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徒然なるままに その資料集(1)

徒然なるままに日ぐらしブッダを慕いて

   ~布教という事についての私論・試論・始論~

               第7部 吉祥寺 瀧川善海



               天台宗埼玉教区合同研修会
               平成26年3月4日(火)
               於.喜多院 斎霊殿



1.演題と内容

 ・愚中極愚、狂中極狂、塵禿有情、底下最澄、上違於諸仏、中背於皇法、下闕孝禮

 ・つれづれなるまゝに、日暮らし硯に向いて、心に移り行くよしなしごとを、
  そこはかとなく書きつくれば、怪しうこと物狂おしけれ

 ・五時八教~五時〈華厳・鹿苑・方等・般若・法華涅槃)

  化義四教(頓・漸・秘密・不定)

  化法四教(蔵・通・別・圓)

 ・温故知新 圓機淳熟

 ・三無主義(無気力・無関心・無責任)

  四無主義(無感動)

  五無主義(無作法)
 
 ・飯室静算 播磨道邃 寶地房證眞 慈山妙立 霊空光謙 玄門知幽

 ・対機説法 ソクラテス クサンティッペ プラトン

 ・真似ぶ → 学ぶ

 ・諸法実相 天台智者大師智禅師

 ・六波羅蜜~布施(檀)・持戒・忍辱・精進・禅定・般若(智恵)





まだまだ続きます。

今日は、ここまで!


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徒然なるままに その59

死というものに
一番近いところにいるひとり、
とも言える私たち僧侶、布教師です。

死を語る時、
「死に至るまでの人生の歩き方を 
 ネガティブに深刻に語るべきではない。

 ホトケさんでもないくせに、
 偉そうに、こうあるべきだ論を言うべきではない。」
と私は思います。

むしろ、
残りの人生との可能性のすごさを語り、

「俺の命をなめんなよ!」

って自分に胸を張れるくらい、
聞いてる人みんなが 
溌剌とした人生を送れるような、

そんなお話をしていけたらいいな、

そのためには、
布教師さん自身が

「自分の人生スゴイ」と思える素晴らしい人生を送る事が
大事なんじゃないかなぁ、

というのが私の主張です。







最後の最後に もうひとつだけ。

小田和正さんの『たしかなこと』という歌の歌詞の中に、

哀しみは絶えないから、

 小さな幸せに、

 気付かないんだろ


って出てきます。



幸せとか、素敵な事とか、

ワンダフルな事、ビューティフルな事、

それは 目指すものではなく、

気づく事だという事です。



だから、人生の目的は 幸せになる事じゃない、

幸せな自分に気づいて、
そこが出発点になって、

さぁ、なりたい自分、理想の自分に向って
「出発進行」って事です。







今日のお話のまとめ、結局まとまりませんでした、
という事になっちゃいました。

予想通りです。



ただ、「言いたい事は ほんの少しだけ言えたかな」って感じです。



布教って、修行です。

そして、人生を楽しくするには どうしたらいいかを 
伝える事です。



そのためには、
布教する人自身が、
生きる事にワクワク感動してなきゃダメだって事です。




みなさん、先ずは 生きる事を楽しみましょう、自利です。

それを たくさんの人におすそ分けして、みんなを幸せにしていきましょう、利他です。



今日は、みなさんの残り少ないって言っちゃダメですけど、
大切なお時間を 私の妄想にお付き合いいただいてしまって、
先ずは申し訳ありませんでした。

そして、心から ありがとうございました。

終わります。






今日は、ここまで!

次回からは、この講演会の資料の羅列です。


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徒然なるままに その58

となると、次は 生き方 です。

こういう事かなって思えるヒントを与えてくれたのは、
スティーブン・スピルバーグの 
ラストシーンから書く
っていう言葉なんです。

人生のラストシーンて何かというと、
もちろん 死ぬ間際です。






1) その時 どうなってんだろう とか、

2) 誰がそこにいるんだろう とか、

3) みんな私を どう思ってるんだろう、
   私の人生・生き方を ほめてくれるかなぁ とか、

4) 仕事は、

5) お寺は、

6) かみさんは、

7) 子供は、

8) 苦しがって死ぬのかなぁ、
   そうだと嫌だなぁ とか、

8) ローンは全部返せるかなぁ とか・・・・・・






心配は尽きませんけど、

でも、その心配って 変じゃありませんか?

だって 自分の人生ですよ。

死ぬのは自分だし、

死ぬまで生きてなきゃならないのも自分だし、

こうなりたい、こうありたいって考えるのも、

もちろん 自分なんです。



で、こうありたいって、悪い事を考える人は、
マゾヒストだけでしょう。

いい方に考えるのが普通。





死ぬ間際、

1) 私は、幸せいっぱいで、

2) 大好きな人たちに囲まれて、
   みんな私との別れを悲しんで涙を流してくれていて、

3) 「この人の人生って 素敵な人生
 
    大したもんだ、
 
    自分もこの人のような人生を送りたい」

   って言ってくれて、

4) 仕事も順調にいってて、

5) お寺も みんな集まって 活気があって和やかで、

6) 奥さんも

7) 子供たちも幸せで、

8) 全然 苦しくなくて、
   もうすぐ死ぬなんて感じがしなくて、

9) 借金もない
   むしろ たくさんの財産が有って
   困ってる人たちに寄付をして・・・

そんなふうになりたいですよねぇ。



だったらそんなふうになるように、
そんなふうになる事を目標に、

これから生きていけばいい。

まーだ 皆さんは、死にゃしねぇんだから、大丈夫。

人生っていうもの、その歩き方、生き方って、
突き詰めれば、自分の目標、なりたい自分を決めて、
それに向っていけばいい、

意外とシンプルなのかもしれません。



「ブッダの言いたかったのは そういう事、

 そして、ブッダの生き方も 
 そういう事だったんじゃないかなぁ」

って、私は考えてます。






ネイティブアメリカンの諺

「あたなが生まれた時、
 
 あなたは泣いていて まわりの人たちは 笑っていたでしょう。

 だから、いつかあなたが死ぬ時、

 あなたが笑っていて まわりの人たちが泣いている。

 そんな人生を送りなさい。






今日は、ここまで!


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