Labyrinthe

& Le Charme

Ginza & レミゼ

2007-06-28 22:59:30 | アート・文化
今日の東京は蒸し暑かったですね。
私は久々に銀座に繰り出してみました。
まあ、20周年を迎えるレ・ミゼラブルのミュージカルを見る為なので、ついでといえばついでですが。

でも、平日の17時過ぎなのにショッピングをしている女性が多いなぁ・・・なんて思っていたら、バーゲンの季節じゃないですか!!
今年のバーゲンは始まりが早いと聞いていましたが、プランタンがもうやっているとは。
かわいい服がいっぱいあって欲しくなってしまいましたが、ここで負けたらミュージカルに間に合いません!
後ろ髪引かれつつ、帝劇へ。

開演が18時15分からなんて、会社員にけんか売ってんのか!?と思われる時間帯ですが、結構いろんな年代の女性がいらっしゃってました。
歌舞伎とかだと男性が1/3ぐらいいるので、ミュージカルはまだまだ男性には敷居が高いのかも。

感想としては、山口祐一郎さんまた歌が一段とうまくなりましたね?
あのソフトで柔らかい声で、高音を強弱つけて歌いこなせるあなたはただ者ではありません!
女性のソプラノと張っても彼の歌声で霞んでしまいます。
2年前に見た力強い感じのジャン・バルジャンではありませんでしたが、こちらの方が私好みです。
一番大好きな革命前のマーチはやっぱり!って感じで盛り上げてくれました。
全体的に演出が現代的になって、照明がすごくリアルになった気がするのは気のせいでしょうか?
最近ミュージカル見てなかったからかなぁ。
ポイントの動きは前に見た感じだったのですが、伴奏の編曲も変えたかな?って気もしました。
役者の歌は誰を聞いてもうまくなりましたね。
きっと皆さん相当練習していらっしゃる方が、オーディションで合格されてるかと思われます。
親子で見るミュージカルの代名詞レミゼですが、結構下ねたもさりげなく歌ってます。(笑)
一瞬なので、流せますが。
革命時のフランスが舞台なので、現実はもっと品はないものと想像するのですがどうでしょうか?
何か、根強いファンがいるらしく手拍子をある曲が流れるとやりだす方々がいらっしゃったのですが、私的には伴奏の音楽が消えてしまうのであんまり歓迎しなかったです。
まあ、何回も聴いている方はいいのでしょうが・・・。
最後にスタンディングオベーション(ミュージカルでやるのは私は初ですよ!)までしてしまい、意外と楽しめた平日でしたよ。

全体的な感想としては、20年もやり続けると舞台としてかなり完成されていて、コアなファンの方はきっとキャストが違う舞台を見て楽しむ、初めての方は純粋にストーリーと演出を楽しむ、という風になっていて、もうレミゼは帝劇の風物詩なのね!と思われました。
きっとチケット買う方も、これならはずれはないわ!とか、毎年見ないと落ち着かない!なんて人もいるかも。
もし、ご覧になってない方がいらっしゃったら是非是非お勧めします。
ちなみに、このミュージカルのもとの小説レ・ミゼラブル(by ユゴー)はかなり長いです。
ミュージカルで削ってしまっている、歴史的背景についてはかなり詳細にわたって記述してあるので、舞台上のセリフがいまいち不明で気になる方は読んだ方が良いかもしれません。
って、言っている側から私が読みたくなってたりして・・・。


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