きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

受賞記念

2015年03月27日 | ご案内
事業部のHです。

今週末は、各店舗で「受賞記念」の販売会を開催です。

何の「受賞記念」かと言いますと・・・、

和らいふでは、
振袖だけでも年間1,000件ほどのお客様がいらっしゃいます。
それ以上の一般呉服のお客様もいらっしゃるのですが、

まず「振袖」とは、
ミス(未婚の女性)の第一礼装です。
つまり、一番“格”が高いキモノです。

で、紬のような“織りのキモノ”
“先染め”のキモノとも言います(先に糸を染めてから織る)に対し、
“後染め”(先に糸を織って生地にしてから染める)のキモノの方が、
“格”が上とされますから、
(奄美大島のような産地は別として)
振袖は、“後染め”のキモノとなります。

更に、帯は、キモノとは逆に、
“染め”の帯より“織り”の帯の方が“格”が上となります。

ここまでの話の中に“格”がたくさん出てきましたが、
つまり、ミスの第一礼装である、最も格上の振袖には、
基本的に、格の高い“織り”の帯を締めます。

振袖は、色も柄も美しく豪華なキモノですから、
合わせる帯も、豪華な“西陣織”の袋帯を合わせます。

ここで、やっと出てきた“西陣織”
“西陣織”とは、
京都の西陣で織られる“織物”の総称で、
“西陣”とは、応仁の乱の時に
西軍が本陣を置いたことに由来する京都の地名です。

さて、そろそろ核心に近づいてきました。

年間1,000件も振袖を取り扱っているということは、
振袖以外の一般顧客も含めると、
いったい、和らいふは、
どんだけ~西陣織の袋帯を販売しているのでしょうか。
・・・ということです。

そんなことで、和らいふが
京都の帯地振興会から表彰され、
その記念として、
京都の問屋さんの主催で、
もっと西陣織を買ってちょーだい」という
西陣織の販売会を開催するというわけです。

こんな説明で、お解りいただけたでしょうか

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