伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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風連の熊

2016-10-15 15:05:28 | ちょっといい話
 きょうの道新朝の食卓に


  風連のクマのことが書かれていた。




  


  南極第一次越冬隊に参加して置き去りにされ


  一年後昭和基地で生きていた樺太犬、タロとジロの父親が

  この風連のクマである。


  風連の商店は、このカラフト犬を味噌などをたるで運ぶための


  運搬用に飼っていた。



  北大の犬養先生等が犬ぞりを引くのに適する犬を稚内市に集めて


  訓練した。



  いよいよ稚内に連れて行かれる前夜、風連のクマは


  運命を悟ったのか用意された小屋に入らず、好物を与えたが

  一口も食べなかったという。


  稚内でタロとジロの父親となった風連のクマは、昭和基地から

  
  鎖から首輪抜けはしたが大陸の雪原に消え去った。



  ネットより



  



 


 サブロウは訓練中に亡くなったそうデス。

  



  



  
  好物を食べなかったなんて


  やっぱり動物本能で自分の運命を悟ったのでしょうネ


  胸が詰まります。







 さらにネットより
.

ドラマ南極物語の犬

風連のクマは、タロとジロの父親ですが
実際には、風連のクマは、タロとジロが自分の息子だと
分かっているのでしょうか?








ベストアンサーに選ばれた回答




.

血のつながった家族が一緒に住むとは限らない動物の場合
かなり微妙なところでしょうね。
母親と子供の認識はあるでしょうけど。

犬ではありませんが競走馬の世界では、
「兄弟姉妹」とは「少なくとも母親が同じである」関係を言うそうです。
父親が同じでも母親がちがう関係は兄弟姉妹とは言わないとか。
数年前それを知って驚きました。

ちなみに猫の雄は、自分と関係を持った雌の子供が自分の
子供かどうか区別がつくという話を聞いたことがあります。

蛇足ながら第一次南極地域観測隊に参加した犬たちの中には
お互い親族という関係がかなりあったそうで、
タロとジロは言うまでもありませんが、
ゴロとアンコ⇒同腹の兄弟で父親は風連のクマ
(タロ・ジロとお母さんが同じかどうかはわかりません。)
比布のクマ、紋別のクマ、風連のクマ、モクは兄弟。
紋別のクマと風連のクマは同腹。
リキの娘がシロ子。
…だそうです。

さらに、稚内にある樺太犬訓練記念碑のモデルになった
犬は、タロ&ジロの母親とリキの間に生まれた犬だそうです。




  大変勉強になりました。



  次は「マイペース大航海」さんのブログより



8話で置き去りにされた犬たちがバタバタと倒れていく姿・・・いくらドラマだとはいえ心が痛みましたね・・・物語の最初から越冬隊のメンバーと命をあずけあい、過酷な南極を共に乗り越えてきた仲間たちの無残な死は非常にリアルでかわいそうでした・・・

でも何匹かは鎖を外したりして自由の身なったわけですが、その中でもリキと風連のクマのエピソードがとてもよかったので軽くご紹介します。




1.リーダーの意地

リキは芦田真菜ちゃんの飼っていた樺太犬で当初は真菜ちゃんは大好きなリキを南極に行かせることには大反対でした。でも先導犬としての能力を持つリキはその本能から他の樺太犬を指揮して見事に犬ぞりを引かせることに成功します。このリキのイキイキした姿に真菜ちゃんもリキの南極行きを快く承諾します。
倉持もこのリキの存在感とリーダーシップを高く評価し言うなれば犬たちの主人公的な存在でした。

一方の風連のクマはタロ・ジロのお父さんで見た目怖そうな大型の樺太犬、南極に渡った当初はストレスからか他の犬に襲いかかり怪我をさせたりとなかなかに乱暴者でした。そしてクマはリキにも噛みついてしまいます。ビビってしまったリキは委縮してしまい先導犬としての役割を果たせなくなってしまいます。その結果犬ぞりは機能しなくなってしまいます。

ある日、緒方直人さんたちが夜中に遭難の危機に陥ります。酷いブリザードの中で彼らを救いに行くには燃料を犬ぞりで運ぶしかない。しかし犬ぞりはあいかわらずまったく機能しません。そして再びクマは他の犬に襲いかかります。遠目から遠慮がちに見つめるリキ・・・見るに見かねた倉持(キムタク)はクマを叱りに行こうとしますが・・・

その時突如リキがクマに立ち向かって行くじゃないですか!

「リーダーの意地を見せろ!!」

倉持が吠えます!

