埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
徒然なるままに その46
次に、成道。
こいつが大問題なんです。
ブッダは 何を 悟ったか?
先の『実践叢書』の時に、一番困った事なんです。
色々調べて、わかんなくて、本が出版された後も、
大学の先生なんかから 色々聞いて、本読んで、
一生懸命 アンテナ張って 調べてもみましたが、
いまだにわかんないんです。
答えられる方がいたら 教えて下さい。
ブッダは 何を 悟ったか?
そのためなら、法隆寺の玉虫厨子の「捨身飼虎」みたいに
虎に食べられたっていいくらい、知りたいんです。
ブッダの悟り、涅槃の境地って いったい何なのか、知りたい!
知ったら 私もブッダですけどね。
到底 私の手におえるものでは ないわけで、
それでも 今の私の結論は、
ブッダは悟りの境地を なんら 具体的に説かなかった。
あるいは、
解けなかった、
というものです。
よっく考えてみて下さい。
一般に言われている成道の内容、
たとえば、四諦・中道・十二因縁・八正道・六処・四禅・三明六通、等々、
どれを見たって、それは 悟りの内容、涅槃の境地ではなく、
悟りに至る方法論、考え方、
ハッキリ言えば、嘘も方便の あの方便なんですよ。
もちろん 嘘じゃない、すごい方便ですよ。
塩入良道先生の博士論文を参考にしてみて下さい。
ブッダの教えって、実は方便で、
ブッダの悟りの内容の中核は 説かれていない
というのが、
今の私の結論です。
今日は、ここまで!
こいつが大問題なんです。
ブッダは 何を 悟ったか?
先の『実践叢書』の時に、一番困った事なんです。
色々調べて、わかんなくて、本が出版された後も、
大学の先生なんかから 色々聞いて、本読んで、
一生懸命 アンテナ張って 調べてもみましたが、
いまだにわかんないんです。
答えられる方がいたら 教えて下さい。
ブッダは 何を 悟ったか?
そのためなら、法隆寺の玉虫厨子の「捨身飼虎」みたいに
虎に食べられたっていいくらい、知りたいんです。
ブッダの悟り、涅槃の境地って いったい何なのか、知りたい!
知ったら 私もブッダですけどね。
到底 私の手におえるものでは ないわけで、
それでも 今の私の結論は、
ブッダは悟りの境地を なんら 具体的に説かなかった。
あるいは、
解けなかった、
というものです。
よっく考えてみて下さい。
一般に言われている成道の内容、
たとえば、四諦・中道・十二因縁・八正道・六処・四禅・三明六通、等々、
どれを見たって、それは 悟りの内容、涅槃の境地ではなく、
悟りに至る方法論、考え方、
ハッキリ言えば、嘘も方便の あの方便なんですよ。
もちろん 嘘じゃない、すごい方便ですよ。
塩入良道先生の博士論文を参考にしてみて下さい。
ブッダの教えって、実は方便で、
ブッダの悟りの内容の中核は 説かれていない
というのが、
今の私の結論です。
今日は、ここまで!
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徒然なるままに その45
ただ、当時のインド社会において、
カーストの身分制度や それに伴う男尊女卑、女性蔑視の社会において
ブッダは いろいろな規制を設けたにせよ、
女性の出家を認めた事、
女性の成道を約束した事は、
当時としては 絶対に有り得ない程 画期的な事だったんです。
この事は、忘れないでください。
話は飛躍してしまいますが、
こういった 芯からの仏教の平等主義は、
インドに仏教を根付かせなかった原因になります。
つまり、徹底的に平等を主張しようとすれば、
カースト制度を否定しなければならない。
カースト制の全否定は、
それを社会基準としているインドという国に
仏教が存在し続ける事ができなかった要因である、
という意味です。
仏教が インドで滅んだのは、
イスラム勢力の侵攻によるものだけではないという事です。
また、この事は、逆に
仏教が世界の三大宗教のひとつになった要因なんです。
仏教徒よりヒンドゥー教徒の信者の方が
はるかに多いんですが、
インド地域の儀礼の上に成り立っていたヒンドゥー教は
地域宗教から抜け出せず、世界宗教になれなかった。
世界中どこへ行っても通じる、
理論的で平和な教えである仏教が
世界三大宗教のひとつに選ばれたんです。
しかも、この選出理由は、
キリスト教やイスラム教とは違っていたわけで、
その仏教思想が、
地球再生・世界平和・現代人の心の平安って事で、
現在、世界で最も注目されてい。
「仏教、超スゴイ」です。
詳しくは 別の機会に という事で 誤魔化しときます。
今日は、ここまで!
カーストの身分制度や それに伴う男尊女卑、女性蔑視の社会において
ブッダは いろいろな規制を設けたにせよ、
女性の出家を認めた事、
女性の成道を約束した事は、
当時としては 絶対に有り得ない程 画期的な事だったんです。
この事は、忘れないでください。
話は飛躍してしまいますが、
こういった 芯からの仏教の平等主義は、
インドに仏教を根付かせなかった原因になります。
つまり、徹底的に平等を主張しようとすれば、
カースト制度を否定しなければならない。
カースト制の全否定は、
それを社会基準としているインドという国に
仏教が存在し続ける事ができなかった要因である、
という意味です。
仏教が インドで滅んだのは、
イスラム勢力の侵攻によるものだけではないという事です。
また、この事は、逆に
仏教が世界の三大宗教のひとつになった要因なんです。
仏教徒よりヒンドゥー教徒の信者の方が
はるかに多いんですが、
インド地域の儀礼の上に成り立っていたヒンドゥー教は
地域宗教から抜け出せず、世界宗教になれなかった。
世界中どこへ行っても通じる、
理論的で平和な教えである仏教が
世界三大宗教のひとつに選ばれたんです。
しかも、この選出理由は、
キリスト教やイスラム教とは違っていたわけで、
その仏教思想が、
地球再生・世界平和・現代人の心の平安って事で、
現在、世界で最も注目されてい。
「仏教、超スゴイ」です。
詳しくは 別の機会に という事で 誤魔化しときます。
今日は、ここまで!
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