気の広場

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母 ・・・201. : わけへだてしない ・・・ あまねく照らす(遍照)

2011-01-10 05:13:02 | Weblog
「 母にとって五本の指は

    五本とも ひとしくかわいいのである。

  五本の指 どの一本が不用であろうか。

  どの一本がなくてもいいであろうか。

  親指は親指だから大事

    小指は小指だから大事なのである。

  この母心が ほんとうに 徹底されさえすれば

    そのままが仏心なのである 」

      ・・・ 友松先生はいっています。


無量無辺 ・ 無量無尽の愛は

  母の心であって 仏の心でもあるのです。



仏の慈愛の光りは遍照(へんじょう)だといいます。

あまねく照らす光明だ ・・・ というのです。



耳掃除の快感は

この母心の光を全身をあびている子の満喫感

  ・・・ をあらわしているのでしょうね。




* 2010.11  東ブータンで





母 ・・・200. : わけへだてしない ・・・ 平等一子の愛 2

2011-01-10 05:12:03 | Weblog
子どもが何人いようと母は

  聖徳太子のようにこの訴えに耳を籍(か)し

  ・・・ ききわける。


母の慈愛は

  平等であり 公正であるばかりか

  ・・・ 無量無限です。

いくらでも受け入れてくれる。


この心は 科学で証明できない性質のものです。

一人の子を愛し 想う心が

同時に何人もの子どもにもゆき亘(わた)る

  ・・・ 「平等一子の愛」です。



母の愛は いくら与えても減らない。

物には限りがあるが 心は無限です。

しかも どの子にも差別を与えない。

同質・同量の愛をそそぐ。


子どもらは 母の愛を少しでも多く奪おうと競うが

・・・ 母は わけへだてなく慈愛でつつみとる。




* 2010.11  東ブータンで