激しい格闘の末にリキがクマの喉元に噛みつきリキはクマに勝利します。


「ワン!!!」(さあ、行くぞみんな!!!)・・・そう聞こえましたww


すると他の犬たちもそれに応えます。もちろんクマも・・・


そして犬ぞりはリキを先頭に力強く走り出し、見事凍えそうな緒方直人さん達の待つ雪上車に到着、彼らを死の淵から救い出すのです。


まずこれが最初のエピーソードですw

これだけでも犬たちの演技は凄まじいのですが、この2匹にはまだ続きがあるんですよね。




2.共に生きる

信頼関係を取り戻した犬たちは南極越冬隊のかけがえのない仲間として縦横無尽の大活躍をします。倉持や氷室の命を助けたり、時には隊員たちの心の癒しになったりとまさしく命を預けあう仲間として人間と犬が共存していくんですね。

ですが・・・

みなさん知っての通り犬たちはやむを得ない事情で南極に置き去りにされてしまうんです・・・この時の越冬隊の苦悩は見るに堪えないなかったです。氷室の絶叫はマジ泣きしました><

鎖につながれたままの犬たち・・・なんとか這い出ようと皆奮闘します。そしてリキが、タロがジロがアンコが鎖から脱出、他の犬たちもそれにならって鎖から逃れようともがき続けます。

風連のクマも脱出を試みますが大きな体ゆえになかなか上手く行きません・・・クマがもがき続けるのをじっと見つめるリキ・・・


「ワン!!!」(がんばれもう少しだ!!!)・・・そう聞こえましたw


リキはクマに駆け寄り鎖を引きちぎりにかかります。それを見たクマも必死になって鎖を引っ張ります。そして・・・

見事に鎖はちぎれます。首輪はついたままで鎖を途中までぶら下げた状態ですが風連のクマも自由に身になります。一時は対立した2頭に友情が芽生える瞬間です。(余談ですが・・・他の犬たちも助けてあげてほしかった)


その後は脱出組は生き延びるために南極大陸をさまよい続けることになります。

バタバタと倒れていく仲間たち・・・鎖から抜けられずに息絶える犬、クレバスに飲み込まれる犬、何かに取りつかれたように走り出しそのまま消息の分からなくなってしまう犬、空腹から動けなくなり餓死してしまう犬・・・この描写が続く第8話はほんとに見てて辛かったです><


そしてリキ、クマ、タロジロの4頭がなんとか生き延びています。しかしリキがクレバスに落ちて絶対絶命の危機に陥ります。「ああ、リキーーー!」ってテレビの前で叫んでしまうほどのピンチだったのですが、必死に這い上がろうとするリキをクマが助けます。なんとリキに引きちぎってもらい首輪ごと残っていた鎖を差し出すんですよ、命を縛りつけていた鎖が命綱としてリキに差し出されたのです!


すごいですよねw

演出とはわかっていても感動せざるを得ません・・・その差し出された鎖のおかげで今度はリキが九死に一生を得ることになりました。


「ワン!!!」(さんきゅクマ!!!)・・・そう聞こえましたw





3.今生の別れ

クマの超ファインプレイにより命を助けられたリキ、しばしの休息に入ります。しかし・・・皮肉にもその鎖が仇になってしまうんです・・・南極は大きな氷に閉ざされており、絶えず氷が流氷のように動いているようですね・・・リキを救って胸をなでおろしてる間に首輪につながったままのクマの鎖がその流氷に挟まれてしまうのです・・・しばしの休息のあとまた旅立とうとする一向・・・しかし・・・

ガチャ!!!

まるで杭でも打たれたかのように鎖は氷に閉じ込められ抜けようがありません・・・リキの命を救った鎖が今度はクマの命を陥れようとします。
なんとか脱出を試みますが日が昇りまた流氷が動き始めます・・・鎖により身動きできないクマ、その一部分だけ海に流されてしまうんですよ><

もはやどうすることもできないリキ、そして悲しそうに見つめるタロとジロ・・・


それでもリキはなんとかしようとクマのいる流されつつある流氷に飛び移ろうとします。



しかし・・・クマはそんなリキを制します。


「ワン!!!」(来るな!息子たちを頼んだぞ、リキ・・・)・・・そう聞こえましたw
(もういいって^^;)


まるで何かを悟ったようにクマは子供たちを見つめたまま海の彼方に消えていきました・・・





なんていいますか・・・犬すげーーーーー!!!


って素直に思いました><

もちろんドラマですから、犬たちは訳もわからずやってるんでしょうけど、その犬たちにあそこまでの演技をさせるスタッフすごいですよね。このドラマ、後半はある意味犬たちが主人公です。最終回でリキが昭和基地に戻ったときのシーンは涙なしでは見られません・・・


犬飼いたくなりました



 私もこのドラマを観て感動しました。


 





  



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