その手はくわなの焼きはまぐり

このタイトルは昔から記憶にあります。
桑名は名古屋熱田の七里の渡しから船に乗って桑名へ、丁度七里（28㎞程）
桑名は木曽川、長良川、揖斐川が1つになった揖斐川河口。干拓が進み江戸時代とはずいぶん違っています。東海道は熱田から船で桑名宿まで行くか、熱田宿（昔は宮宿）から佐屋街道で佐屋宿そこから三里の渡しで木曽川を下り桑名宿への2通りがありました。最初の写真が七里の渡し跡地です。桑名は焼きはまぐりが有名です。
その手は桑名の焼き蛤とは、うまいことを言ってもだまされない。その手は食わないというしゃれ。その手は桑名の四日市とも言われたそうです。（桑名の次の宿場が四日市でしたから）

六華苑

中川区八田駅近くに引っ越して2年と2ヶ月が経ちました。
此処はJR関西線、近鉄、名古屋市営地下鉄が徒歩5分という便利な場所。
今回初めてJRに乗って西へ、と言っても桑名まで。
これから暇なときは関西線沿線の街を探索してみようと思っています。
桑名と言えば国の重要文化財に指定されている六華苑。
日本近代建築の父、ジョサイア.コンドル氏が手がけた地方唯一の現存する建物。（鹿鳴館等を設計）山林王と呼ばれた桑名の実業家二代目、諸戸清六邸で、大正2年竣工。洋館と和館とすばらしい庭園です。
丁度結婚式の前撮りにも遭遇。和室のすばらしさ、昭和のガラスも魅力的でした、