燕岳

　土曜日の夜、新宿発１１時５３分の夜行列車「ム－ンライト信州」に乗り、燕岳を目指しました。

　
　ムーンライト信州

夜行列車に乗るのは、ずっと大昔にスキ－に行くときに乗って以来です。アイマスクをしたけど、ほとんど眠れませんでした。穂高駅に４時５４分着、そこからマイクロバスに乗って中房温泉の燕岳登山道に６時着。いよいよ北アルプス３大急登といわれる、燕岳の合戦尾根を登りました。


　合戦小屋

途中の休憩ポイント合戦小屋です。合戦小屋の名物はスイカです。登山道の脇にケ－ブルがあり、荷物を運び上げています。


　槍ヶ岳
　　
登山道が開けると左側の遠くに槍ヶ岳が見えました。やっぱり槍ヶ岳はすごい！他の山々とまったく違い、険しい岩肌が人を寄せ付けない威厳を発しています。燕岳か上高地から登りますが、槍ヶ岳に行くだけで２日はかかります。私が登ることはありえない山です。


　登山道からの眺め



　登山道からの眺め


とても眺望がよくて北アルプスの山々がよく見えます。他の登山者の話では、昨日はガスっていて何も見えなかったそうです。今日は晴れていて本当にラッキ－！まるでガイドブックに載っている写真のような素晴らしい光景です。


　槍ヶ岳へ伸びる表銀座尾根
　
燕岳から槍ヶ岳に行くには、この「表銀座尾根」を歩きます。


　燕岳

これから登る燕岳。標高は２７６２メ－トル


　表銀座

燕岳山頂から見た「表銀座尾根」、表銀座はいつかは歩いてみたい尾根です。



　生ビ－ル

燕岳の近くにある燕山荘で生ビ－ルを飲みました。標高２７００メ－トルの雲上で飲むビ－ルは最高においしかった。

山頂の景色を楽しんだ後は、今登ってきた道を下山しなければなりません。山は登るのはいいけど下山が面倒です。三大急登といわれる尾根です。下りも急で膝が笑ってしまいます。下山は楽しみがないので、ただただ歩くだけ。やっと麓の中房温泉に到着し、日帰り温泉に行きました。中房温泉は秘湯として有名ですが、ちょっとヌルヌルした泉質でとても気持ちがよかったです。
　そのあと、バスで穂高に行き、大糸線で松本まで行きました。特急あずさの連絡が悪くて、松本で１時間ちょっと待ち新宿に着いたのは午後９時６分でした。疲れたけど、とっても楽しかった。１０月になると標高の高い山は雪が降るので、これで今年は最後です。