ワールドカップを終えて

　ワールドカップも終わってしまいましたね。祭りの後のような少し寂しい感じがします。にわかサッカーファンですが、充分楽しませてもらいました。

　何でこんなにも世界中の人が熱狂するのか。４年に１度だけということで選手の真剣さが伝わってくるからでしょうか。予選を含めると世界中の国が参加しているからでしょうか。歴史があり世代を超えて語り継がれていく物語があるからでしょうか。

　まぁ、そんな理由はどうあれ、ハイレベルなスポーツは面白いですね。

　しかし、勝者がいれば敗者もいます。

　野球の話しですが、ホームラン王だった巨人の王貞治さんは、ホームランを打ってもガッツポーズをすることは決してなかったそうです。世界記録の７５６号を打ったときも控えめに両手を広げ応援してくださった人々に感謝の意を表しただけだったそうです。

　敗者の前で拳を振り上げ、雄叫びを上げるようなことは決してしないのが本当のサムライだと思います。

　ちなみに私の武術の師匠は、武術もスポーツも勝ち負けには全く興味がないという先生です。

　日本のサッカー選手は、これから更にステップアップするため海外のクラブチームに行く人が多くいますが、王貞治さんのようなレベルまで行く人がいるか私は見てみたいです。

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