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Labyrinthe

& Le Charme

お出かけ3連ちゃん

2008-04-20 22:16:27 | アート・文化
久々に激しくお出かけしたので、その感想です。

19日は歌舞伎座夜の部へ行ってきました。席は3階の一番後ろ。せませまの席です。
目玉は勧進帳かと思いきや、最後の井上ひさしが一番ヒットでした。
大店の若旦那がバカをやり続ける話・・・・。
すっごく笑いました!!
でも、最後はちょっと悲しいです。
勘三郎の宙乗りが冴えてました。
あんな糸で支えられているのに、その上で暴れるとは・・・!
役者魂に恐れ入りつつ、多いに楽しみました。

20日はポーランド語。
新宿にあるビルで受講する事を決定したのですが、来た人はマニアック系ばかり。
10人ちょっとという人数の中、既に8~9月に現地にわたる方が3人もいました。
授業はポーランド語をとっても分かっている方が講義してくれます。
基礎の基礎を習得するので、取りあえず地道にがんばろうかと思います。

21日はF1の展覧会へ行ってきました。
解説付きで、素敵なフェラーリとか、ホンダ・マクラーレンとか見たらすっかり車の虜に。
シンガポールの市街地がレースのコースになるとは聞いていたのですが、日本の富士ハイウェイもF1のコースです。(開催は8月頃。)
いきなり行きたくなりました。

こんな感じで、盛りだくさんのお休みでございました。





12夜&バーゲン

2007-07-21 21:01:37 | アート・文化
去年見たかった12夜をやっと見てきました。
蜷川&シェイクスピア&歌舞伎の超異色演出の舞台です。
しかも歌舞伎座で公演。
とっても楽しみにしていたにかかわらず、遅刻しました・・・(涙)
2連続で飲み会が続いて、体力的に限界だったらしいです。
でも、歌舞伎座は舞台が始まっても基本的に随時入れてくれるので嬉しい・・・。
なんとか第一幕第一場には間に合いました。
そして、なんだかんだ言って堪能してきましたよ。
歌舞伎座のギャグに。(笑)
脚本は歌舞伎風にアレンジしているのですが、元の本はシェイクスピアなのでやっぱり彼の味がかなり出ています。
船が難破して双子の瓜二つの兄弟が別れ別れになるんだけど、なんで女の方が男装して領主に仕えるのかいまいち不明とか。
あと、大円団で収まる所に収まる人がいって万々歳の結末なんだけど、あれほど恋いこがれていた女を手近にいた彼女にそんなあっさり鞍替えできる訳~?とか。
でも全体的にはコメディータッチの面白い話と、笑わせてくれる上に素敵な和風の衣装が堪能できるのは美味しいです。
あと、蜷川様の鏡を多用した演出は、きっと双子と掛け合わせているんだろうけど、光と陰が美しく交差してとっても目に華やかな舞台でした。
シェイクスピアのあの西洋的な場面展開が、全然違和感なく、しかも歌舞伎の見栄までばっちり決められるのは脚本のおかげでしょうね。
かなり笑わされて、楽しませて頂きました!
でも次も見ようかなぁっていう力強さはなかったかも。
2年連続で公演した12夜ですが、この前のレミゼほどの影響力はないかもです。

で、念願のプランタンのバーゲンへ。
しかも行ったらちょうど靴と仕事用の服のバーゲンだったんですよ~!!
この前別のに行ったときは、優雅にブランド売り場でのバーゲンだったので、今回は超疲れる催し場のバーゲンでお買い物です。
はっきり言って、混み混みで試着する気も失せる・・・けど、安い!
コンスタントに服を買わない人なので、こういう時にまとめ買いします。
あっ、日傘を買い忘れたよ・・・・っていうか服を買いすぎて重くてほかを購入する余裕がなかった・・・。
でも、服買いたい欲求はやっと収まってきました。
あとは買ってからの服の整理なんだけど、大嫌いなんだよね・・・下手すると半年おいていたこともあるかも。
(季節かわる!!)
でも、今日はつかれたから明日整理しようっと!(←これがきっと原因だろうね。)


