの駐車場↓
見るからに寒々としている。
途中こういう山間の村が見えるのも好もしい。↓
ここらあたりが真庭近くだったと思う。↓
途中こういう山間の村が見えるのも好もしい。↓
ここらあたりが真庭近くだったと思う。↓
★湯原過ぎ真庭間近の道走るこの高速バスに揺られてわれは
★広々と美作平野は見えながらもうすぐ津山の街に入るらし
★月のごと雲から透けて見ゆるのは日輪の影冬至翌日
★いま津山上空わたる日輪は朧月かのやうに見ゆるも
★いま津山上空わたる日輪は朧月かのやうに見ゆるも
加西サービスエリアでトイレ休憩。
岡山の瀬戸内側になったから明るい。
やはり山陰地方は冬の間は雲が多くて暗い感じがする?
前日の神戸から出雲行きのバスはトイレ休憩が勝央サービスエリア一度だけだったのに、大阪までの便は、一時間あまり長時間になるせいか、トイレ休憩が二度になるのかな。
乗ってきた高速バスを撮影。
バスの運転士さんは若い女性だったから驚いた。
そこから1時間半くらい走り、大阪梅田に。
阪急三番街バスターミナルに到着。
神戸行きより時間がかかるし、料金も割高になるが、私の場合は、このバスターミナルで降りたら、この上が阪急電車の梅田駅になっているから楽に帰れる。
この茶屋町口を上がると、
駅になっているから、切符を買って、
阪急宝塚線に乗る。
淀川を渡ったら、
十三駅で、
ここまで並んで走ってきた京都線、宝塚線、神戸線が、ここからは分かれる。
20分ほど乗車して川西能勢口駅に着いたが、どういうわけか、左目が見えにくくなった。
また先月スーパーの駐輪場で倒れたように倒れたら大変と、この待合室で↓しばらく休んでから帰宅した。
先月倒れたのは、ちょうどひと月前の同じ23日であった。
昨日今日と楽しい二日間であったから、もういつ死んでも構わないと思う。
★わが好きな高速バスに揺られつつ景色眺めるときの悦び
★観光は無理にせずともかまはぬと高速バスに揺られてをりぬ
★仕事してゐぬわたくしは新幹線乗る必要は全くあらざり
★わが至福時間は高速バスに乗り景色眺めて過ごす時間で