梅雨時は自律神経を整えましょう

　今日も暑いですね。オマケに湿度も高いようです。こういう天候のせいか、体調を崩し、夜、寝つきが悪くなったという人が続けて来院されました。

　自律神経のバランスが崩れると睡眠のリズムが崩れます。自律神経は交感神経と副交感神経からなります。昼間は交感神経が優位に働き、夕方から夜にかけて副交感神経が優位になるのが普通です。

　しかし、季節の変わり目や気圧の変化が激しい日が続くと交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなってしまう場合があります。

　すると日中、何となく眠くなる。そして逆に夜に眠れないなどという人が増えます。更に酷くなると頭痛がしたり、何となくダルイ、いつもより肩が凝る、古傷が痛む、etc と色々な症状が出てくる場合があります。

　これらの症状を緩和させるには自律神経のバランスを整えるのが一番の近道です。自分でできることとしてお薦めなのが、「腰式呼吸法」です。横隔膜を押し下げ腹部を凸にするのが「腹式呼吸法」ですが、「腰式呼吸法」は、腹部でなく腰部を凸にします。

　腹部を凸にすると腰を反ってしまい腰痛になる人が多いので、腰部を凸にするよう指導したところ、調子が良いようです。腰痛の予防にもなり、深層筋（インナーマッスル）も鍛えられます。

　横隔膜は腰に内部から並行に着いています。（図参照）　そこを伸ばすようにします。慣れないと難しく感じますが、練習するとすぐに出来ます。お試しください。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院