Ginza & レミゼ

2007-06-28 22:59:30 | アート・文化
今日の東京は蒸し暑かったですね。
私は久々に銀座に繰り出してみました。
まあ、20周年を迎えるレ・ミゼラブルのミュージカルを見る為なので、ついでといえばついでですが。

でも、平日の17時過ぎなのにショッピングをしている女性が多いなぁ・・・なんて思っていたら、バーゲンの季節じゃないですか!!
今年のバーゲンは始まりが早いと聞いていましたが、プランタンがもうやっているとは。
かわいい服がいっぱいあって欲しくなってしまいましたが、ここで負けたらミュージカルに間に合いません!
後ろ髪引かれつつ、帝劇へ。

開演が18時15分からなんて、会社員にけんか売ってんのか!?と思われる時間帯ですが、結構いろんな年代の女性がいらっしゃってました。
歌舞伎とかだと男性が1/3ぐらいいるので、ミュージカルはまだまだ男性には敷居が高いのかも。

感想としては、山口祐一郎さんまた歌が一段とうまくなりましたね?
あのソフトで柔らかい声で、高音を強弱つけて歌いこなせるあなたはただ者ではありません!
女性のソプラノと張っても彼の歌声で霞んでしまいます。
2年前に見た力強い感じのジャン・バルジャンではありませんでしたが、こちらの方が私好みです。
一番大好きな革命前のマーチはやっぱり!って感じで盛り上げてくれました。
全体的に演出が現代的になって、照明がすごくリアルになった気がするのは気のせいでしょうか?
最近ミュージカル見てなかったからかなぁ。
ポイントの動きは前に見た感じだったのですが、伴奏の編曲も変えたかな?って気もしました。
役者の歌は誰を聞いてもうまくなりましたね。
きっと皆さん相当練習していらっしゃる方が、オーディションで合格されてるかと思われます。
親子で見るミュージカルの代名詞レミゼですが、結構下ねたもさりげなく歌ってます。(笑)
一瞬なので、流せますが。
革命時のフランスが舞台なので、現実はもっと品はないものと想像するのですがどうでしょうか?
何か、根強いファンがいるらしく手拍子をある曲が流れるとやりだす方々がいらっしゃったのですが、私的には伴奏の音楽が消えてしまうのであんまり歓迎しなかったです。
まあ、何回も聴いている方はいいのでしょうが・・・。
最後にスタンディングオベーション(ミュージカルでやるのは私は初ですよ!)までしてしまい、意外と楽しめた平日でしたよ。

全体的な感想としては、20年もやり続けると舞台としてかなり完成されていて、コアなファンの方はきっとキャストが違う舞台を見て楽しむ、初めての方は純粋にストーリーと演出を楽しむ、という風になっていて、もうレミゼは帝劇の風物詩なのね!と思われました。
きっとチケット買う方も、これならはずれはないわ!とか、毎年見ないと落ち着かない!なんて人もいるかも。
もし、ご覧になってない方がいらっしゃったら是非是非お勧めします。
ちなみに、このミュージカルのもとの小説レ・ミゼラブル(by ユゴー)はかなり長いです。
ミュージカルで削ってしまっている、歴史的背景についてはかなり詳細にわたって記述してあるので、舞台上のセリフがいまいち不明で気になる方は読んだ方が良いかもしれません。
って、言っている側から私が読みたくなってたりして・・・。


GW終わっちゃいましたね

2007-05-06 21:55:52 | アート・文化
特にどこにも出かけなかったのですが、ちょっとだけGWらしいことをしてきました。
話題の国立新美術館を初訪問。
六本木駅からちょっと奥まった所にあるんですが、近くで建物を見ると、変わってる・・・
ビルの形状はうねうねしていて、ガラスが組み合わさっているような特徴的な建物です。
中もすごい開放感で、近未来的な感じがちょっとします。
ポンピドゥー美術館展に行ったのですが、さすがパリの三大美術館の一つです。
一部とはいえ見ていてかなり面白いアートがいっぱい。
モビールってもともと芸術家さんが作った美術品が発祥だったのね。
(私はその辺の職人さんが作ったおもちゃかと思ってました。)
一緒に行った相手がかなりの美術オンチだったので、解説オーディオをかりてまわりました。
全部見終わった時の相手の感想は、
「芸術家ってよく自殺する。」
まあ、そうですが・・・。
話題のレストラン、ポール・ボキューズも味は御墨付きです。
(従業員のサービスはいまいち。まあできたばっかだししょうがないかな。)
あの建物だけでも一見の価値がありますよ。

