中古の木工旋盤を通販のチャックなんか使えるように、奈良の天理のM鉄工のMさんに軸ねじ変換の部品作っていただいた、ほんとにおせわになりました、8月に亡くなられたとのことで、ご冥福お祈りします、ニコニコ穏やかな、オジサンだったな~
中古旋盤3台と自作ろくろ2台に、すべてM30のねじ切りしてもらったの、
シンポの機械は軸が太いから、ハガネの塊から作ってくれた、精度は完璧
スクラップ屋から貰ってきたチャックにハガネで爪も作ってくれた、これは溶接時に焼きが入りもろくなり強度を保つのが大変むつかしいのだそう、重すぎて少し使いずらいけど強力なことはトビぬけてる、まだまだ頼みたいことがあったのにね~
随分昔に入手した木彫刻の教科書、その中で老金属旋盤職人に部品をつくってもらい、古い機械を復活させたのが載ってる、どこの国でも技術者とはすごいものですね~
時々アトリエに遊びに来る鍛鉄造形の竹内さん、旋盤の穴掘り用の刃物の首を曲げてよ~と頼むと、ササットいとも簡単に曲げてくれた、職人はホントすごいな~
自分でしようと思ったけど、こんなに綺麗には出来る自信がないな~
新しい職人さんとの出会いもある、「山ヨ」 石鑿の刃を作ってくれるんだ
どんな形のも作ってくれるみたい。僕の持ってるシャフトが丸い棒状のも、「実物見せてくれたら、出来るかもしれないよ」、などと嬉しいな~!!また先端に蝋付けされてるタングステンカーバイトが減ると、新たに付け直すのもできるとか
この刃物はネットで海外から購入するのですが、作ってもらえるとずっと安くできるのね~職人さんはすごいな~
木のウツワに関しては僕も恥ずかしくないもの作ろうね~マア当たり前のことですが、金、金、と値段の事を言いだすと本末転倒になるんだな~だから職人さんに値切ってはだめです、だいたいボッタクルような人はいませんから、気持ちよく仕事してもらうのが礼儀という事です