怪我の功名？

　ゴルフが３度の飯より好きなＵさんがコースを廻っている最中に腰が痛くなったそうです。

　そのため今まで豪快に腰を捻じって打っていたフォームを変更し、あまり腰を捻じらないコンパクトなフォームに変更したところ、飛距離は出なくなったがボールは真っ直ぐ飛び、結果的にベストスコアになったと話してくれました。

　こういうのを怪我の功名というのですかね。っと笑ってましたが、笑うと少し腰に響くそうです。

　最近、スポーツ等の身体の使い方で腰は出来るだけ捻じらない方が良いのではないかと思います。武術では腰を捻じらず順体（じゅんたい）ということが必要不可欠です。ゴルフやテニスは腰を捻じって打つというイメージがありますが、それは間違いだと思います。

　腰を捻じっていたのではＵさんみたいに皆、腰を痛めてしまいます。では、腰を使わずに飛距離を出すにはどこを使えばよいかと言うと「股関節」です。ゴルフは全くの素人ですが、腰ではなく股関節の使い方が上手いか下手かがスコアの差になると考えます。腰は逆に動かないために使うべきです。

　施術後にそういう話を身振り手振りを交えてお話し、Ｕさんは少し納得してくれました。しかし、文章だけでは説明するのが難しいですね。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院