ちなみに、六本木駅から国立新美術館に向かう道では話題の東京ミッドタウンにまずぶつかります。
今回はここは目的地で無かったので素通りでしたが、かなりの観光客と謎の道案内の人が。
(道案内の人は都の職員?若しくは東京ミッドタウンの従業員なのかしら?)
そして!ミッドタウン内のかっこいいビルの上に「KONAMI」の文字!
ええっ!コナミの本社ここだったの!
こんなバブリーなところに会社があるなんてうらやましすぎる!!
コナミもうかってるな~と思っちゃいました。

でも、私達が美術館で食事をした帰りがけに何げにスーツの人たちがかなり駅にいたので、GWも関係なくお仕事をされてる方がビルの中にはかなりいたのかも。
お疲れ様でございます。(^^;)


蓮絲恋慕曼荼羅

2007-03-21 11:38:46 | アート・文化
「はちすのいとこいのまんだら」と読むそうです。
玉三郎の主演する新作歌舞伎を久々に見て来ました。
この前見たのは去年の7月だったか・・・海老蔵かっこいい!と思った私でした。
友達がかなり忠臣蔵を見たがっていたのですが、以外と11月から忙しくってチケットを取る暇がない。
歌舞伎が好きな人に行きたいな~と言ったらとって頂けたのが、これでした。
行ってみたら、公演日全日満員御礼で、しかも私が行ったのは追加公演分。
こういうのはよっぽどこまめに情報を見ている人か、直接劇場に問い合わせてちょっと後ろ髪ひかれる風に粘らないと情報はゲットできません。
最初はただの禁断の異母姉弟恋愛もの?と思ったのですが、最後は仏教モラルに絡めてきれいに仕上げてあって素直に面白かった!と楽しんで来ました。
セリフも古典的な歌舞伎に比べて全然聞き取りやすく、なにより前から6列目は見やすかった!
段治郎芸達者です。でも、その芸達者っぷりを自然に見せている玉三郎はさらに芸達者。
姉に恋慕する弟をおおげさに演じている段治郎が不自然に見えないのは玉三郎のおかげかも。
(あと、すっごく目立つ役なのにやり過ぎてやりすぎに見えない右近。)
とても面白くて是非機会があったら見て下さいとお勧めしたいのですが、残念ながら今回の公演は全てチケット売り切れです。
(当日売りの立ち見もなし。)
久々に平安絵巻っぽさも見れたのは面白かったかな。
段治郎の衣装替えも素敵です。

原作はたしか会社人生定年を迎えて本格的に執筆を始めた方のもの。
一般公募から選ばれた脚本を使っていると思います。
こう考えると人生は長いわね。定年って言っても順調にいけばあと20年はあるわけだし。
(0歳の子が成人します。)
若くして活躍しているっていうのもすごいと思うけど、お年を召してから輝くって言うのも素敵です。
いつもの仕事から息抜きできてちょっと一息つけたかも。
最近展覧会も続けざまに行っているので、やっと乾いた心が癒されている感じ~。

あとは音楽だけね、と思ってちょっと前に新しく買ったCDをかけたらきれいな音が。
私フルートをちょびっと吹きますが、実はオーボエの音が大好きだったりします。
レ・ヴァン・フランセっていうところが演奏しているCDです。
(↑こちら、大好きなアーティスト集団なのですが、また来日しないかな~)
とっても上手なインストゥルメンタルなんですよ?(残念ながら一般的ではないかも・・・)