護身術

　わたくしごとですが、護身術は空手にはじまり中国武術や日本の古武術等をして、いつのまにか３０年も経ってしまいました。そういう武術というものは元々身を護るために生まれてきたもので、いわゆる格闘技というものと性質が異なります。

　格闘技はルールがあり、お互い同意の上で、安全性を考慮して審判がいて１対１で行い、勝ち負けがあります。しかし、護身術の場合、襲ってくる相手にルールはありません。敵は１人とも限れません。相手は武器をもっていてもこちらは持っていない場合もあります。また、いつ襲ってくるかも分かりません。

　基本的に格闘技と護身術はまったく違うものです。護身術は勝つことよりも負けないこと、身を護ることを目的としています。逃げることも有りです。また、危ない所を避けることも広い意味で護身術と言えるかもしれません。

　道を歩いていて大きなクレーンで工事しているところを避けて通る。駅のホームで端っこを歩かないなども広い意味での護身術になるかもしれません。

　最近、スマホ歩きで危ない目にあったという患者さんがいました。ちょっとした不注意で事故に巻き込まれる場合があります。ご注意ください。

　今回は普段の健康というテーマとちょっと違うブログでした。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院