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お葬式とご法事 その10

お話を急ぎましょう。

4.死の確認と通知(社会的)

誰々さんが亡くなった事を 社会的に明確にするという事。

役所に届けて、誰々さんを戸籍から抹消し、
その事を関係する人たちに知らせる。

そして、故人の仕事を、家を、意志を
誰が引き継ぐのか 明確にする事です。

お葬式をするのが、
一番 合理的ですよねぇ。






5.死から生を再確認(道徳的・教育的)

死から生を再確認するという道徳的・教育的意味のお葬式
というのは、
愛する人の死をきっかけに、
自分が今生きている事を
しっかり自覚し、

生きるってどういう事か?

生きてなすべき事は何か?

を考える事です。



実は、もうすぐ、
10月13日の土曜日、午後2時から、
埼玉グランドホテル本庄で、本庄市仏教界の主催で、
「仏のお話を聞く会」というのが開かれて、
そこで「生まれて、生きて、死んで、それから・・・」
っていう演題でお話をさせていただく予定になっています。

       これは、平成24年9月16日(日曜日)に、
       JAアグリホールかごはらに於いて行った
       葬儀セミナーで講演した内容です。


そこで、日本人は、
死ぬ事は どっかで生まれて変わっているんだ
って考えていたようだ
という事をお話させていだたくつもりです。

例えば、産湯と湯灌、産婆さんと奪衣婆、
お七夜と初七日、等々、
みんな一緒でしょって事など。

参加自由で、無料で、結構、人も集まるらしいですから、
暇だったらどうぞ。

問い合わせ先は、本庄市内のお寺さんなんでしょうけど、
本庄のグランドホテルでもわかるんじゃないかと思います。






6 は 5 までのまとめです。

お葬式というものを通して、
先祖はどうしてこういう儀式を伝えて来たんだろう
と 真剣に考え、
その儀式の中の先祖の思い、願い、優しさを知り、
また、故人と自分とそれを取り巻く多くの人々、
お葬式に係わる人達と接して、

感謝の念を持ち、あるいは ポジティブに 
そんなふうに心がけ、

自分は今 どこにどういう立場でいるのか、
自分の位置を再認識し、

自分のこれからとるべき指標を確定し、
新たに歩き始めるきっかけに、
お葬式というものを昇華させたいものです。






今日は、ここまで!

もう少し続きます!


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