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イチョウの下のよもやま話

埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ

お葬式とご法事 その6

2017年01月05日 | 日々之法話
直葬が増えているようですが、

直葬っていうのは、
病院、あるいは自宅等で亡くなった遺体を
直接火葬場へ持って行き、
火葬が終わった遺骨を 直接墓地へ持って行き、
納骨しておしまいって事ですが、

堕落した坊主や神主や神父や牧師に高いお布施を払うより、
金儲け主義の葬儀屋に高い料金を払うより、
故人の知り合いだと言って寄って来る知らない人に
ペコペコ頭を下げながら接待するより、

自分で、
例えば 親の最期を送ってやりたいから葬式はやらないっていう人は、
それはそれでいいと思います。

自分だけで親の最期を送る事が 実はお葬式だからです。



でも、本当にそうなのですか?です。

親の葬式をしないのは、面倒だからじゃないのか?

お金がもったいないからじゃないのか?

自分の怠惰な気持ちの言い訳ではないのか?

それは 誰にもわかりません。

だから安心して お葬式をしないで下さい。



でも、本当の事がわかるただ一人の人がいます。

それは 自分です。

自分は自分に嘘はつけません。

大切な人の最期に、
嘘をつく事は 許されないはずです。

もう一度 言います。

お葬式は 
人間の智恵と 人を思うやさしい気持ち、感情が
集約されたものです。




ちなみに、北京原人は 
ネアンデルタール人より 一昔前の
猿人に近い原人で、
脳の量が ネアンデルタール人より少ない。

ネアンデルタール人と 現代の私たちの脳の量は
ほぼ同じです。

教科書に出てくるもう一人の有名原人、クロマニョン人は、
ネアンデルタール人より ちょっと進化した新型原人です。



今日は、ここまで!

まだまだ続きます!